白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その3 ~三国堀・二の丸・本丸~

前稿では各所の「門」を見ていきましたが、本稿では、それらの門と門のあいだの各所を巡ります。

まずは、「菱の門」をくぐったところにある三国堀から見た天守です。

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白い天守が青空に映えて美しいですね。

拡大します。

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つづいて、「ぬの門」「りの門」の間にある、二の丸広場から見上げた天守です。

天守の真南にあたります。

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拡大です。

正面の石垣の上が本丸になります。

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二の丸には、『播州皿屋敷』で有名な「お菊井戸」があります。

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永正年間(1500年頃)、姫路城主小寺則職の執権・青山鉄山は、町坪弾四郎と語らい、城を奪おうと企てていました。

則職の忠臣・衣笠元信は、お菊を青山家に女中として住み込ませ、その企てを探らせました。

則職暗殺を探知したお菊が元信に知らせたため、則職は家島に逃げて殺されずにすみましたが、城は鉄山に乗っ取られました。

お菊の動きを知った弾四郎は、お菊を助ける代わりに結婚を強要しました。

元信を慕うお菊はそれを拒みました。

弾四郎はそんなお菊を憎み、青山家の家宝の10枚揃いの皿の1枚を隠し、その罪をお菊にかぶせて責めあげました。

それでも弾四郎を拒むお菊は、ついに切り殺されて井戸に投げ込まれました。

その後、毎夜この井戸から「1枚、2枚、3枚、・・・9枚」と、9枚目まで何度も数えるお菊の声が聞こえたといいます。

やがて元信らが鉄山一味を滅ぼし、お菊は「於菊大明神」として十二所神社内に祀られました。

(現地説明看板より引用)

有名な怪談話ですが、この話、関東では『番町皿屋敷』というそうですね。

その他、似たような話が全国各地に存在するとか。

時代背景や登場人物はそれぞれ違いますが、主役のお菊さんと「1枚、2枚・・・」のくだりは共通しているそうです。

オリジナルはどこの話か、あるいはどれも作り話か、真偽は定かではありません。

きっと、お菊さんの現代版が「貞子」なんでしょうね。

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そして本丸です。

天守がドーンと正面にそびえて、ド迫力です。

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真下から見上げます。

ここ本丸広場は別名「備前丸」ともいい、もともと池田輝政の御殿がありましたが、本多忠政が城主になると、御殿は三の丸に移されたといいます。

この日も、多くの人がここで記念撮影をしていました。

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まだまだ姫路城の見どころはたくさんあります。
次回に続きます。



白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その1 ~三の丸~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その2 ~門~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その4 ~天守閣~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その5 ~西の丸~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その6 ~下山里~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その7 ~姫山公園・姫路神社~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その8 ~内堀~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その9 ~武蔵野御殿跡・千姫の小路~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その10 ~男山・千姫天満宮・配水公園~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その11 ~池田輝政公菩提寺旧蹟~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その12 ~姫路城天守眺望~

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by sakanoueno-kumo | 2016-02-05 10:29 | 姫路城めぐり | Trackback | Comments(0)  

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