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「政権交代」~その時歴史が動いた~

 民主の勝利は誰もが疑うところではなかったものの、ここまでの大勝は党幹部でも予想していなかったのではないだろうか。衆院選は民主党308、自民党119、公明党21、共産党9、社民党7、国民新党3、みんなの党5、新党日本1、新党大地1、無所属6という結果となった。これにより単独安定議席を獲得した民主党が与党となり、スローガンどおり「政権交代」が実現する。まさに「その時歴史が動いた」瞬間だった。

 この度の民主圧勝の要因は、4年前の衆院選における「小泉フィーバー」のようなカリスマ性を持った人物に酔わされたわけではない。そして民主党という政党に然したる魅力を感じたわけでもないだろう。にも関わらずこれほど大差の結果となったのは、自民党に対する国民の怒りが沸点に達していた故に他ならない。大敗した自民は、結果を真摯に受け止め再起に向けて立て直しを図ってほしいものだが、大勝した民主は、決して国民はこの議席数ほどの期待も信用もまだ持っていないことを理解しなければならない。

 「政権交代」は望んだものの、民主党のマニフェストの内容全てを望んだわけではない。鳩山さんは「全ての公約実行に向けて」と声高に言っていたが、「高速道路無料化」や「子ども手当」などのバラマキ政策は否定的な声も多いし、「外国人参政権」など多くの国民が望まないであろう主張も存在する。しかし、政権交代を支持した有権者が共通して最も望むのは、マニフェストの筆頭である「官僚主導政治からの脱却」「無駄遣いの排除」である。はたして民主党にそれが出来るかはわからないが、少なくとも自民党には絶対に出来ないと有権者は判断したのである。逆に言えば、もし民主がそれを出来なければ、最長でも4年後に行われる衆院選において今回の自民以上の惨敗を喫するだろう。そのための308議席であることを肝に命じてほしい。

 とにもかくにも「政権交代」がもうすぐ実現する。拭いきれない懸念はあるが、今はとにかく「新政権」に期待したい。



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<衆院選>民主党が単独で308議席獲得 自民は歴史的惨敗
 第45回衆院選は30日、投開票され、480議席のうち民主党が小選挙区と比例代表を合わせて単独で過半数(241議席)を大きく上回り308議席を獲得した。1996年の旧民主党結党以来、13年で悲願の政権交代を果たした。93年衆院選で自民党が過半数を割り込み非自民8党派による細川連立政権が発足したが、2大政党間の政権交代は戦後初めてで、戦後政治の大きな転換点となる。首相指名選挙をする特別国会は9月14日の週にも開会、民主党の鳩山由紀夫代表が首相に指名され、同党を中心とした連立政権が発足する。
 与党は自民、公明両党で公示前の計331議席から計191議席を減らし、自民党は1955年の結党以来、初めて第1党の座を失う大惨敗を喫した。麻生太郎首相は30日夜、NHKの報道番組で「責任を負わなければならない」と述べ、自民党総裁の辞任を表明した。
 自民党総裁の任期は9月末で、特別国会後に総裁選を実施し新総裁を選出する。来年夏の参院選に向け党勢の立て直しを迫られるが、新執行部にとって苦難の船出となる。
 民主党は小泉改革で広がった格差への対策として、マニフェスト(政権公約)に子ども手当の支給、高校教育の無償化、農家への戸別所得補償、高速道路原則無料化などくらしを重視する政策を盛り込み、実現を訴えてきた。
 前回の05年衆院選で民主党は大都市部で苦戦し、東京では菅直人代表代行の1議席しか獲得できなかったが、今回は21議席を奪取。首都圏の埼玉、千葉、神奈川でも復調を果たし、自民党が86年に獲得した戦後最多の300議席を上回った。
 民主党は、すべての常任委員会で委員長ポストを独占したうえで委員の過半数を確保できる議席数である絶対安定多数(269議席)を超え、政権与党として安定した議会運営が可能となる。
 民主、社民、国民新、新党日本の4党では319議席で、参院で否決された法案を衆院で再可決できる320議席には達しなかったが、民主系の無所属2人を加えると320議席を超えた。
 自民党は景気対策の継続と自公連立政権の実績を訴えたが、国民の間に「政権交代」への期待感が広がる中、牙城としてきた地方の小選挙区でも多くの議席を失った。首相経験者では海部俊樹元首相が落選した。
 公明党も「政権交代」ムードが高まる中で苦戦を強いられ、太田昭宏代表はじめ小選挙区で立候補した8人全員が落選。比例代表も公示前の23議席を下回った。
 自公批判を前面に出したみんなの党は公示前議席を上回った。共産党は9議席、社民党は7議席を獲得し、それぞれ公示前議席を維持した。国民新党も政権交代選挙の中で埋没し厳しい戦いを強いられた。
 今回の選挙では、比例代表で民主党の当選枠の数が立候補者数を上回るなど計4議席が他の党に割り振られる事態となった。民主党では比例近畿ブロックで2議席が自民、公明両党に振り分けられた。また、みんなの党では東海、近畿両ブロックで1議席ずつ獲得できる得票に達したが、重複立候補者が小選挙区で得票率10%に届かず、復活当選できず、東海は民主に、近畿は自民に回った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090831-00000036-mai-pol
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by sakanoueno-kumo | 2009-08-31 16:31 | 政治 | Trackback(1) | Comments(6)  

