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祇園と亀岡の事件に思う。

今月12日、京都の祇園で軽自動車の無謀な暴走により8人が亡くなり12人が負傷するという凄惨な事件があり、世界的に有名な観光エリアでの白昼の悲劇は日本中を凍りつかせましたが、その恐怖が冷めやらない23日、同じく京都府の亀岡市で、またも集団登校中の小学生の列に制限速度を超過した車が突っ込み、引率していた妊娠7ヶ月の女性と児童1人が亡くなり、負傷者が8人という痛ましい事件が発生しました。
あらためて、お亡くなりになられた方々とそのご遺族に対し、謹んで哀悼の意を表しますとともに、ケガをされた方々の1日も早いご快復をお祈りするところです。

祇園の事件(あえて事故ではなく事件と言います)については、現在も検証中であり、その原因究明の推移を見守る必要がありますが、今のところ事故原因として、運転手に「てんかん」の持病があったことが取り沙汰されています。
実際にてんかんによる発作があったのかどうかは、運転手自身も死亡しているいため立証するのは難しいように思いますが、てんかんと聞いて思い出すのは、1年ほど前に栃木県でてんかん発作の男性が運転するクレーン車が歩道に突っ込み、小学生6人を死なせるという痛ましい事件が記憶に新しいところです。
あの事件以降、てんかん持病者の運転について厳しい規制を求める声も上がっていましたが、一方で「病人差別だ!」という反対意見も多く、そうこうしているうちに今回のような大惨事がまた起きてしまいました。
たった1年の間に同じような事件が2度も起きていることを思えば、ここまで大惨事には至らなくとも、その危険性をはらんだ事例は多数あるんじゃないかと想像します。
警察庁の発表よると、運転者の発作・急病による交通事故は2011年に254件発生。
そのうち、てんかんによる事故は73件で、うち5件が死亡事故だといいます。
この数字からみるに、幸いにして事故になっていないものの、その危険性をはらんだ持病者の運転手の数は、きっと数えきれないんじゃないかと・・・。
わたしの周りにてんかん持病者はいませんし(知らされてないだけかもしれませんが)、私はてんかんという病気にも詳しくはありませんが、何の罪もない人が突然襲ってきた車にひかれて理不尽に殺されて、運転手が病気だったんだから仕方がない、と納得できるはずがないということはわかります。
病人を差別するつもりはありませんが、二度とこのような悲劇が起こらないように規制するのは当然のことで、それを「病人差別」というのなら、私はすすんで差別に賛同します。

亀岡の事件(これは間違いなく事故ではなく事件です)については、18歳の運転手は無免許で、しかも徹夜で遊んだ上の居眠り運転が原因だと証言していますから、未成年であるということ以外にこの運転手を擁護できる部分はひとつも見当たりません。
願わくば、未成年ということを度外視した厳罰をもって臨んでほしいものですが、報道などによると、自動車運転過失致死傷罪の疑いとあり、危険運転致死傷罪には至らないようです。
無免許運転で危険運転致死傷罪を適用するには、スピードの出し過ぎと、運転技能の欠如を立証しなければならないのだとか。
平たくいえば、無免許でも運転が上手ければ厳罰に処することは難しく、運転が下手だと認められて初めて厳しい危険運転致死傷罪に問えるのだそうです。
何なんでしょう、このわけのわからない法律は・・・。
言ってる意味がさっぱりわかりません。
私は、この事件は厳罰とされる危険運転致死傷罪を科してもまだ軽いと思います。
自動車運転過失致死傷罪にせよ危険運転致死傷罪にせよ、本来、運転免許という国家資格を有していることを前提として、運転手の安全運転義務違反について裁く刑だと思います。
無免許運転で人を死に追いやった場合、道路交通法の枠で裁くこと自体おかしな話で、この場合、殺人罪として裁くべきなんじゃないでしょうか。
医師免許を持たない人が病人を手術して死に追いやったら、これは業務上過失致死ではなく殺人でしょう。
それと同じなんじゃないでしょうか・・・。

