天地人 第29話「天下統一」

 豊臣秀吉天下統一の総仕上げ、小田原征伐のくだり。秀吉のサクセスストーリーは墨俣の一夜城築城に始まり小田原攻めの石垣山城築城にて完成することになる。彼の専売特許の戦略。
 一方で八王子城の戦いでは、これまで城攻めの場合、水攻めや兵糧攻めなど敵が降伏するのを待つ作戦を得意としていた秀吉が、武力攻撃を行い、城兵だけでなく女子供まで1000人以上を虐殺したとされる戦である。この辺りから「人たらし秀吉」を捨て、後の残虐な彼の姿が見え始める。

「この世は金じゃ。金で人は集まる。金あらばこそ、城も建ち戦も決する。それで世が安らかになるのであれば、わしはいくらでも金を使う。」
小田原征伐における石垣山城築城の際に秀吉が言った言葉。

「力によってねじ伏せられた者は、いつかそれを跳ね返そうとします。しかし、真心をもって扱われし者は、心で返してくれるでしょう。これからの世は心に響き合うことこそ肝心。」
北条の支城、松井田城にて城主・大道寺政繁、降伏の際に兼続が言った言葉。

 どちらも無用の血を流さずに、そして無用な遺恨を残さないための思いから出た言葉。しかし秀吉の言う「金」も「力」である。「金」という力でねじ伏せた天下は、本当の天下安寧ではないということを、後の世が教えてくれることになる。兼続の言う「心に響き合う」ことが出来なかった豊臣政権の末路は、必然の結果だったのかもしれない。

 「心に響き合う」 現代に生きる私たちの世においても、忘れらていることかもしれない。


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# by sakanoueno-kumo | 2009-07-20 00:39 | 天地人 | Trackback | Comments(0)  

名門校の悲劇。<柳ケ浦高校野球部バス横転事故>

<柳ケ浦高>2回戦惜敗…夢は来年へ 横転事故死乗り越え

 私立柳ケ浦高校野球部の大型バスが遠征移動中に横転事故を起こし、死者まで出したこの事故。運転していた同校教諭で野球部副部長が自動車運転過失致死傷容疑で現行犯逮捕された。「スピードを出し過ぎ、操作を誤った」などと供述していることから逮捕はやむを得ないかもしれないが、「容疑者」としての実名報道には違和感を覚えた。

 同教諭は昨年4月に採用され、同時に副部長に就任。同6月に大型免許を取得したという。名門校の遠征スケジュールは多忙極まりない。専属運転手のいる学校もあるようだが、同校は指導者が運転手を兼ねていたというところに問題があったように思える。逮捕された教諭は、この事故を真摯に受け止めている筈で、逃亡の恐れもなく、実名報道をして教員生命を絶ってしまうようなことまで必要だっただろうか?おそらくは一生、教え子を死なせてしまったことを悔いて生きていくであろう。息子を亡くされた保護者の気持ちになれば、許し難いことかもしれないが・・・。

 私も、週末小学生相手に少年野球の指導をしており、毎週のように子供たちを車に乗せて移動している。(市内を出るような遠征はないが・・・。) 正直言って他人事とは思えない。他人の子供の命をあずかっているということをしっかりと自覚して、ハンドルを持つ日は自己の体調管理等、徹底した注意が必要だということを改めて感じさせられた出来事だった。