天地人 第34話「さらば、越後」

 痛恨の録画ミスをしてしまった今話。今日、やっと再放送を見ました。

 さてさて今回は国替えの話。関ヶ原の戦いの3年前にあたる慶長2年(1597年)、豊臣秀吉の命によって上杉家は長年の故郷・越後より会津へ国替えとなる。現代でも政治家の国替え出馬という例は時々あって、長年培ってきた地盤を根こそぎ変えての政治活動は大変なことだが、この時代の国替えはそれの比ではない。言ってみればお役所全体の配置換えである。越後と会津は隣の国ではあるが、ほとんど者は越後から出たことはなく、外国へ引っ越すようなものである。「0123」も「ゾウさんマーク」も「アリさんマーク」もないこの時代の団体引っ越しは大変なものだったのだろう。

 後の徳川時代における国替えは転封とも言い、処分・統制のために行われた例が多いが、上杉の会津への国替えは、若くして急逝した蒲生氏郷に変わって奥州・伊達や関東・徳川を牽制するというのが最大の目的。それほど上杉家は秀吉からの信頼を受けていたことがわかる。所領も120万石の加増で、言ってみれば栄転なのである。にもかかわらず家臣からの反発は相当あったよう。栄転とは言っても移転先は外国。それも一生祖国には戻れぬかもしれない栄転など、出世欲満々のサラリーマンでも嬉しい者は少ないだろう。泉沢久秀などは寝込んで拒否していたが、本当に寝込んでしまった者も沢山いたかもしれない。

 頑なに国替えを拒む久秀に対し、兼続は重大な仕事を頼む。
「家中をあたり、身内を越後に残してもいいという者を探してほしい。」
「もしも再び国が乱れたならば越後に戻る。そのときには手引きするものがいる。」
「残る者には、仏門に入るか百姓になってもらわねばならぬ。」

 このとき越後に残った者たちが、後の関ヶ原の戦いにおいての「越後一揆」の下地を作るのである。国替えに伴って異国に移る者たちも辛いが、百姓に身を落として越後に残る者たちの試練は相当なものだっただろう。久秀の身内がその中にいたという史実はどこにも存在しないが、越後に残った名もなき家臣たちの働きが、後の史実に大きく関わってくることになる。

 誰もが知るところの歴史上の偉人たち。信長や秀吉、家康などの生きた痕跡は、確実に歴史上に燦然と輝いて現代に生きる私たちに影響を及ぼしている。彼らがこの世に生を成さなければ、全く違った日本になっていたかも知れない。しかし、このとき越後に残る運命となった名もなき侍たちの働きも、確実に歴史に関わって現代の私たちに繋がっている。歴史に名を成した偉人たちの存在だけで日本が作られてきたわけではない。そんな当たり前のことを改めて感じた今話だった。