過失致死とは、殺すつもりはなかったけれど、結果的に死に追いやってしまった罪のこと。
たしかに、人を殺そうと思って運転していたわけではないのでしょうが、車は人を殺せる凶器となり得ることは誰しもがわかることだと思います。
無免許運転というのは、包丁を振り回して人ごみを走り抜けるのと同じようなもので、それを過失致死というのは、秋葉原無差別殺傷事件の犯人が「殺すつもりはなかった」と言うようなものです。
なぜ無免許運転が飲酒運転より罪が軽いのか、なぜ無免許運転が過失となるのか、頭の悪いわたしには理解困難です。
わたしは法律の専門家ではないですし、この法律の矛盾を説明できるほどの知識をもっていませんが、何の罪もない人が突然襲ってきた車にひかれて理不尽に殺されて、しかもそれが無免許運転だったと知って、許せるはずがないということはわかります。
被害者遺族の気持ちを考えれば、加害者を可能な限り厳罰に処するべきだと思いますし、二度とこのような悲劇が起こらないように、一刻も早い法整備を望みます。

祇園の事件にしても亀岡の事件にしても、何の罪もない人が多数犠牲になっています。
法律とは、罪を犯した加害者に罰を与えるためのものではなく、善良な一般市民を守るための抑止力でなければなりません。
そのためには、ときには差別も必要でしょうし、未成年に厳罰を科すことも必要でしょう。
病気であろうと未成年であろうと、人を殺してやむを得ないなんてことはあり得ないのですから・・・。

どちらの事件も、単なる死亡事故としてかたずけてはいけない事件だと思います。


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by sakanoueno-kumo | 2012-04-26 16:37 | 時事問題 | Trackback | Comments(2)  

「風邪は万病のもと」ならぬ、「風邪は災のもと」。

夏風邪をひいてしまいました。
ここ数日前から急に朝晩が涼しくなったせいでしょうか・・・。
日曜日から咳と鼻水が止まらず、昨日はとうとう発熱、早退してトットと寝ました。
本格的に風邪をひいたのは、何年ぶりかわからないぐらい久しぶりのことです。
というのも、普段から風邪には必要以上に注意をしていましたから・・・。

若い頃の私は、「風邪など気力で治る」といった具合の、体育会系にありがちないわゆる「根性論」の持ち主で、熱があっても病院に行こうともせず、薬を飲もうともせず、無理に平気な顔をして自力で治していました。
でも結局それって、薬を飲めば3日で治る病気をわざわざ1週間かけて治しているだけなんですけどね。
今思えば、熱があっても普通に仕事をしているタフな自分に酔っていただけだったなと・・・。
30歳を過ぎたある日、そのことが災いして、まわりに大きな迷惑をかけることになりました。

その日も朝から38度以上の熱があり、しかしどうしても休みたくない仕事があったため、バファリンを飲んで無理矢理熱を下げて出社しました。
夕方頃からまた体調が芳しくないことを感じながらも、なんとかその日の仕事を終え、夜11時頃帰宅するやいなやぶっ倒れました。
熱を計ると40度・・・さすがにこの熱では根性論も歯が立ちません。
「救急車を呼ぼうか?」という妻に対して、「たかが風邪ごときで救急車は大袈裟だろう」と、その日の夜間救急病院を新聞で調べ、寝ている子供を起こし、妻の運転で病院に行きました。
夜間の当直医では大した診察はしてもらえず、解熱剤をもらっただけでした。
その帰路、妻の運転する車が接触事故
その頃の妻は免許は持っていたものの何年も運転はしていない状態で、しかも当時我が家は大きなワンボックスの車に買い換えたばかりで、この日妻は初めてその車のハンドルを握ったのです。
交差点で飛び出してきた車と接触、瞬間妻は急ハンドルをきったようで車は横転、大破しました。
結局、大袈裟といって拒んだ救急車で運ばれるはめに・・・。
幸い私も妻も怪我は大したことありませんでしたが、何よりも安堵したのは、一人で家に寝かせておくわけにもいかず一緒に連れていっていた、当時4歳だった息子がまったくの無傷だったこと。
もしこのとき息子に大怪我をさせていたら・・・今考えてもゾッとします。

