2017年 07月 03日 ( 1 )

 

おんな城主 直虎 第26回「誰がために城はある」 ~領民ファーストの当主~

 「おんな知事 百合子」の圧勝ドラマと藤井聡太四段の初黒星の話題でもちきりの週明けですが、当ブログの月曜日はあくまで井伊直虎です。


前話で一段落したかに思えた材木騒動ですが、まだ引っ張るとは(苦笑)。三河の徳川氏に流れかけていた材木を間一髪取り戻し、駿府に持ち込んで忠義を示した井伊家でしたが、今川氏真はその忠義を認め、材木をそのまま駿府に留め置くよう命じます。安堵する直虎と家臣たち・・・って、材木の代金は? あれだけ苦労して伐採した井伊家の財産なのに、今川家に進呈しちゃうの?・・・なんとも理不尽な話です。


 で、その材木を使って気賀に今川氏配下のを築くということになり、商人たちは憤怒。その話を聞いた龍雲丸は、井伊家に怒鳴り込んできます。


「文句があるなら駿府に言うことだ!」(小野但馬守政次)


 まったくもって政次の言うとおりです。そもそも、材木が手に入ったから築城の計画が出たなんてことはあるはずもなく、もともとあった築城の計画にこの材木を利用しようという話しで、材木を供給した井伊家がその使いみちを指示したわけでもありません。ましてや、あれしきの材木量で城が建つはずもなく、せいぜい門ひとつぐらいでしょう。


「恩を仇で返すのが井伊のやり方か!」(龍雲丸)


 お門違いも甚だしいですね。しかし、そんな的外れな苦情を真剣に受け止め、気賀や龍雲党を気に病む直虎。


 「お前は一体どこの当主なのだ!」(政次)


 これももっともです。当主たる者、自家、自領のことを一番に考えてもらわねば。
領民ファーストです。


 少しだけ歴史の話しをすると、気賀に築こうとしている城は後世にいう堀川城で、ドラマのとおり、ちょうどこの時代に今川氏が徳川家康遠江侵攻に備えて築城したと伝えられます。そして、その統治を隣国の堀江城主で今川氏に忠実な国衆である大沢基胤に任せたというのも、通説どおりです。大沢基胤は離反が相次ぐ今川氏配下の国衆のなかで、最後まで今川氏のために奮戦した忠義と武勇の人物です。


 この堀川城を井伊家で治めては?・・・と提案する瀬戸方久。少しネタバレになりますが、この設定は、今川氏真かが瀬戸方久に出した安堵状のなかに、堀川城の備蓄を賄うよう指示したものがあり、おそらくその話に直虎をからめてくるのでしょう。そのあたりは次週に描かれるかと思うので、ここでは控えます。


ところで、桜の夫・庵原助右衛門朝昌「変なクセ」って何だったんでしょう? 今話でもっとも気になったのは、そこでした(笑)。



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by sakanoueno-kumo | 2017-07-03 18:54 | おんな城主 直虎 | Trackback | Comments(0)