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by sakanoueno-kumo | 2009-08-29 23:08 | 天地人 | Trackback | Comments(0)  

「龍馬伝」ポスター公開

2010年大河ドラマ「龍馬伝」のポスターが公開され、同時に福山雅治さん扮する坂本龍馬の姿も初めて一般にお披露目。↓↓↓
  ポスター画像
多くの人に知られる有名な写真のイメージを崩さないようにしたということですが、黒の紋付袴に身を包んだ“福山龍馬”は、本物の坂本龍馬よりもずいぶんと清潔感があってカッコイイ・・・というか、カッコ良すぎ。

一般に龍馬の着物は「黒」というイメージが定着していますが、最近の新しい写真技術で白黒の色の濃淡を分析してカラー再現したところ、龍馬の着物の色は「紺」だったのではないか・・・という分析結果が出たそうです。  ↓↓↓
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そうは言われても、なんとなくイメージと違うように思えます。
・・・・・やっぱ、黒がイイかな?

ポスター公開と時を同じくして、いよいよ8月26日クランクインしたそうです。
     ↓↓↓
NHKドラマスタッフブログ
龍馬の少年時代の子役・濱田龍臣くん。福山雅治さんによく似てますね。

余談ですが、下記記事中で坂本竜馬とありますが、実際には「竜馬」は誤りで「龍馬」が正解です。
「竜馬」は、司馬遼太郎氏の小説「竜馬がゆく」の中で、同作品はあくまでフィクションであるということを示すために、作者があえて「竜」の字を用いたもの。
今回の大河ドラマは「龍馬伝」というタイトルにあるとおり、本来の「龍馬」と記すべきではないでしょうか。
素人のブログ記事ならともかく、公式の記事での誤字は、いかがなものかと思いますけどね。


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来年NHK大河“福山龍馬”ポスター公開
 俳優福山雅治(40)が主演する来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」のポスターが26日、同局から初公開された。NHKによると撮影は7月に行い、坂本竜馬の有名な写真のイメージを崩さぬよう、さらに新鮮さと身近さを表現したという。福山は「竜馬を演じるにあたり、あらためてその幕末の奇跡という事実に、いままで経験したことのない緊張とおそれを感じています。でも、それと同じくらいの興奮も感じています」と意気込みを語った。同ドラマは、この日岩手県でクランクイン。福山は10月上旬から撮影に入る予定。
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by sakanoueno-kumo | 2009-08-27 16:21 | 龍馬伝 | Trackback | Comments(0)  

警察の堕落。

またも警察官の飲酒運転事故。
警察庁の発表によると、飲酒運転で懲戒処分を受けた全国の警察官と警察職員は、今年1月から6月の上半期で11人いるそうだ。
昨年1年間の9人を既に上回っている状況だとか。
全国におよそ20万人ほどいる警察官だけに、1人や2人おかしなヤツがいても仕方ないかもしれないが、この数を多いとみるか、少ないとみるか・・・。
昨今、飲酒運転のみならず、警察官の不祥事は後を絶たたない。
モラルの最高位でなければならないはずの警察官(いまやそんなこと誰も思っちゃいないだろうが・・・)。
最高位の質の低下は、国家の質の低下といえるかもしれない。


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ひき逃げ警官「記憶ない」と供述 酩酊か、酒酔いでも送検へ

自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された福岡県警小倉南署の巡査部長古賀達雄容疑者(49)が事故当時、相当な酩酊状態だったとみられることが26日、専門家や県警などへの取材で分かった。県警は同日午後、道交法違反(酒酔い運転)容疑も加え送検する。この日の調べで「当時の記憶がない」と供述しているという。県警は危険運転致傷容疑での立件も視野に捜査を進める。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090826-00000053-jij-soci
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by sakanoueno-kumo | 2009-08-26 15:45 | 時事問題 | Trackback | Comments(2)  