病院に運ばれ怪我の治療をして、さらに高熱を下げるための点滴を受け、一晩入院しました。
次の日もその次の日も大切な仕事があったのですが、3日ほど会社を休まざるをえない結果となりました。
私の風邪に対する考えの甘さが、家族にも、会社にも多大な迷惑をかけることとなりました。
300万円のローンで買った車もなくなり・・・。
大きな大きな代償でした。

以後、私は風邪予防には必要以上に神経を使っています。
毎日のうがいは徹底していますし、少しでも喉や鼻に異変を感じたら、すぐに薬を飲んで寝ます。
「♪かかったかな~と思ったら~♪」のCMどおり、ひきはじめが肝心なんですね。
「病は気から」とも言いますが、それはかかってからの根性論ではなく、かかる前の意識の「気」なんですね。
「たかが風邪、されど風邪」です。

そんな私ですが、今回は不覚にも発熱に至ってしまいました。
で、今日はさしたる重要な仕事があるわけでもなかったので休めばよかったのですが、かねてから予約していた「健康診断」が今日だったため、朝から検診に行ってきた次第です。
この体調では「不健康診断」ですけどね(笑)。
まだ熱も下がりきっておらず、相変わらず咳が止まらず、加えて検診時に飲んだバリウムで腹の調子も悪い・・・(苦笑)。
今日も早く帰って寝ます!!!


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by sakanoueno-kumo | 2010-09-14 15:42 | 日常 | Trackback | Comments(2)  

警察の堕落。

またも警察官の飲酒運転事故。
警察庁の発表によると、飲酒運転で懲戒処分を受けた全国の警察官と警察職員は、今年1月から6月の上半期で11人いるそうだ。
昨年1年間の9人を既に上回っている状況だとか。
全国におよそ20万人ほどいる警察官だけに、1人や2人おかしなヤツがいても仕方ないかもしれないが、この数を多いとみるか、少ないとみるか・・・。
昨今、飲酒運転のみならず、警察官の不祥事は後を絶たたない。
モラルの最高位でなければならないはずの警察官(いまやそんなこと誰も思っちゃいないだろうが・・・)。
最高位の質の低下は、国家の質の低下といえるかもしれない。


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ひき逃げ警官「記憶ない」と供述 酩酊か、酒酔いでも送検へ

自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された福岡県警小倉南署の巡査部長古賀達雄容疑者(49)が事故当時、相当な酩酊状態だったとみられることが26日、専門家や県警などへの取材で分かった。県警は同日午後、道交法違反(酒酔い運転)容疑も加え送検する。この日の調べで「当時の記憶がない」と供述しているという。県警は危険運転致傷容疑での立件も視野に捜査を進める。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090826-00000053-jij-soci
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by sakanoueno-kumo | 2009-08-26 15:45 | 時事問題 | Trackback | Comments(2)  

名門校の悲劇。<柳ケ浦高校野球部バス横転事故>

<柳ケ浦高>2回戦惜敗…夢は来年へ 横転事故死乗り越え

 私立柳ケ浦高校野球部の大型バスが遠征移動中に横転事故を起こし、死者まで出したこの事故。運転していた同校教諭で野球部副部長が自動車運転過失致死傷容疑で現行犯逮捕された。「スピードを出し過ぎ、操作を誤った」などと供述していることから逮捕はやむを得ないかもしれないが、「容疑者」としての実名報道には違和感を覚えた。

 同教諭は昨年4月に採用され、同時に副部長に就任。同6月に大型免許を取得したという。名門校の遠征スケジュールは多忙極まりない。専属運転手のいる学校もあるようだが、同校は指導者が運転手を兼ねていたというところに問題があったように思える。逮捕された教諭は、この事故を真摯に受け止めている筈で、逃亡の恐れもなく、実名報道をして教員生命を絶ってしまうようなことまで必要だっただろうか?おそらくは一生、教え子を死なせてしまったことを悔いて生きていくであろう。息子を亡くされた保護者の気持ちになれば、許し難いことかもしれないが・・・。

