白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その5 ~西の丸~

西の丸庭園にやってきました。

ここは、池田輝政に変わって城主となった本多忠政が、大坂夏の陣のあと将軍・徳川秀忠の息女・千姫を娶った嫡男・本多忠刻のために御殿を建てた場所で、「中書丸」とも呼ばれていました。

「中書」とは、忠刻の官職・中務大輔の唐名だそうです。


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ここからの天守の眺めが最高なんですよね。

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時代劇をよく観る方は、なんとなく見覚えないですか?

実は、テレビドラマ『暴れん坊将軍』に毎回出てくる江戸城は、ここから撮影した姫路城なんです。

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拡大です。

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さらに拡大。

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西の丸庭園を囲むように築かれている長屋は、通称「百間廊下」ともいわれ、約300mの長さがあるそうです。

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天守から見下ろした「百間廊下」はこんな感じ。↓↓↓

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建物内には、城外側に廊下、城内側が部屋になっていて、西の丸で働く女中が住んでいたと考えられています。

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中はこんな感じで、長い廊下が続いています。

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部屋はこんな感じの板の間です。

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長局の北端には、他の部屋とは異なって広くて畳敷きの開放感のある空間があります。

ここは、「化粧櫓」といい、千姫が忠刻に嫁いだ際に、将軍家から贈られた10万石の化粧料の一部で建設されたと言われる櫓です。

千姫が城の北西にある男山天満宮を遥拝する際に、休息所としてこの化粧櫓を使用したと言われています。

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部屋内には、千姫と女中が百人一首を楽しんでいる人形が展示されています。

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知ってのとおり、千姫の生涯は波乱万丈でした。

その話は、また別の稿に譲ることにしましょう。

次回に続きます。




白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その1 ~三の丸~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その2 ~門~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その3 ~三国堀・二の丸・本丸~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その4 ~天守閣~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その6 ~下山里~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その7 ~姫山公園・姫路神社~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その8 ~内堀~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その9 ~武蔵野御殿跡・千姫の小路~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その10 ~男山・千姫天満宮・配水公園~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その11 ~池田輝政公菩提寺旧蹟~
白鷺の天守閣がよみがえった姫路城を歩く。 その12 ~姫路城天守眺望~

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by sakanoueno-kumo | 2016-02-12 20:27 | 姫路城めぐり | Trackback | Comments(2)  

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Commented by heitaroh at 2016-02-24 17:56
私は工事中には行ったのですが、こんなのあったっけ?みたいな物が多々・・・。最近出来たんですかね。
Commented by sakanoueno-kumo at 2016-02-25 04:18
> heitarohさん

百間廊下は以前から公開されてたと思うのですが・・・。
ただ、改修工事が終わってから、公開場所が変わってるのは確かです。
前まで見れなかったところが見れるようになったところもありますが、前は見れたのに見れなくなった箇所のほうが多い気がします。

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