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天地人 第7話「母の願い」

兼続の母は生没不詳で、直江親綱の娘という説と、信州泉氏の泉重歳の娘という説の2説あるらしい。
今回の天地人では直江親綱の娘説を採用している。
その方が直江景綱の娘、お船とは従姉弟関係になるため、話が作りやすいというところだろうか。
いずれにせよ史料に残っていないということは、早くに亡くなってしまったのだろうと思われる。

越後上田の雲洞庵で蟄居謹慎中の兼続に、母危篤という知らせが入る。
「勝手な真似はできない」と動こうとしなかった兼続だが、全祝の「おのれの真を信じ、それに従え」という言葉に動かされ、かろうじて母の死に目に間に合うことができた。
本来「蟄居謹慎中」といえば、「勝手な真似はできない」という兼続の言葉が正しいと思うが・・・・・まぁそれは大目に見て・・・。
(前作、篤姫では大久保利通が蟄居処分中、我が家の一部屋に閉じこもり誰に何を言われてもかたくなに出ようとしなかった。本来蟄居謹慎といえばそういったもの。)
おっと、クレーマーになってしまった。

49日の法要を終えて、幼き日の母の言葉を思い出す兼続。
「どうしてもみじはあのように美しいか知っていますか?
木は厳しい冬を乗り越えるために力を蓄えねばなりません。
もみじが散るはその身代わり。
自らの命を幹に託して散っていくのです。
燃え上がるようなあの色は我が命より大切なものを守るための決意の色。」


そして「もう二度と泣きませぬ!」と誓った兼続。
そろそろこのあたりで、青春篇も終わりといったところだろうか・・・。


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by sakanoueno-kumo | 2009-02-17 03:39 | 天地人 | Trackback | Comments(0)  

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