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心に残る名曲 No.12 『ヴァージニティー』 レベッカ

久しぶりに「思い出の曲」シリーズです。

20歳前後の一時期、めちゃめちゃレベッカにハマっていた時期ありました。
圧倒的な声量のボーカル・NOKKOの魅力と、激しいロック調のビートでありながら、切ないメロディラインの曲が多くて、当時としては結構新鮮なバンドでしたよね。
女性ボーカリスト1人に男性の演奏メンバーというスタイルも、いまでこそたくさんいますが、レベッカが先駆けだったんじゃないでしょうか?(その後、DREAMS COME TRUEリンドバーグなどが出てきて、いまのいきものがかりなどに繋がっていくんですね)
ロックを歌う女性ボーカリストというのも、ソロを含めてもあまりいなかったと思います。

レベッカといえば、誰もが最初に思い出すのは出世作の『フレンズ』だと思いますが、私の一番の思い出の曲は、初めて聴いた曲、『ヴァージニティー』です。



この曲はセカンド・アルバム『Nothing To Lose』のオープニング曲で、デビュー2曲目のシングル曲でもあります。
この1年後に『フレンズ』が大ヒットして一気にメジャーになりますが、私は、世間にまだあまり知られてなかったこの曲の頃からファンでした(これ、プチ自慢です)。
初めてNOKKOの歌声を聴いたとき、正直ぶっ飛びましたね。
まさしく、ジャパニーズ・シンディーローパーだ!!!・・・と。
このアルバムと、翌年に出たサード・アルバム『WILD & HONEY』は、私の中ではいまでも心の名盤として深く刻まれています。

この『ヴァージニティー』の歌詞の意味は、そのタイトルどおり、ロストバージンを歌ったものでしょう。
キュートな女性ボーカリストがこのような歌詞を歌うことも、結構ショッキングでした。
この曲はNOKKOの作詞ではありませんが、彼女の書いた歌の中にも、結構どぎつい内容の歌があるんですよね。
これも、当時としてはあまり例がなかったように思います。
ネットで調べてみると、この歌詞の意味を「処女を奪われ自殺した女の子の歌」と解説する人もいるようですが、たしかにとりようによってはそう解釈できなくもないですが、たぶんそれは深読みしすぎでしょうね。
おそらくそのイメージは、『フレンズ』が主題歌で『ヴァージニティー』が挿入歌として使用された、このドラマのこのシーンから来るものでしょう。↓↓↓



のちにビックになったミュージシャンたちで、レベッカに影響を受けたと語る人はたくさんいるんですよね。
NOKKOの歌声だけじゃなく、楽曲としてクオリティが高かったということだと思います。
ホントいま聴いてもぜんぜん古くないですね。


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by sakanoueno-kumo | 2013-06-13 20:39 | 音楽 | Trackback | Comments(0)  

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