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ボクシングの村田諒太選手とレスリングの米満達弘選手の「金」で、なんとか保てた男の面目。

【ロンドン共同】ロンドン五輪最終日の12日、レスリング男子フリースタイル66キロ級で米満達弘が金メダルを獲得した。日本のメダルは金7、銀14、銅17の38個となり、アテネ大会(37個)を抜いて1...
半月以上に渡って繰り広げられてきたロンドンオリンピックですが、終盤になって日本に金メダルが連発しましたね。
実は私、お盆休みを利用して家族旅行に出かけており、最後の2つの金メダルをリアルタイムで観ることができなかったのですが(閉会式も観れませんでした)、ここまでずっとオリンピックネタを起稿してきて、最後のこの2つの「金」のみスルーというのは何となく気持ち的に納まりが悪く、今さらではありますが、自身の記録という意味で起稿しておきたいと思います。

まずは日本時間の12日早朝、男子ボクシング・ミドル級で村田諒太選手が金メダルを獲得しました。
ボクシングでの「金」獲得は、1964年の東京大会のときの桜井孝雄(バンタム級)以来48年ぶりの快挙で、通算でも2人目のことだそうですね。
日本のアマチュアボクシングの競技人口がどのくらいいるのか知りませんが、私たち素人はボクシングといえばどうしてもプロを連想してしまうので、アマチュアのことをあまり知りません。
素人考えでいえば、実力者はプロに転向してしまうためアマのレバルはさほど高くないように思ってしまうのですが、実際にはプロとアマは全く別のもので、どちらが上というものでもないそうですね(プロレスとアマレスも全く違うものですが、あれと同じようなものでしょうか)。
考えてみれば、プロボクシングの世界チャンピオンは同階級でもWBCWBAの2人いますし、その実力さえあればいつでもチャンピオンに挑戦できるチャンスはありますが、アマボクシングの金メダリストは同階級では1人しかいませんし、チャンスも4年に一度しかありません。
そう考えれば、プロボクシングの世界チャンピオンになるよりアマボクシングの金メダリストになる方が難しいともいえます(あくまで見方によれば・・・です)。
今回、村田選手の数日前にバンタム級でも清水聡選手が銅メダルを獲得しましたよね。
この度の2人の活躍で、アマボクシングが見直されるきっかけになるんじゃないでしょうか。

続いてレスリング男子フリースタイル66キロ級で米満達弘選手が金メダルを獲得。
レスリング男子での「金」獲得は、1988年ソウル大会以来6大会24年ぶりのことだそうです。
24年前のレスリング男子金メダリストといえば、帰国後に上野駅の電話ボックスに金メダルを置き忘れたことで知られる小林孝至選手ですね(同大会ではもうひとり佐藤満選手も「金」でした)。
かつてはお家芸といわれていたレスリング男子でしたが、近年では女子にそのお株を奪われ、大活躍の女子の「おまけ」的扱いとなっていました。
これでなんとか威信を守りましたね。
どうか、置き忘れることのないように気をつけてください(笑)。

米満選手の「金」によって、3人の「金」が出たレスリング女子に何とか顔向けできます。
また、つい先日まで日本の男子の金メダリストは体操個人総合の内村航平選手ただひとりでしたが、村田選手と米満選手のふたりが加わったことで日本の金メダルの総計7個のうち男子3女子4と、なんとか男の面目を保てました。
同じ男として、この両人には今まで以上に多くの拍手を贈りたいですね。
最後の最後に男の意地を見せてくれて、本当にありがとうございます。

近日中にロンドンオリンピックの総括を起稿したいと思っています。


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by sakanoueno-kumo | 2012-08-14 21:58 | 他スポーツ | Trackback | Comments(0)  

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