 私立柳ケ浦高校野球部は、甲子園に春2回、夏8回出場。1994年夏はベスト4に入る強豪校で、OBに横浜の山口俊投手や巨人の脇谷亮太選手などがいる。

 亡くなられた球児のご冥福を心からお祈りいたします。


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<柳ケ浦高>2回戦惜敗…夢は来年へ 横転事故死乗り越え
 全国高校野球選手権大分大会の開会式に向かうバスが横転事故を起こし、部員43人が死傷した私立柳ケ浦高(同県宇佐市)野球部が18日、昨年の大分大会覇者で第1シード・日田林工(同県日田市)と2回戦を戦い、1―2で惜敗した。試合中、事故で亡くなった吉川将聖(しょうせい)さん(2年)の遺影が三塁スタンドから試合を見守った。亡くなった吉川さんらの甲子園への夢は来年に託された。
 事故を受け、当初予定の13日から2日間延期された1回戦(初戦)は、中津北(同県中津市)に11―0のコールドゲームで快勝。この日もスタンドでは、吉川さんの遺影を胸にした部員らが応援。夏休みに入った生徒や父母ら約200人が、喪章などを付け、声援を送った。
 「九回最後の攻撃前に『相手は9人だけど、おれたちは将聖を入れて10人で戦っているから、気持ちで負けるわけはない』とナインに気合を入れた」と河崎雄大主将(3年)。九回裏、柳ケ浦の攻撃は1死二、三塁まで迫ったが、反撃もここまでだった。
 藤久保茂己監督は「絶対甲子園に行くという約束は果たせなかったのが残念。来年こそは吉川の同級生で甲子園に行きたい」と話した。
 スタンドで応援していた2年生部員の母親(44)は「ここまで出場してこられただけでも立派だと思う。つらかったろうによく頑張った」。また、野球部関係者は「事故が起きた瞬間、出場できないことを覚悟した。しかし、悲しい事故をみんなが受け止め、これだけまとまって一つのチームになり、今年一番の試合が2試合もできた」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090718-00000036-mai-soci
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# by sakanoueno-kumo | 2009-07-18 18:09 | 高校野球 | Trackback(1) | Comments(4)  

「龍馬伝」キャスト発表!

2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」のキャストが発表された。
既に発表されていた5人に加えて、改めて下記のとおり。

■7月15日発表
坂本龍馬・・・・・・・・・・・福山雅治
坂本乙女・・・・・・・・・・・寺島しのぶ
坂本八平・・・・・・・・・・・児玉 清
坂本権平・・・・・・・・・・・杉本哲太
坂本伊與・・・・・・・・・・・松原智恵子
坂本千野・・・・・・・・・・・島崎和歌子
岩崎弥太郎・・・・・・・・・香川照之
岩崎弥次郎・・・・・・・・・蟹江敬三
武市半平太・・・・・・・・・大森南朋
武市 冨・・・・・・・・・・・奥貫薫
平井加尾・・・・・・・・・・・広末涼子
平井収二郎・・・・・・・・・宮迫博之
近藤長次郎・・・・・・・・・大泉洋
岡田以蔵・・・・・・・・・・・佐藤健
沢村惣之丞・・・・・・・・・要潤
溝渕広之丞・・・・・・・・・ピエール瀧
楢崎 龍・・・・・・・・・・・真木よう子
千葉佐那・・・・・・・・・・・貫地谷しほり
千葉定吉・・・・・・・・・・・里見浩太朗
千葉重太郎・・・・・・・・・渡辺いっけい
勝 海舟・・・・・・・・・・・武田鉄矢
西郷隆盛・・・・・・・・・・・高橋克実

■9月1日追記
坂本 幸・・・・・・・・・・・草刈民代 ※龍馬の生母
坂本龍馬(子役)・・・・・濱田龍臣
坂本乙女(子役)・・・・・土屋太鳳
岩崎弥太郎(子役)・・・渡邉甚平

■9月9日追記
岩崎美和・・・・・・・・・・倍賞美津子 ※弥太郎の母
岩崎さき(子役)・・・・・・野口真緒 ※弥太郎の妹
岩崎弥之助(子役)・・・須田直樹 ※弥太郎の弟


NHKオンライン記事

注目のお龍さんは、真木ようこさん。気の強そうなイメージなので私としてはGoodな印象。寺田屋のあのシーンがちょっと楽しみ。(スケベオヤジの素直な感想です。)
物語前半のヒロインは平井加尾役の広末涼子さん。中盤は千葉佐那役の貫地谷しほりさん。そして後半はお龍さん役の真木よう子さんと、ヒロインがバトンタッチしていく龍馬の物語。3人ともハマリ役だと思います。
坂本龍馬の物語といえば不可欠なのは武市半平太。今回は大森南朋さんということだが、私は役者さんにはあまり詳しくなく、正直言ってこの方を知らない。(好きな方には申し訳ありません。)
今回の「龍馬伝」は岩崎弥太郎と坂本龍馬の両主役ということで、半平太はあまり重要な役どころではないのだろうか?その他、まだ発表されていない他藩の志士や海援隊の隊員たちのキャスティングも気になるところ。いずれにしても、今から楽しみでならない。