第91回全国高校野球選手権大会 閉幕

 全国4,041校の頂点に愛知県代表の中京大中京が輝き、91回目の夏が閉幕した。堂林翔太投手を擁する中京大中京(愛知)と伊藤直輝投手を擁する日本文理(新潟)の対戦で行われた決勝戦。まさに決勝戦という名にふさわしい名勝負だった。
 10対4と中京大中京のリードで迎えた最終回、2アウトランナー無しから日本文理の怒濤の追い上げ。10対9の1点差まで詰め寄った粘りはまさにTHIS IS 高校野球! 「野球は2アウトから。」「勝負は下駄を履くまでわからない。」なんて言葉のお手本のような試合だった。これぞタイムアウトのないスポーツの醍醐味。日本文理のファールで粘りながら次へ繋ぐというあきらめない姿勢。そしてその追い上げを受けながらも最後は守りきった中京大中京のナインたち。いい試合を見せてもらいました。

 優勝した中京大中京は大会史上最多の7回目の優勝という名門校だが、優勝は1966年の第48回大会以来実に43年ぶりのこと。喜びはひとしおだろう。惜しくも準優勝となった日本文理は、新潟県勢としては初めての決勝進出。新潟県に初の優勝旗は持ち帰れなかったが、胸をはって帰ってほしい。

 春夏連続決勝進出とはならなかった大会No.1左腕・菊池雄星君を擁する花巻東(岩手)だったが、岩手県勢としては90年ぶりの夏の大会4強入りは立派。もうひとつの4強・県岐阜商(岐阜)も、強豪PL学園(大阪)や帝京(東東京)を破って、岐阜県勢としては45年ぶりの4強入り。近年、地域の実力差が均衡しつつあることを感じる大会となった。

 歴史に残る名勝負となった決勝戦の余韻に浸りながら、第91回全国高校野球選手権大会が幕を閉じた。


     大会結果を作りました。↓↓↓
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by sakanoueno-kumo | 2009-08-24 18:42 | 高校野球 | Trackback | Comments(2)  

奄美大島旅行記 その6 ~最終回~

 奄美大島旅行のメインイベントはやはり海水浴。数あるビーチの中で選んだのは、もっとも美しいと名高い「土盛海岸」。(ともりかいがん)と読みます。
 土盛海岸は北部笠利町の東側に位置し、太平洋をのぞみます。空港からは車で10分ほどで、あやまる岬からほど近いところです。リゾート化された他のビーチとは違い、自然そのまま。シャワーもなければ脱衣所もありません。トイレだけはかろうじて設置されています。

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 ここ、土盛海岸は戦後の米軍支配下時代に米兵たちがブルーエンジェルと呼んだといわれ、大島北部でも最上級の美しさを誇るビーチ。太陽の光が射し込むと、海の色のあまりの美しさに、思わず息をのんでしまうほど。真っ白な砂浜がエメラルドグリーンの海へとけ込み、沖の濃いブルーへと幻想的なグラデーションをつくりあげています。

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 さっそく水着になって海の中へ。ここは遠浅だが沖は潮の流れが速いそうで、引き潮時よりも満ち潮時の方が海水浴には適しているそうです。この日の干潮は午後1時。さすがに地元の人たちはわかっているのか午前中はほとんど人がいませんでした。しかし欲張りな私たちは、1日中海を満喫したいので朝からビーチを独占。もっとも危険なので午前中は浅瀬での水遊びにとどめました。

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 中学生の息子以外、ちびっ子たちは海水浴が初めて。都会の海は汚く人が多いので毎年プールばっかですから。だけど初体験でこんなきれいな海を経験したら、都会の海には連れて行けなくなっちゃうなぁ。

