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奄美大島旅行記 その5

 奄美大島といえば海。この日は島内ドライブの途中、「大浜海岸」に立ち寄りました。
 大浜海岸は島の西側にあり、東シナ海に面しています。名瀬の市街地から車で10分ほどのところで、海水浴客が最も多いビーチだとか。珊瑚礁に囲まれ、透き通るようなマリンブルーの海は奄美群島国定公園のひとつに指定され、海浜公園としても整備されています。
 
 海岸のすぐ際まで山があり、その山を下ると海が見えてきます。山の上から大浜海岸を撮影。

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 この日は台風8号が台湾を抜けたばかりで、波がまだ少し荒かったため海水浴はなし。裸足になって砂浜を歩くだけにしました。珊瑚の砂浜は白く、いわゆる星の砂ってやつ。ちびっ子たちは海に入りたくて仕様がない様子でした。

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 この砂浜には、夏になるとアカウミガメとアオウミガメの2種類が産卵にやってくるそうです。卵は60日程度でふ化し、再び子ガメたちは海へと帰っていきます。テレビでは見たことあるけど、実際に見てみたいものです。

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 ここ大浜海岸は夕陽がとてもきれいなところで、そのためだけにわざわざ訪れる人が多いそうです。東シナ海に沈む夕陽。もうちょっと待って見て帰りたかったですが、このあとここから1時間くらい離れたところで行われる花火大会に行く予定だったので、残念ながら断念しました。

 大浜海岸から北へ車で1時間。奄美市笠利町にある「宇宿漁港」でこの日行われる花火大会に訪れました。宇宿漁港は、旅行記その1で紹介したあやまる岬からほど近いところで、この日は「あやまる祭り」があり、昼間から船こぎ競争や島唄ライブなどのイベントが行われたそうです。
 花火大会は私の住む神戸でも有名なものがあって特別珍しいことでもないですが、何が違うって見物客の数。笠利町中の人が集まったってたかがしれてます。都会の花火大会は人ごみを見に行くようなもので、ゆっくり観賞など出来ません。神戸では20万人以上も人が集まり、何年か前には死亡事故まで発生してます。私は人ごみが嫌いで行ったことがありません。

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 この日の見物客は5,000人ほど。堤防の一番いい場所に座って2,000発の花火を堪能しました。すぐ目の前の突堤に発射台があったため、ド迫力のロケーション。花火が頭の上に降ってきそうです。

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 ここ宇宿の海にはヤドカリが多く見られます。海辺にいるのは小さなヤドカリですが、海辺から少し離れたところには、天然記念物に指定されている「オカヤドカリ」が生息しています。名前のとおり陸で生活します。夜行性で、夜になるとワンサカ出てきます。

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 とにかくデカイ(笑)。体長は7~8cmあります。近づいて見るとちょっとグロテスク。しかしちびっ子たちは大喜びで、何十匹も捕まえていました。天然記念物だから持って帰れないんですけどね。

 なんだかんだで奄美大島旅行はもうちょっと続く。


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by sakanoueno-kumo | 2009-08-22 02:04 | 鹿児島の史跡・観光 | Trackback | Comments(0)  

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