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大河「龍馬伝」“モテ男”福山にヒロイン4人
 来年放送されるNHK大河ドラマ「龍馬伝」(日曜後8・00)の、ヒロインなど主要キャストが14日、正式発表された。福山雅治(40)が主演する龍馬の初恋の人を広末涼子(28)、江戸で出会う美人剣士を貫地谷しほり(23)、妻お龍は真木よう子(26)。長崎の芸妓(げいぎ)で、深い関係となるお元役は今後発表される。
 一夫多妻制だった戦国時代の物語でも、主人公の純愛を描くことが多かった大河ドラマ。龍馬伝にはヒロインが4人登場する。
 妻役の真木は今年5月に女児を出産したばかり。鈴木圭チーフプロデューサーは起用理由を「出産した後に会ったが、素晴らしい雰囲気になっていた。未知な神秘性のある役にピッタリと思った」と説明。来年4~5月の中盤で登場予定で、本人も「実在した女性であるとともに、その存在の大きさに、今は不安や緊張はありますが、私なりのお龍を演じられれば」と意欲を見せている。
 初恋相手を演じる広末も1児のママ。貫地谷も年齢よりしっかりしたイメージがある。NHKはお龍役で、真木とは別の、ママになったばかりの女優にもオファーしており、意識して福山・龍馬の周りを“しっかり者”で固める。
 鈴木氏が「金持ちのボンボンで女の子も好きな等身大の龍馬の成長物語を描きたい」と説明しているように、福山・龍馬は従来のヒーロー像より、女性に勝てない現代の男性像に近そうだ。
 07年の大河「風林火山」で主人公の初恋の人を演じた貫地谷は「前回はオリジナルキャラだったのに対し、今回は実在の人物ということで皆さんの期待を裏切らないように精いっぱい頑張りたいと思います」と話している。
 また、福山の「自分は役者ではなく歌手。自分を支えてくれ、刺激してくれるような方を」という要望もあり、脇は実力派で固められた。ドラマの中心となる三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎役は香川照之(43)。「人斬り以蔵」と呼ばれた岡田以蔵役はイケメン俳優で人気上昇中の佐藤健(20)、近藤長次郎役は大泉洋(36)で、いずれもNHKドラマは初出演。クランクインは8月末の予定。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090714-00000025-maiall-ent
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# by sakanoueno-kumo | 2009-07-15 17:25 | 龍馬伝 | Trackback | Comments(2)  

天地人 第28話「北の独眼竜」

「人を憎み、殺したいと思う心など、いったいいつどこから生まれてくるのだろう?」
「幼子の素直さを捨てずにおれば、修羅の道を突き進まなくとも良いのではないか?」

兼続の言ったこの言葉は、私たち人間社会の永遠のテーマかもしれない。

 以前、何かのテレビ番組でビートたけしさんが、人とは元来、生物の中でもっとも凶暴で残虐なものなんじゃないかと言っておられた。人間には「憎しみ」という感情があり、「欲」があり、古代より殺し合いを繰り返し、その殺し合いを制して生き延びてきた者たちの末裔が現代の私たち。誰でも先祖を遡れば人殺しの血を引いており、私たちの体にもその血が流れている。故に、誰でも人殺しになり得ると・・・。なるほど、うなずけなくもない。

 人を殺したいほど憎むのも「心」ならば、その欲望を抑えるのもまた「心」である。凶暴で残虐な「心」が誰もが持つ先天的なものならば、その本能を制御する「心」を育てねばならない。人を愛し、慈しみ、信じる「心」。その美しい「心」を育て、鍛えねばならない。
「間もなく子が生まれる。わしは、その子のためにも生きねばならぬ。」
「親兄弟、妻子や友を慈しみ、万民が平穏に暮らせる世を、わしは何としても作らねばならぬ。」