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 水遊びを堪能し満ち潮が始まった午後からは岩礁でシュノーケリング。ここで言う岩礁とは死んだ珊瑚礁のことです。写真にある水中で黒くなっているところがそうで、遠浅なので岩礁づたいに行けばかなり沖まで子供でも行ける。
 潜ってみると、色とりどりの熱帯魚がいっぱい。足が着くような場所でも10〜20cmくらいの大きさの魚が群れをなして泳いでいます。しかも人間が寄って行っても逃げません。むしろ魚の方から体当たりしてくるほど。ここは彼らの楽園。人間たちは邪魔者なのでしょう。

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 結局この日、朝10時から午後5時まで1日中海で遊びました。皆日焼けして真っ赤っか。時が経つのを忘れるくらい、南国の海は魅力いっぱいでした。

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 さてさて、この辺で奄美大島旅行記を終わりにしたいと思います。
 自己満足の記録として6回に渡って綴った今回の旅行記ですが、思いも寄らずたくさんのアクセス件数をいただいて驚いています。稚文にお付き合いいただきありがとうございました。旅行中お世話になった方々にも、この場を借りて心から御礼申し上げます。

 夏休み気分から未だ抜けきれない私です。


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by sakanoueno-kumo | 2009-08-22 21:47 | 鹿児島の史跡・観光 | Trackback | Comments(2)  

奄美大島旅行記 その5

 奄美大島といえば海。この日は島内ドライブの途中、「大浜海岸」に立ち寄りました。
 大浜海岸は島の西側にあり、東シナ海に面しています。名瀬の市街地から車で10分ほどのところで、海水浴客が最も多いビーチだとか。珊瑚礁に囲まれ、透き通るようなマリンブルーの海は奄美群島国定公園のひとつに指定され、海浜公園としても整備されています。
 
 海岸のすぐ際まで山があり、その山を下ると海が見えてきます。山の上から大浜海岸を撮影。

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 この日は台風8号が台湾を抜けたばかりで、波がまだ少し荒かったため海水浴はなし。裸足になって砂浜を歩くだけにしました。珊瑚の砂浜は白く、いわゆる星の砂ってやつ。ちびっ子たちは海に入りたくて仕様がない様子でした。

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 この砂浜には、夏になるとアカウミガメとアオウミガメの2種類が産卵にやってくるそうです。卵は60日程度でふ化し、再び子ガメたちは海へと帰っていきます。テレビでは見たことあるけど、実際に見てみたいものです。

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 ここ大浜海岸は夕陽がとてもきれいなところで、そのためだけにわざわざ訪れる人が多いそうです。東シナ海に沈む夕陽。もうちょっと待って見て帰りたかったですが、このあとここから1時間くらい離れたところで行われる花火大会に行く予定だったので、残念ながら断念しました。

 大浜海岸から北へ車で1時間。奄美市笠利町にある「宇宿漁港」でこの日行われる花火大会に訪れました。宇宿漁港は、旅行記その1で紹介したあやまる岬からほど近いところで、この日は「あやまる祭り」があり、昼間から船こぎ競争や島唄ライブなどのイベントが行われたそうです。
 花火大会は私の住む神戸でも有名なものがあって特別珍しいことでもないですが、何が違うって見物客の数。笠利町中の人が集まったってたかがしれてます。都会の花火大会は人ごみを見に行くようなもので、ゆっくり観賞など出来ません。神戸では20万人以上も人が集まり、何年か前には死亡事故まで発生してます。私は人ごみが嫌いで行ったことがありません。

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 この日の見物客は5,000人ほど。堤防の一番いい場所に座って2,000発の花火を堪能しました。すぐ目の前の突堤に発射台があったため、ド迫力のロケーション。花火が頭の上に降ってきそうです。

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 ここ宇宿の海にはヤドカリが多く見られます。海辺にいるのは小さなヤドカリですが、海辺から少し離れたところには、天然記念物に指定されている「オカヤドカリ」が生息しています。名前のとおり陸で生活します。夜行性で、夜になるとワンサカ出てきます。

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 とにかくデカイ(笑)。体長は7~8cmあります。近づいて見るとちょっとグロテスク。しかしちびっ子たちは大喜びで、何十匹も捕まえていました。天然記念物だから持って帰れないんですけどね。

