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なでしこジャパンの決勝進出は、勝利の女神のおかげか五輪の魔物の仕業か?

【ロンドン共同】ロンドン五輪第11日の6日、サッカー女子の日本は準決勝でフランスを2―1で破って決勝に進出、初メダルとなる「銀」以上を決めた。決勝は3連覇を狙う米国戦。レスリング男子グレコローマ...
ロンドンオリンピックのサッカー女子準決勝で日本代表「なでしこジャパン」はフランス代表チームを2−1で破り、初の決勝進出を決めました。
これにより必然的に日本女子サッカー初のメダル獲得が確定しました。
あとはその色だけですね。
試合後のインタビューで澤穂希選手は、「ここまで来たら一番輝く色のメダルを目指します。」と語っていましたが、言うまでもなく日本のファンが期待する色も昨年のワールドカップと同じ一番輝く色のメダルです。
決勝の相手はオリンピック3連覇を目指すアメリカに決まったようですが、まさしく、昨年のワールドカップの決勝戦の再現ですね。
これに勝って、史上初のワールドカップとオリンピックの2冠達成を決めてほしいものです。

それにしてもフランス戦は手に汗握る戦いでしたね。
あれは心臓に悪いですよ(苦笑)。
ゲーム内容を簡単に振り返ると、前半は日本が主導権を握りながらもなかなかシュートまで持ち込めずにいましたが、前半30分過ぎにゴール前に送った宮間あや選手のフリーキックがフランスGKのキャッチミスで混戦となり、こぼれ球を大儀見優季選手が押し込んで先制。
1-0で折り返した後半開始早々、またも宮間選手のフリーキックに阪口夢穂選手が頭で合わせてゴール。
2-0となったこの時点で、寝不足の私は寝ようかどうか迷いましたが、もう1点取るまではやはり安心できないと思い、もうちょっと観ることにしました。

ところが、ここからフランスの怒涛の攻撃が始まり、とても寝れるような状況ではありませんでした。
前半主導権を握っていた日本の中盤は機能しなくなり、逆にフランスが中盤を支配していとも簡単に縦パスを通すと、個人技勝負に持ち込む力押しで日本ゴールに迫ります。
なんでああも極端に形成が変わっちゃうんでしょうね。
2点を守りたい日本と追いつきたいフランスというあの展開で、日本はどうしても守備重視になるのはやむを得ないにしても、ずっと攻められっぱなしではいずれ失点しますよ。
案の定、後半30分過ぎに右サイドを崩されて1点返され、その直後にPKを与えてしまったときには、誰もが同点を覚悟したんじゃないでしょうか?
まさかの失敗でしたね。
あれは“勝利の女神”が日本に微笑んだのか、あるいは“オリンピックの魔物”がフランスを襲ったのか、どっちでしょうね?
TV画面では、キックと同時にフランス陣営が両手を上げて喜びを表す体勢に入ったものの、次の瞬間予想外の失敗によって上げた手の収めどころを失い、両手を上げたままなんとも言えないリアクションをとる滑稽な姿が映し出されていましたが、誰だってああなりますよね。
だってGKの福元美穂選手は完全に逆をつかれてましたから。
女神のおかげか魔物の仕業か、いずれにせよ、あそこがターニングポイントでしたね。
なでしこたちの執念が、女神か魔物を呼び寄せたのかもしれません。
まさに「逃げ切った」という言葉がピッタリの紙一重の勝利でした。

大舞台では、ある種の神憑り的な力がはたらいたとしか思えない出来事が起こることがままあります。
言い替えれば、そういった力を味方につけることが出来た者が、勝利者となり得るのかもしれません。
神の力を味方につける念仏は、勝利への執念です。
日本とアメリカ、どちらの執念が強いか・・・9日の決勝戦を楽しみにしましょう。


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by sakanoueno-kumo | 2012-08-07 14:01 | 他スポーツ | Trackback | Comments(0)  

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