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高橋大輔が銅メダル。織田信成選手は・・・。

男子フィギアスケートの高橋大輔選手が見事銅メダルに輝きました。
この種目での日本人男子としては史上初のメダル獲得ということで、本当におめでとうございます。
演技開始早々の4回転ジャンプ失敗で転倒したときはヒヤッとしましたが、全ての演技を終了した後の彼のやりとげた感を感じさせる表情を見ると、見ている側もホッとさせられました。
もちろんメダル獲得というのが目標には違いないでしょうけど、まずは競技を終わったあとに満足できるかどうかが大切なんですね。
そのうえで良い結果になれば申し分ないのでしょうね。
見事な銅メダルでした。

一方で、ショート4位でフリーに臨んだ織田信長・・・じゃなかった織田信成選手ですが、演技終盤にさしかかったところで靴紐が切れて中断という痛恨のアクシデントに見舞われ、満足いく結果を得られませんでした。
あんなことがあるんですね。
減点はあるにしても、演技の中断が3分間認められているということも初めて知りました。
彼の先祖である織田信長は、最も信頼していた家臣の明智光秀に裏切られて命を落としますが、スケート選手にとって最も大切なシューズに裏切られるとは・・・これも遺伝子でしょうか・・・(←かなりこじつけですかね?笑)。
それでも気持ちを切り替えて演技を再開し、そこからまた素晴らしい滑りを見せてくれたのは圧巻でしたし、中断の間から演技を再開するまでの観客席の温かい拍手は、見ていてこみ上げるものがありました。
これぞスポーツの醍醐味ですね。

話は数日遡りますが、先日、ロシアに国籍を変えてまでオリンピックに臨んだフィギュアスケートペアの川口悠子選手が、演技直前に内容変更をコーチから言われたことで動揺をして結果を残せず、メダルを逃してしまいましたね。
予選を3位で通過したことで、リスクの多い技をやめて守りにいったコーチに対して、あくまで難易度の高い技にこだわった川口選手は納得のいかないまま演技に入り、結果守りにいった演技ですらミスを重ねたと・・・。
この件で今更ながら思ったのは、スポーツにおいてメンタル面がいかに重要であるかということを再認識しました。
巷では、守りに入ったコーチを責める声が多いようですが、果たしてどうなんでしょうね。
私はよく知らないのですが、フィギュアスケートにおいて、このように予選順位によって直前に演技の内容を変えるという作戦が当たり前にあることなのであれば、そこで気持ちを切り替えられなかった川口悠子選手が未熟だということになりますし、もし直前に変えるなどありえないことであれば、メンタル面に対する配慮がたりなかったこのコーチのクオリティが問われるのかなと・・・。
そのどちらが正しいのか私にはわかりませんが、いずれにしても、オリンピックに出てくるアスリートたちは皆、技は一流の人たちばかりで、そこで力を出せるかどうかは、最終的にはやはり精神的なものなんですね。
モチベーションを保つことが出来なかった川口選手にとっては、とても悔いが残るオリンピックになったことでしょう。
織田信成選手は、運に見放されても気持が折れることが無かった・・・彼は本当の意味で一流だと私は思います。



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下記、記事本文引用
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フィギュア、高橋大輔が銅メダル 男子悲願の表彰台、五輪第7日
 【バンクーバー共同】バンクーバー冬季五輪第7日の18日(日本時間19日)、フィギュアスケート男子で高橋大輔が銅メダルを獲得した。日本のフィギュアスケート男子には32年のレークプラシッド大会に初出場して以来、悲願のメダル。フィギュアでのメダル獲得は2大会連続で織田信成、小塚崇彦も入賞。スピードスケート女子1000メートルで小平奈緒が5位と健闘。15歳の高木美帆は35位。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100219-00000546-sanspo-spo

by sakanoueno-kumo | 2010-02-20 00:38 | 他スポーツ | Trackback(1) | Comments(5)  

Tracked from はまかぜマリンワールドの.. at 2010-02-20 06:37
タイトル : 高橋大輔選手、銅メダル獲得!
こんにちは。本日二度目の投稿です。先ほどフィギュアスケートの男子フリーが行われ、高橋大輔選手がなんと銅メダルを獲得しました。 金メダルはアメリカのライサチェック選手、銀メダルはロシアのプルシェンコ選手でした。これで日本のメダルは、銀1、銅2の3枚になりました。(ただし、相変わらず金メダルはゼロのままですね。) ちなみに小塚選手は8位入賞、織田選手は7位入賞となりました。途中でなんと、織田選手の演技でトリプルループに失敗して手を突いたときに、「スケート靴の紐がきれる」アクシデントがあったそう...... more
Commented by i0812n at 2010-02-20 06:36
おはようございます。悲願の表彰台、本当にめでたいです。今後の
活躍も期待したいものです。トラックバックします。
(女子フィギュアも楽しみになりますね。)
Commented by sakanoueno-kumo at 2010-02-20 09:27
< i0812nさん。
今大会3個目のメダルですが、まだ男子ばかりですね。
女子にも期待したいものです。
Commented by heitaroh at 2010-02-20 16:12
我々の日常でも良くあることですよね。
準備が出来てない第一案よりも、準備が出来ている第二案の方が良い・・・ということが。
私は、この話は初めて知りましたが、もし、そうなら、これはコーチのミスですよ。
どうしても、コーチがこの変更を通したいのなら、もっと、本人たちに納得させなきゃ。

まあ、ロシア人のことですから、どっちでも良いですけどね(笑)。
Commented by sakanoueno-kumo at 2010-02-20 18:20
< へいたらうさん。
結局はコーチと選手の信頼関係がどれほど構築されていたかでしょうね。
100%信頼しているコーチの作戦なら、たとえそれが自分の思いとは異なっていても、身をゆだねることが出来たのかなと・・・。
フィギュアのような個人競技では、尚更でしょう。
Commented by ブログランキング at 2010-02-21 13:09 x
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