刀を向けた伊達政宗に対して兼続が言った言葉。

 昨今の幼児虐待や、親が子を、子が親を殺す事件などを見るにつけ、人が人を慈しむ心とは当たり前のようで決してそうではなく、育てねばならないことを気づかされる。
 私の大好きな司馬遼太郎氏が子供向けに書いた著書『二十一世紀に生きる君たちへ』 の中で、「優しさという心は、人が持つ本能ではない。だから鍛えねばならない。」という言葉がある。
 「残虐な心」と「優しい心」。そのどちらも人の心ならば、私たちがまだ本能としてDNAに取り込めていない「優しさ」という種の「心」を、どうやって育てるか考えていかねばならない。



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# by sakanoueno-kumo | 2009-07-14 01:41 | 天地人 | Trackback | Comments(5)  

芸人ならばオチを!

<東国原知事>国政転身一転弱気に 「予想以上の逆風だ」

何ともお粗末な話である。
逆風に強くなければ、総裁候補など土台無理な話だ。
「予想以上の逆風」と言うが、ではいったいどんな予想をしていたのだろう。
この程度の批判は覚悟の上で自身の意思を貫いたのであれば、今批判している声も、後にまた支持つながったかもしれないのに、これでは自身の株を下げただけだ。
「国にケンカを売った」というが、一発パンチを入れただけで結局逃げるのではケンカにもなっていない。

そもそも最初の古賀氏に対する発言の際、「粋なジョーク」として当ブログでも評価した。
ところが展開は一転、知事の「いたって真剣」という姿勢に世論は酷評。
しかし、自身のあげた「地方分権政策」と「総裁選候補」という条件はあまりにもハードルが高く、どういう決着になるのか私は静観していた。

負けるにも負け方があったはず。
ここで消極的になるのでは、シナリオとしては最悪。
舞台を降りるならば、芸人らしくオチをつけてから降りてほしい。


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<東国原知事>国政転身一転弱気に 「予想以上の逆風だ」
 次期衆院選への出馬に前向きな姿勢を崩さなかった宮崎県の東国原英夫知事は9日、自民党内外や県民に国政転身へのさまざまな批判があることについて「快く応援していただけていない。予想以上の逆風だ」と述べた。これまでは「(自分が出馬すれば)自民党を負けさせない」など強気の発言が目立ったが、一転弱気な一面を見せた。
 知事はまた、「自分は(地方分権を求めて)国にけんかを売った。これが負け戦になって補助金の削減などで仕返しをされるかもしれない。県民サービスが低下すれば私の責任だ」と自らの責任論にも言及した。
 東国原知事は国政転身に強い意欲を示しながらも、自民党からの出馬要請に高いハードルを掲げている。こうした強気な姿勢が党内の反発を広げ、党が条件に100%応じるのは困難との見方もある。思い通りにならない状況が弱気な発言につながったとみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090709-00000022-maip-pol
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# by sakanoueno-kumo | 2009-07-10 11:35 | 政治 | Trackback | Comments(4)  

天地人 第27話「与六と与七」

 兼続の2歳年下の弟、与七。天神山城主小国重頼の養子となり小国氏の家督を相続、名を小国実頼とする。秀吉の聚楽第新築の際、景勝の名代として上洛、従五位下但馬守を任じられた。姓を小国から大国に改めたのは景勝の命とされているが、本物語では秀吉の命、帰国後、景勝の計らいで景勝の命になったとのこと。まぁ許容範囲だろう。ただその発想が茶々から出たものという設定は、ちょっとやり過ぎ・・・かな?

 遅まきながら「兄離れ」に目覚め始める実頼。弟思いの兄の心が「重荷」に感じ始め、しばらく距離を置く決意をする。私は男兄弟がいないため、兄の思い、弟の思いというのがわからないのだが、男兄弟というのはずっとライバルで、その心は特に弟の方に強いとよく聞く。子供の頃は明らかに差があるものの、大きくなるにつれ差は詰まっていき、しかし何歳になっても兄は兄、弟は弟。追い抜くことはない。とりわけ偉大な兄を持った弟は、兄とは違う自分を見つけようと思うのかも知れない。
 「武勇に長けた兄と、風雅に秀でた弟。」 よくある兄弟関係だがこれは偶然などではなく、兄と違う自分を磨こうとした弟の心の表れなのかも知れない。

 それにしても実頼の奥方のキツイ対応は男としてはツライもの。
「それしきのこと、もっと早くに任されてもよかったのではございませぬか。」
「それはないでしょ!」とテレビに突っ込んだ殿方はたくさんいたのでは?そして似たような言葉をご亭主さんに言った経験のある奥方もたくさんいたのでは?

