太平記を歩く。 その75 「駒山城跡」 兵庫県赤穂郡上郡町

「その73」で紹介した苔縄城跡の南に見えていた駒山城跡を訪れました。

駒山城跡は、苔縄城跡とされる愛宕山から2.5kmほど南下した場所にある標高263メートル生駒山頂上にあります。


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登山道は2コースあるようでしたが、この日は、距離はあるものの比較的緩やかな南側からの登城コースを選びました。


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登山口には、説明版と案内板が設置されています。


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たしかに登山道は整備されていて藪をかき分けていくようなことはなかったのですが、楽に登れるというわけでもありませんでした。


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しばらく登ると、「馬の蹄跡」と書かれた立札が設置されており、その先に、大きな岩が見えます。


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よく見ると、確かに馬の蹄ほどの大きさのが、岩の表面にたくさんあります。

立札の案内によると、これは礫岩の礫が抜けてできた穴だそうですが、これが馬の蹄によく似ていることから、そう呼ばれているそうです。


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山頂まで400m

こういう立札は、目安になってありがたいですね。


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山頂が目の前にそびえます。

いかにも、山の形状そのものは城跡らしい山頂ですね。


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そろそろ山頂が近づいてきた感じです。


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荷置岩

たしかに、上部が平らな形状で物が置きやすそうですが、こじつけじゃね?(笑)


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そして登ること約40分

ようやく城跡にたどり着きました。


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本丸跡の登り口には、案内板が設置されています。


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本丸跡です。


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本丸の面積はそれほど広くありませんので、それほど規模の大きな城ではなかったのでしょう。


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駒山城の歴史ははっきりとされていないがませんが、『播磨古城記』には「赤松律師則祐妙善が居城」とあり、『赤松家播備作城記』には「安室五郎義長が天文年間に築城した」とあるそうです。

赤松則祐は言うまでもなく赤松則村(円心)の三男ですが、安室義長という人物のことはよくわかりません。

ただ、その立地から考えても、赤松氏の拠点であることは間違いなさそうですから、おそらく、白旗城を中心とする赤松の里の南の砦として、白旗城合戦でも大いにその役目を果たしたのではないかと想像します。


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本丸から北側を望めば、苔縄城跡や白旗城跡が見えるはずなのですが、樹木が覆い茂っていて展望できません。

やはり城跡めぐりはに来なけりゃだめですね。


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それでも、隙間から辛うじて望む苔縄城跡です。


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こちらは白旗城跡。


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本丸を降り、二の丸へと続く道を進んでいくと、大きな空堀跡が出現します。


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堀の縁には石垣跡が見られるのですが、これが当時の遺構かどうかはわかりません。


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二の丸跡です。


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二の丸は3段構成になっており、ここは最上段の二の丸です。

本丸はそれほど広くはありませんでしたが、二の丸は結構な面積です。


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二の丸中段から再下段を見下ろします。


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二の丸再下段から望む南側の景色です。

千種川上郡のまちを一望できます。

白旗城の南側の見張り場としては、最適ですね。

それにても、白旗城、苔縄城、そして駒山城と立て続けに近隣三城も攻めると(日はそれぞれ違いますが)、周辺の山々がすべて城跡に思えてきました。


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下山後、麓から見上げた駒山城跡です。


さて、上郡の三城を制覇しましたが、もうちょっと赤松氏の里をめぐります。




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by sakanoueno-kumo | 2017-06-24 10:26 | 太平記を歩く | Trackback | Comments(0)  

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