赤穂四十七義士を祀る大石神社に初詣。

というわけで、元旦の稿でも申し上げましたが、今年の正月は播州赤穂で過ごしまして、となれば当然、初詣も赤穂の神社に参ることとなり、同市中心部にある大石神社に参拝してまいりました。
この大石神社の「大石」は、いうまでもなく大石内蔵助良雄からきたもので、ここ大石神社には内蔵助ら四十七義士と中途で自害した萱野三平が合祀されています。

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正門を入ると、いきなり四十七義士全員の等身大の石像が左右に並んで迎えてくれます。
参道の左右に、吉良邸討ち入りの際の表門隊裏門隊に分けて並んでいました。
こちらが、内蔵助が率いた表門隊。↓↓↓
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こちらが、内蔵助の嫡男・大石主税良金を大将とし、吉田忠左衛門堀部安兵衛が支えた裏門隊です。↓↓↓
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このとき主税は若干15歳(かぞえ)、今でいえば中2か中3です。
内蔵助がこの裏門隊に、もっとも信頼していた吉田忠左衛門と、一番の剣客とされた堀部安兵衛をつけた親心がわかるような気がします。

大石内蔵助良雄と大石主税良金父子の石像は向かい合うように立っていました。↓↓↓
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そして主税を支えた裏門隊の堀部安兵衛と吉田忠左衛門。↓↓↓
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一応、四十七義士すべての写真を撮ったのですが、ここで全部紹介するのはさすがに大変なのでやめておきます。

赤穂市は人口5万人ほどの決して大きいとはいえない町ですが、この日の大石神社は市内の人口がすべて集結したような賑わいでした。
ここ大石神社は、主君の仇討ちという大願を果たした祭神に因んで、「大願成就」の御利益があるとされ、受験生の合格祈願などで人気があるようです。
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境内にも内蔵助の像がありました。
こちらは結構古いもののようです。↓↓↓
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記念撮影用の忠臣蔵大絵馬です。
右を見ても左を見ても、内蔵助だらけです(笑)。
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この大石神社が建てられたのは大正元年のことですが、元禄赤穂事件以降、義士を称揚する人々によって旧赤穂城内の大石邸内に小さな祠が設けられ密かに祀られていたそうで、明治になって「大石神社」として神社を創建することが政府から許可され、今に至るそうです。
この元禄赤穂事件、いわゆる『忠臣蔵』ですが、一般に私たちが知る『忠臣蔵』の物語は、事件発生から約半世紀ほど過ぎた時代に書かれた歌舞伎人形浄瑠璃がベースとなっており、脚色された部分がたくさんあるといわれています。
でも、それにしても日本人はいつまでも『忠臣蔵』が好きですよね。
現在でも、討ち入りが行われた12月14日あたりになると毎年どこかの局でテレビドラマが制作・放送され、それなりの高視聴率が取れる鉄板物のようです(この正月も確か6時間ほどの長丁場でやってましたよね。一応録画はしていますが、なんせ長すぎるため、はたして観る時間が作れるかどうか・・・苦笑)。
自らの命を捨て、幕府の不公平な判決を自分たちの手で解消し、主君への忠誠を果たした彼ら赤穂義士の行動に日本人的ロマンを感じ、もはやこの物語に関していえば、実話か虚構かなんて無粋なことはどうでもいいことなのかもしれません。
ただ、この逸話で完全に悪役の汚名を着せられてしまった吉良上野介義央には、少々気の毒な気がしないでもないですが・・・。

ここ大石神社のすぐ側には赤穂城跡があり、他にも内蔵助をはじめ義士宅跡などの史跡が数多くあるのですが、この日は家族と一緒だったため神社への参拝のみ。
また今度、あらためて時間を作ってゆっくり訪れたいと思います。


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by sakanoueno-kumo | 2012-01-05 02:53 | 兵庫の史跡・観光 | Trackback | Comments(8)  

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Commented at 2012-01-05 21:54 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sakanoueno-kumo at 2012-01-06 00:51
< 非公開コメントさん
コメントありがとうございます。
委細、承知いたしました。
お返事はそちらにさせていただきました。
Commented by 一大河 at 2012-01-06 01:15 x
こんばんは。

当ブログへのコメント、有難うございました。
祝着の極みにござりまする。

これからもよろしくお願いいたします!
Commented by sakanoueno-kumo at 2012-01-06 11:01
< 一大河さん
こちらこそ、よろしくお願いします。
Commented by heitaroh at 2012-01-13 13:12
福岡にも実はこういうのがあるんですよ。マニアのスポットですが(笑)。
Commented by sakanoueno-kumo at 2012-01-13 16:46
< heitarohさん
そーなんですか?
福岡と赤穂浪士と、何の関係があるのでしょう?
四十七士は赤穂出身は半数程度で、残りの半数は他国のものだったと聞きますが、その中に福岡の者がいたのでしょうか?
たしかに、マニアしか知らない情報ですね(笑)。
Commented by heitaroh at 2012-01-13 17:56
まったくいません(笑)。
Commented by sakanoueno-kumo at 2012-01-14 22:36
< heitarohさん
つーことは、義士を称揚する人が勝手に作っちゃったってことでしょうか?
赤穂浪士もビックリでしょうね(笑)。

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