 亭主の出世を望む、世の奥様方に申し上げます。亭主の出世は本人一人で成し得るものではありません。奥様の協力あってのことです。出世を望まれるならば、どうぞ「心の支え」になってあげてください。
・・・・って、私は家内に直接言えないのだが・・・。
 

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# by sakanoueno-kumo | 2009-07-06 02:25 | 天地人 | Trackback | Comments(4)  

教育現場には関係のないこと。

国歌嫌いは辞めるしかない 教員不起立で埼玉県知事

 毎年卒業式シーズンに必ず耳にする話題だが、この梅雨の真っただ中に聞くとは・・・。私としては埼玉県知事の答弁はもっともなことだと思う。
 私はこの問題を聞くといつも思うのは、思想がどうのこうのだとか愛国心がどうだとか論じるのは個々の勝手だが、教育現場にそういうものを持ち込まないで欲しいということ。日本は法治国家で、法律で「君が代」は国歌、「日の丸」は国旗と定められているのだから、個人的にそのことに反対であっても、教育の現場では現状の法律を事務的に教えてくれたらそれでいい。なんてことを発言したら、左向きの人からお叱りを受けるかもしれないが、個人的な主義や主張は下校してから居酒屋ででも語っていてください。教育の場は思想を主張する場ではない。

 私としては左向きの人たちの国旗・国歌に対する主張は理解しがたい。君=天皇といわれても戦後生まれの世代にはピンとこないし、現代には当てはまらない。それでも昔に遡って考えたいなら、もともと「君が代」は平安時代の和歌なのだから、そこまで遡って考えれば「戦争や軍国主義の象徴」というのも後づけのものである。国旗にしても、星条旗だってユニオンジャックだって多くの血が染み込んでいる。何故「日の丸」だけが悪なのか?

 右向きの人たちだって戦争を望んでいる人などいないはず。過去、私たちの国に愚行があったとするならば、その過ちの歴史も含めて現代があるはず。その過ちがなければひょっとして現代「ならず者国家」といわれるような国になっていたかもしれない。私は歴史を学んで反省することはあっても、歴史を否定したくない。よって「日の丸」「君が代」も否定したくない。

 上記、後半部分は私の個人的な思いなのでスルーしてください。要するに言いたいのは「教育現場に思想を持ち込むな」ということで、埼玉県知事の発言はもっともだということです。


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国歌嫌いは辞めるしかない 教員不起立で埼玉県知事
 埼玉県の上田清司知事は1日の県議会で、県立学校の式典で国歌斉唱時に起立しない教員について「教員が模範にならないようでは、どうにもならない。国旗、国歌が嫌いな教員は辞めるしかないんじゃないか」と答弁した。上田知事は「自国を愛せない人は他国でも尊敬されない。国旗を掲げ国歌を歌うのは当然だ」とした上で「県教育委員会が判断することだが、(不起立の教員がいる)学校名を公表するべきだと思う」と述べた。
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# by sakanoueno-kumo | 2009-07-03 00:08 | 時事問題 | Trackback | Comments(8)  

天地人 第26話「関白を叱る」

 第1話の冒頭に繋がった本話。兼続の才を見染めて、己が家臣にするため力を揮う秀吉。しかし兼続はこれを「戦」ととらえ、命を賭けた「覚悟」を決める。
「相手が誰であれ、武士には譲れぬものがある。後には退けぬと決めたからには、己を貫き、戦うまで。」
兼続の掲げた家臣としての「覚悟」は、天下人秀吉をも圧倒するものだった。

