心に残る名曲 No.14 『愛しき日々』 堀内孝雄

大河ドラマ『八重の桜』が、前半の最大のクライマックスである会津戦争のくだりに入っていますね。
前話では、あの白虎隊の悲劇が描かれました。
白虎隊といえば、滅びゆく会津藩の象徴的存在となっていて、これまでも数々のドラマなどで描かれてきましたが、わたしのなかで強く印象に残っているのが、昭和61年(1986年)の年末時代劇として放送された、6時間の超大作『白虎隊』です。
当時、わたしは19歳で、いまほど歴史小説などにハマっていたわけでもなく、会津戦争についても、通り一遍の知識しかありませんでした(幕末史というと、どうしても薩長目線で描かれた作品のほうが多いですしね)。
そんななか、はじめて滅びゆく側からの視点で幕末史を見たのがこの作品でした。
若かったせいもあってか、実に感動したのを覚えています。
で、本日紹介する思い出の名曲は、そのドラマ『白虎隊』の主題歌だった、堀内孝雄さんの『愛しき日々』です。



ドラマの影響というのは実に大きいもので、以後わたしは、白虎隊といえばこの曲を思い出しますし、会津藩と聞けばこの歌が頭の中に流れます。
作詞は小椋佳さん、作曲は堀内孝雄さんですが、はじめからドラマの主題歌として作られたのか、それとも先にこの歌があった上で主題歌として使われたのかわかりませんが、
歌詞の内容があまりにもドラマと、いや幕末における会津藩とマッチしすぎてるんですよね。

♪ かたくなまでのひとすじの道 愚か者だと笑いますか ♪

これ、会津藩の無念を代弁してるとしか思えないですよね。

♪ 生まじめ過ぎた真っすぐな愛 不器用者と笑いますか ♪

これもまた、幕府孝明帝のために忠節を貫いた松平容保の姿とラップします。

♪ ひたすら夜を飛ぶ流れ星 急ぐ命を笑いますか ♪

これは、飯盛山で自刃する前夜の白虎隊士たちのことでしょうか?
白虎隊の少年たちの純粋無垢な忠義の精神は胸を打つものがありますが、後年かれらの行動は忠君愛国の模範のように称えられ、教育に利用され、やがては特攻隊などに繋がっていったことを思えば、必要以上に美化されるのも抵抗を感じますね。
自国を愛する心は美しくても、美しい戦争などありません。
参院選を目の前に憲法改正の論調がますます激しくなってきましたが、わたしも改正することを否定はしませんが、よくよく議論を交わして慎重に行なってほしいものです。

♪ 愛しき日々の儚さは 消え残る夢 青春の影 ♪

若者たちの愛しき日々が儚く終わることのないよう・・・。



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by sakanoueno-kumo | 2013-07-06 00:52 | 音楽 | Trackback | Comments(0)  

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