人気ブログランキング | 話題のタグを見る

レスリング女子で伊調馨選手と小原日登美選手がダブル「金」!

【ロンドン共同】ロンドン五輪第13日の8日、レスリング女子63キロ級の伊調馨が日本女子で全競技を通じ初の五輪3連覇、48キロ級の小原日登美も初優勝し、2階級で金メダルを獲得した。陸上男子200メ...
ロンドンオリンピック女子レスリングで日本勢が2つの金メダルを獲得しました。
まずは48キロ級の小原日登美選手が同階級で日本勢初の金メダルを獲得し、続いて63キロ級の伊調馨選手が2004年のアテネ、2008年の北京に続くオリンピック3連覇を達成。
日本勢の個人種目3連覇は柔道男子60キロ級の野村忠宏選手に続き2人目で、女子では初の快挙だそうです。

伊調選手は2007年5月のアジア選手権でふとももの肉離れを起こして試合を棄権し「不戦敗」となって以降、今大会前まで公式戦68連勝中と負け知らずだそうで、その不戦敗を除いて実際に相手を組み伏せた数で言えば、2003年3月から今大会前まで、実に149連勝中だったそうです。
それを聞けば、金メダル獲得は当然の結果のように思えますが、終わってみればそうかもしれませんが、実際には優勝を絶対視される中で期待どおりの結果を出すというのは並大抵のことではないと思いますし、特にオリンピックという舞台では、そのプレッシャーから本来の力を出し切れず、往々にして番狂わせが起きやすいものです。
かつて柔道女子48キロ級で5大会連続でメダルを獲得した谷亮子選手も、たしか1992年のバルセロナの決勝で力を出し切れずに敗れて「銀」になってから、4年後のアトランタまで一度も敗れることなく公式戦84連勝で臨んだ決勝戦で、またも力を出せずに「金」を逃しました。
それまでの「不敗神話」というのは、オリンピックの舞台ではあまり関係ないばかりか、逆にプレッシャーの材料となってしまう場合もあるのかもしれません。
そんな中、伊調選手は決勝も含めた4試合で対戦相手に1ピリオドも許さないという圧倒的な内容での優勝でした。
しかも聞くところによれば、ロンドン入りしてから練習中にじん帯を痛め、痛み止めを打っての試合だったとか。
たいした精神力ですね。

小原選手のことはよく知らなかったのですが、一度引退して復帰しての金メダルだそうですね。
もともと51キロ級だった彼女は、同階級で6度の世界選手権女王になっていながら、アテネでオリンピック正式種目入りしたレスリング女子に51キロ級はなく、階級の兼ね合いでオリンピックには縁がなかったそうです。
一度はあきらめて引退したものの、翌年48キロ級に階級を下げて現役復帰を果たし、そこから2年連続で同階級の世界選手権を制してオリンピック出場の切符を掴み、そのオリンピックでみごと頂点に上りました。
こちらも、たいした精神力だと思いますね。

とにかく、2人とも金メダルおめでとうございます。

さて、今夜は伊調選手に続いてオリンピック3連覇を目指すアルソック体操吉田沙保里選手が登場しますし、「気合だ!気合だ!気合だ~!!」で有名なアニマル浜口選手・・・じゃなくてその娘の浜口京子選手も出てきます。
明け方には、いよいよ「なでしこジャパン」の決勝戦もありますよね。
終盤を向かえたオリンピックですが、ラストスパートで金メダルラッシュといきたいですね。
今夜もまた徹夜になりそうです(笑)。

それにしても、女子ばかりの活躍が目立ちます。
頑張れ!男子!


ブログ村ランキングに参加しています。
よろしければ、応援クリック頂けると励みになります。
     ↓↓↓
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ
にほんブログ村

by sakanoueno-kumo | 2012-08-09 13:57 | 他スポーツ | Trackback | Comments(0)  

<< 女子レスリングで吉田沙保里選手... 卓球女子団体で銀メダル!~福原... >>