 一方で景勝も、万が一のときには秀吉と刺し違える「覚悟の遺言」を残していたことが後にわかる。主としての「覚悟」である。
「兼続、おぬしの好きにするがよい」
「何があろうとも、責めはわしが負うてやる」

兼続に言ったこの言葉に偽りはなかった。

 私は何度かこのブログ内で発言してきたが、戦国時代の主従関係には「ギブアンドテイク」の関係で成り立っていたと考える。後の江戸時代のような強い忠誠心は存在せず、自分が仕える器ではないと思えばすぐさま主君を変えることが普通に行われていた戦国時代。それ故に主は家臣に対し心配りをし、家臣はそういう主の力になる。強い信頼関係がなければ主従は成り立たなかった時代だと思う。

 私たちの現代社会でも、上司と部下、経営者と従業員、親と子など似たような関係がある。
「君の好きなようにしろ。」と言ってくれる人はいるが、その責めを負ってくれる人はそういない。しかし、下の者はその責めを負ってくれる人を尊敬し、従うものである。そしてその人の為に身を粉にしようと思うものである。家臣の「覚悟」と主の「覚悟」。そのどちらもが命を賭けた覚悟であっても、主の「覚悟」のほうがより重たいものでなければならない。それが出来る者だけが、人の上に立つ資格があると思う。本話の景勝の「覚悟」を、上に立つ人は見習わねばならない。

 最後の秀吉と家康の会見は見ごたえがあった。まさに「キツネ」と「タヌキ」の化かし合いそのもの。笹野高史と松方弘樹。今後の両者のバトルも楽しみである。


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# by sakanoueno-kumo | 2009-06-29 22:43 | 天地人 | Trackback | Comments(0)  

訃報・・・日本女子マラソンのパイオニア・佐々木七恵。

<佐々木七恵さん>27日に死去 日本女子マラソンの草分け

 女子マラソンのパイオニア、佐々木七恵さんが亡くなられた。享年53歳。
 私は高校時代陸上部で、当時(80年代前半)は瀬古利彦や宗茂・猛兄弟など日本男子マラソンの黄金期であった。一方、女子マラソンは歴史も浅く、世界とは大きく水を開けられていた時代だった。

 佐々木は1981年に2時間40分56秒の日本最高記録を樹立し、その翌年には2時間35分00秒で自己の日本記録を塗り替えている。しかし、当時の世界記録は2時間25分台で、まだまだ10分近い差があった。そんな中、彗星の如く現れた若干19歳の新鋭、増田明美が、当時の佐々木七恵の記録を大きく上回る、2時間30分30秒(当時ジュニア世界記録)という記録を樹立する。以後、世界に通用する初めてのランナーとして注目は増田に集まり、佐々木は日陰の存在になった。

 増田に刺激された佐々木は、教員を辞職して本格的に陸上に取り組むため、当時瀬古利彦などが在籍していたヱスビー食品陸上部に入部した。天才と言われながら若さ故に走りにムラがあった増田明美に対して、地道にコツコツと我慢のレースを重ね、1984年に初めて正式種目になったロサンゼルスオリンピックの女子マラソン代表に、増田と二人で選ばれた。

 向かえたオリンピック当日。誰もが増田の好走を期待したものの、プレッシャーの重圧に押しつぶされた増田は16キロ付近で途中棄権。一方、自分の走りを失わなかった佐々木は、2時間37分04秒で完走。順位は19位に終わったが、自身の持てる力は十分に出し切っており、マラソンにおける精神力の大切さを証明する結果となった。

 当時、佐々木七恵は28歳。以後、日本の女子マラソンは着実に力をつけ、世界のトップクラスに位置するに至ったが、オリンピックで好成績を残した選手たちは皆20代後半の年齢で、若くして国内大会で好タイムを記録しても、大舞台では結果を出せてきない。<有森裕子(26歳)バルセロナ銀・(30歳)アトランタ銅、高橋尚子(28歳)シドニー金、野口みずき(26歳)アテネ金、など>