 なんだかんだで奄美大島旅行はもうちょっと続く。


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by sakanoueno-kumo | 2009-08-22 02:04 | 鹿児島の史跡・観光 | Trackback | Comments(0)  

奄美大島旅行記 その4

 奄美の郷土料理、「鶏飯」を紹介します。鶏飯(けいはん)と読みます。
 白ご飯の上に、鶏のささ身、錦糸玉子、しいたけ、パパイヤの漬物、葱、みかんの皮など数種類の具材をのせ、あつあつの地鶏スープをたっぷりかけて食べます。あっさりとした食感はお茶漬に似た感じですが、スープにコクがあって鶏雑炊のようでもあります。美味です。

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 由来は江戸時代、奄美大島が薩摩藩の支配下にあった頃、砂糖取立てに対するあまりの厳しさに奄美の人々が役人たちをもてなす料理として考案されたと伝えられているそうです。昭和43年、当時皇太子ご夫妻(現・今上天皇陛下ご夫妻)が御来島のおり、鶏飯料理をお召し上がり絶賛され、おかわりまでされたとか。私も何杯もおかわりしてしまいました。
 鹿児島県では学校給食としても定番で、カレーライスと並んで大人気なんだそうです。

 続いて紹介するのは「油そうめん」。油ぞうめんともいうそうです。奄美ではごく一般的な家庭料理だそうです。
 固めに茹でた素麺に油をからめ、塩、胡椒、醤油で味付けし、炒めた野菜や豚肉などをトッピング。油にからめるため麺がくっつかないのが特徴で、油炒めとは言えしつこくなく、あっさりとしています。たとえていえば、焼きビーフンのような感じですね。

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 その他、豚肉料理が多く、塩漬けにした塩豚やコラーゲンたっぷりの豚足料理、柔らかく煮た豚骨料理などいろいろと豚料理があります。奄美では大晦日に年越しソバではなく豚骨料理を食べて新年を迎えるそうです。その昔、南国故に保存が難しかった頃の人々の知恵が感じられますね。

 旅先での食事は大きな楽しみのひとつ。その土地の食に出会うことは、その土地の歴史と文化に触れること。本来の食べる楽しみと相まって豊かな気分になれます。

 お腹いっぱいになって奄美大島旅行はまだまだ続く。


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by sakanoueno-kumo | 2009-08-21 01:28 | 鹿児島の史跡・観光 | Trackback | Comments(0)  

奄美大島旅行記 その3

 奄美大島の中心部、名瀬の山中奥深くに位置する「金作原原生林」に行きました。
金作原(きんさくばる)と読みます。森は深い照葉樹に覆われ、亜熱帯を代表するヒカゲヘゴがそびえたち、まるで太古を思わせるかの如くシダ植物が群生するジャングルです。
 とにかく山奥深いところで、カーナビに表示されていない山道を車でかなり走ります。とにかくひたすら走ります。だんだん道が狭くなってきて、間違えているのかと不安になってきます。途中からかなり道が悪くり、強烈なオフロードとなります。ジャリ道なんて甘いもんじゃく、尖った石というより岩がゴロゴロと剥き出しになった道を走ります。車がガタガタ揺れ、四駆でも厳しいであろう道を普通のワゴン車で走ります。レンタカーなのでめちゃくちゃ気を使いました(汗)。
 道なき道を走っていくと、やがてしっとりジメジメした空間にたどり着きます。ここからは車を停めて徒歩。いよいよ金作原原生林に入ります。

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 この日は晴天だというのにあたりは暗く、写真もストロボが必要なくらい。左右からシダ系の植物が道をアーケードのように覆っています。ひんやりとした空気も手伝って少し不気味。ハブがいるらしいので注意しながら奥へと進みます。

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 映画ジュラシックパークのロケーションにそっくりで、いまにも茂みの中から恐竜が顔を出しそう。実際この森を代表する巨大シダ、ヒカゲヘゴは草食恐竜の餌だったと言われているそうです。

