日本人歴代最年少メダリストの平野歩夢選手と、惜敗の高梨沙羅選手、同夜の明暗。
スノーボードの日本選手が五輪でメダルを取るのは初めてのことだそうですが、とくに、銀の平野歩夢選手は今大会日本人選手団の最年少選手であり、歴代冬季五輪でも日本人最年少メダリストの快挙だそうです。
まだ中学3年生ですからね。
これまでの最年少は長野五輪スピードスケートで金メダルを獲得した西谷岳文選手の19歳1カ月だったそうですから、15歳2ヶ月の平野歩夢選手は歴史を大幅に塗り替えたことになり、銅の平岡卓選手も記録更新ということになります。
欲をいえば、金メダル最有力候補といわれていたアメリカのショーン・ホワイト選手が4位だっただけに、史上最年少金メダリストといきたかったところでしたが、それは欲張りすぎですかね。
まあ、まだまだ15歳ですから、次回次々回と、金メダルに挑戦するチャンスはいくらでもあるでしょう。
楽しみですね。
一方で、もうひとりの期待の10代、ノルディックスキーのジャンプ女子の高梨沙羅選手は、残念ながら力を出しきれずに惜敗の4位でした。
今大会からはじめて採用された女子のジャンプ競技で、金メダル最有力候補と呼び声の高かった高梨沙羅選手。
今季W杯で13戦10勝と圧倒的な強さを誇ったスーパー少女でしたが、五輪の女神は微笑んでくれませんでした。
大会前のインタビューでは、「これまでプレッシャーなんて感じたことがない」とたのもしい発言をしていた彼女でしたが、試合後のコメントでは、「(五輪は)やっぱりどこか違うなと感じました。自分の納得できるジャンプができなかった」と涙ぐみながら語っていましたね。
もちろん、敗因はメンタル面だけではないのでしょうが、はじめて体感した五輪の空気のなかで、金メダル最有力候補という期待を背負って競技に挑む重圧を、感じないほうがおかしいでしょう。
残念な結果ではありましたが、はじめてプレッシャーというものを知ったことで、アスリートとしてひとまわり大きくなってくれるんじゃないでしょうか。
なんといっても、彼女もまだ17歳。
4年後を楽しみにしたいですね。
ところで、スノーボードのメダリスト2人のコーチは、4年前のバンクーバー五輪時に服装騒動を起こした國母和宏氏だそうですね。
彼の行動については、当時わたしも当ブログで批判したひとりですが(参照:国母和宏選手の騒動に思う。)、4年越しの汚名返上といったところですね。
選手たちに服装の指導をしたかどうかはわかりませんが(笑)。
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by sakanoueno-kumo | 2014-02-12 12:13 | 他スポーツ | Trackback | Comments(0)