 世界に誇る実力となった女子マラソン。その草分け的存在だった佐々木七恵さんの早すぎる訃報は残念でならない。
 心からご冥福をお祈りいたします。


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<佐々木七恵さん>27日に死去 日本女子マラソンの草分け
 日本の女子マラソン界の草分け的存在で、1984年ロサンゼルス五輪代表だった永田七恵(ながた・ななえ、旧姓・佐々木)さんが27日、死去した。53歳。葬儀は親族のみで行う。旧所属先のエスビー食品関係者によると、ここ数年、がんのため治療を受けていたという。
 岩手県出身。日体大時代は中距離ランナーとして活躍したが、卒業後、地元で教員をしながらマラソンに取り組んだ。ロス五輪で女子マラソンが正式種目に決まり、盛岡一高の教員を退職し、82年にエスビー食品に入社。瀬古利彦選手を育てた中村清氏(故人)に師事した。代表選考レースの83年東京国際女子マラソンで日本人として初めて優勝した。ロス五輪は19位だった。
 引退レースとなった85年3月の名古屋国際女子マラソンで自己最高、当時日本歴代3位の2時間33分57秒で優勝。同年6月に結婚した。引退後はエスビー食品陸上部のコーチや顧問、解説者などとして活躍した。

 ◇努力の天才の人

 ロサンゼルス五輪女子マラソンに共に出場した増田明美さんの話 昨夜訃報(ふほう)を聞き、悲しくて眠れませんでした。七恵さんは努力の天才。ロサンゼルス五輪で七恵さんに抜かれたのは一番悔しい思い出ですが、昨秋に十何年かぶりにお会いした際には「私たちは戦友だから、仲良くしましょう」と声を掛けてもらいました。市民ランナーを出発点に、女子マラソンの歴史と共にあった人でした。

 ◇教職捨てて走りに徹する

 エスビー食品で同時期に所属し、共にロサンゼルス五輪に出場した瀬古利彦さんの話 20代半ばに教員の職を捨ててまで、マラソンのために中村門下生になったのがすごかった。女子マラソンのパイオニアのような存在だった。すごく練習していて、それが強さにつながったと思う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090629-00000510-san-spo
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# by sakanoueno-kumo | 2009-06-29 16:00 | 他スポーツ | Trackback | Comments(0)  

伝説のシンガー、マイケル・ジャクソン

マイケル・ジャクソンさん死去 米メディア報道、自宅で倒れる

突然の訃報に驚いている。
スーパースターはこの様な最後をとげる宿命なのだろうか?
ジョン・レノン、マリリン・モンロー、エルビス・プレスリー、ジミ・ヘンドリックス・・・・皆、若くして不幸な最後を遂げており、その死因は死後様々な憶測の説が後を絶たない。
マイケルの突然の死も、今後色々な噂が飛び交うだろう。

私は42歳で、私の世代の人たちは、彼のアルバム「スリラー」の大ヒットがちょうど高校時代にあたり、好き嫌いは抜きにして聞いたことがない人を探す方が難しいだろう。
当時私も通学時にウォークマンで、必死になって聞いたものである。
そして、私達の世代にとって伝説でもある「LIVE AID」並びに「We are the world」の立役者でもあり、名実ともにスーパースターだった。
しかしその後の彼の人生はあまりにも破滅的で、今日のこの最後を予感させるものだったと思わずにいられない。

彼の残した功績はあまりにも大きく、数字で見てもレコード・CDの総売上は7億5000万枚以上。アルバム「スリラー」だけでも1億400万枚を売り上げており、世界の人口から考えるととんでもない数字・・・・まさに「King Of Pop」である。

今日、シンガー、マイケル・ジャクソンは、伝説のものとなった。
ご冥福をお祈りいたします。


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M・ジャクソンさん死去 米メディア報道、自宅で倒れる
 【ロサンゼルス25日共同】米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)やCNNテレビは25日、「スリラー」など世界的ヒット曲で知られる米人気歌手マイケル・ジャクソンさんがロサンゼルスの病院に救急搬送され、死去したと報じた。50歳だった。救急隊が自宅に到着した際、呼吸をしていない状態だったため蘇生措置が行われた。病院が会見して詳しい状況などを説明する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090626-00000502-sanspo-ent
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# by sakanoueno-kumo | 2009-06-26 12:09 | 芸能 | Trackback(1) | Comments(0)