     ヒカゲヘゴの葉↓↓↓
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 ここがこの金作原原生林のメインスポットと呼べる場所。ポスターなどにもなっているロケーションです。天にそびえ立つヒカゲヘゴは高さ12mにも及ぶそうです。

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 真下から見上げた姿。この光景も絵はがきなどになっています。葉っぱの間から木漏れ日が射して、微妙なグラデーションを作り出しています。なんとも神秘的で不思議な気分になりました。

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 他にも亜熱帯独特の植物、オオタニワタリ、リュウキュウウラジロガシ、人の背丈ほどあるクワズイモなど日本本土では見られない植物がいっぱい。クワズイモの大きな葉っぱの下で、妻と娘のツーショット撮影。

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 ここ金作原では、昼間はめったに見ることが出来ないアマミノクロウサギや、絶滅寸前の野鳥ルリカケスなどが住んでいるそうです。

 南の島での不思議な森林浴。道なき道を苦労して来た甲斐はありました。

 そしてまだまだ奄美大島旅行はまだまだ続く。


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by sakanoueno-kumo | 2009-08-20 00:37 | 鹿児島の史跡・観光 | Trackback | Comments(2)  

奄美大島旅行記 その2

 この日訪れたのは「マングローブの森」
 マングローブとは、海水と淡水が混じる湿地に生育する樹木の総称で、奄美には日本で二番目の規模の原生林があります。場所は住用村の住用湾。空港からだと車で1時間ちょっと南へ走ったところです。役勝川と住用川の2つの河川が合流する広大な干潟で、そこを一面に埋め尽くすマングローブの光景は壮大。ここのマングローブ原生林は、オヒルギとメヒルギというヒルギ科の2つの植物を中心に形成されているそうです。マングローブって木の名前じゃなかったんやね。恥ずかしい話、ここへ来るまで知りませんでした(汗)。

e0158128_2243067.jpg 原生林を見下ろしながら車を走らせると、高台にあるマングローブ茶屋という休憩場所に到着。ここでマングローブ水路をカヌーツーリングさせてもらえます。
カヌーは未経験でしたが、初めてでも簡単に出来るということで皆チャレンジ。
2人乗りのカヌーで、漕ぎ手は中学生の息子に任せて私は終始写真撮影に専念。目線が水面に近く泳いでいるような気分になれます。ゆ〜ったり、の〜んびりとアメンボのように漂い、パドルが水面をかく音だけを聞きながら進む。時々野鳥のさえずりが響く。何とも言えない癒しの時間です。

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 しばらく船を滑らせると支流に入って行く水路があります。そこは満潮時以外には水がなく、通ることが出来ないそうです。実は一番の見所はこの支流で、この日は満潮時間を調べた上で訪れました。

         ブルーのカヌーに乗って黒いキャップをかぶっているのが私です。
                       ↓↓↓

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 奥へ奥へと進むと、水路はだんだん狭くなり、辺りはジャングルの様相。頭上を覆い尽くすマングローブトンネルはとても神秘的な空間で、まるで原始時代にタイムスリップしたような気分になれます。

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 一番奥まで進んだときに事件発生。娘と2人でカヌーに乗っていた妻の唇が紫色に。なんと船酔い。「え〜!ありえね〜!自分で漕いでるカヌーで酔うなんて・・・。」 辛そうな妻に向かって思わず叫んでしまいました(笑)。だって、カヌーで船酔いなんて聞いたこともない(笑)。 結局、カヌーで同行していたマングローブ茶屋のガイドの方が、ロープを繋いでけん引して帰ってくれることになりました。

                      けん引される妻のカヌー。
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 帰りは水の流れに逆らって進むため結構ハード。私を乗せた息子は汗だくになっていました。ましてや妻と娘の乗るカヌーをけん引してくれているガイドさんは、かなり大変だっただろうと思います。
 この場を借りてお礼申し上げます。

 とにもかくにも奄美大島旅行はまだまだ続きます。


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by sakanoueno-kumo | 2009-08-18 23:52 | 鹿児島の史跡・観光 | Trackback | Comments(2)