大坂の陣400年記念大坂城攻め その8 ~本丸~

まずは、南側桜門から本丸に突入します。

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この桜門は徳川幕府によって寛永3年(1626年)に創建されたもので、重要文化財に指定されています。

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南側から見た本丸御殿跡です。
本丸とは城の中心部のことをいい、かつては、天守だけでなく政庁の機能を持つ御殿が建っていました。
大坂の陣によって豊臣時代の天守や本丸御殿は焼失してしまいますが、その後、徳川幕府によって盛土がほどこされ、再建されました。

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その後、幕末の戊辰戦争時の大火でほとんどが焼失してしまったため、史跡といえる建物はわずかになってしまいました。
特に、幕末の大修復で甦った本丸御殿は、京都の二条城二の丸御殿よりもさらに豪華な建物だったと言われていたそうで、焼失は残念な限りです。

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本丸の南西角にある日本庭園から撮影した天守です。
この日本庭園は、明治18年(1885年)に和歌山城二の丸御殿がこの地に移された紀州御殿(昭和22年に焼失)の名残だそうです。
絶好の撮影スポットです。

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天守に飛行機が・・・(笑)。

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「杼樟之記の碑」です。
江戸期を通じてここにあった樟が戊辰戦争の火災で枯死してしまったそうですが、碑文によると、その樹は豊臣秀吉手植えしたものだったという伝承があったそうです。
でも、秀吉の時代の本丸は徳川時代に埋め立てられていますから、あり得ない伝承ですけどね。

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明治天皇駐蹕之所碑です。
「駐蹕」とは、天皇が行幸の途中で一時乗り物を停めることだそうで、明治帝がこの地を訪れた際、ここでご休憩されたのでしょうか?
詳しいことが書いてなかったのでわかりません。

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本丸西側の石垣と、西の丸との間を分断する内堀です。
この広い堀と高い石垣を隔てて、淀殿北政所は睨み合っていたんですね(もっとも、この石垣は江戸期の再建ですが)。

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本丸北西に位置する隠し曲輪です。
ここも徳川幕府による再建時に造られたものですが、出入口が狭くて気づかれにくく、兵を隠す場所だったことから、隠し曲輪と呼ばれたそうです。
かつては幕府の焔硝蔵(火薬庫)が置かれていたことにより、立ち入りが厳しく制限されていたことから、ここに秘密の抜け穴があるとの伝説も生まれました。

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隠し曲輪から見た天守です。

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で、最後に北側の山里口から見た天守です。
「その6」で紹介した極楽橋を渡って坂を登ってきたところにある入口で、桜門が正面玄関なら、こちらは裏口のような扱いですね。
江戸時代にはここにも立派な門があったそうですが、戊辰戦争時に焼失してしまったそうです。

さて、本丸を制覇したあとは、いよいよ天守を攻めます。

大坂の陣400年記念大坂城攻め その1 ~外堀~
大坂の陣400年記念大坂城攻め その2 ~大手口、搦手口~
大坂の陣400年記念大坂城攻め その3 ~西の丸~
大坂の陣400年記念大坂城攻め その4 ~二の丸・豊国神社~
大坂の陣400年記念大坂城攻め その5 ~石山本願寺推定地の碑と蓮如上人袈裟がけの松~
大坂の陣400年記念大坂城攻め その6 ~内堀~
大坂の陣400年記念大坂城攻め その7 ~刻印石、巨石~
大坂の陣400年記念大坂城攻め その9 ~天守閣~
大坂の陣400年記念大坂城攻め その10 ~豊臣秀頼・淀殿ら自刃の地~
大坂の陣400年記念大坂城攻め その11 ~城中焼亡埋骨墳~

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大坂の陣400年記念ゆかりの地めぐり その1 ~三光神社(真田丸跡)~


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by sakanoueno-kumo | 2015-08-07 20:26 | 大坂の陣ゆかりの地 | Trackback | Comments(0)  

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