 私も、週末小学生相手に少年野球の指導をしており、毎週のように子供たちを車に乗せて移動している。(市内を出るような遠征はないが・・・。) 正直言って他人事とは思えない。他人の子供の命をあずかっているということをしっかりと自覚して、ハンドルを持つ日は自己の体調管理等、徹底した注意が必要だということを改めて感じさせられた出来事だった。

 私立柳ケ浦高校野球部は、甲子園に春2回、夏8回出場。1994年夏はベスト4に入る強豪校で、OBに横浜の山口俊投手や巨人の脇谷亮太選手などがいる。

 亡くなられた球児のご冥福を心からお祈りいたします。


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下記、記事本文引用
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<柳ケ浦高>2回戦惜敗…夢は来年へ 横転事故死乗り越え
 全国高校野球選手権大分大会の開会式に向かうバスが横転事故を起こし、部員43人が死傷した私立柳ケ浦高(同県宇佐市)野球部が18日、昨年の大分大会覇者で第1シード・日田林工(同県日田市)と2回戦を戦い、1―2で惜敗した。試合中、事故で亡くなった吉川将聖(しょうせい)さん(2年)の遺影が三塁スタンドから試合を見守った。亡くなった吉川さんらの甲子園への夢は来年に託された。
 事故を受け、当初予定の13日から2日間延期された1回戦(初戦)は、中津北(同県中津市)に11―0のコールドゲームで快勝。この日もスタンドでは、吉川さんの遺影を胸にした部員らが応援。夏休みに入った生徒や父母ら約200人が、喪章などを付け、声援を送った。
 「九回最後の攻撃前に『相手は9人だけど、おれたちは将聖を入れて10人で戦っているから、気持ちで負けるわけはない』とナインに気合を入れた」と河崎雄大主将(3年)。九回裏、柳ケ浦の攻撃は1死二、三塁まで迫ったが、反撃もここまでだった。
 藤久保茂己監督は「絶対甲子園に行くという約束は果たせなかったのが残念。来年こそは吉川の同級生で甲子園に行きたい」と話した。
 スタンドで応援していた2年生部員の母親(44)は「ここまで出場してこられただけでも立派だと思う。つらかったろうによく頑張った」。また、野球部関係者は「事故が起きた瞬間、出場できないことを覚悟した。しかし、悲しい事故をみんなが受け止め、これだけまとまって一つのチームになり、今年一番の試合が2試合もできた」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090718-00000036-mai-soci
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by sakanoueno-kumo | 2009-07-18 18:09 | 高校野球 | Trackback(1) | Comments(4)  

弁護人の「こころ」を問う

福岡3児死亡>夫か子供か、恐ろしい選択…公判で母親陳述

裁判とは検察側、弁護側とも真実を証明するものであって欲しい。
「量刑を軽くするためには手段を選ばない。」とも思われる弁護側の意図が感じられる。
罪を軽くすることが弁護士の力量であるかのような風潮に憤りをおぼえる。
優れた弁護とは、真実を詳らかにし、被告に罪の重さを強く認識させ、被害者に対して誠心誠意謝罪させることであって欲しい。
もし減刑があるならば、それは「反省の度合い」であって欲しい。
本当に優れた弁護人とは、そういった「こころ」の弁護が出来る人だと思うのだが間違っているだろうか?

3人の幼い命が失われたこの事件の、両親の悲痛な思いは察するに余りある。
その上、事故の原因の一端が被害者にもあるような被告側の主張を聞かされた怒りは計り知れない。
交通事故での加害者は、どんな危険な運転だったとしても「殺意」があったわけではないだろう。
そこが「殺人事件」とは違うところ。
それだけに、深い「反省」と「謝罪」が一番必要だと思うのだが・・・。
被害者の語った「私たちが求めることは、あなたが、犯した罪を認めることです」という言葉を、弁護人はどういう思いで聞いたかを問いたい。

以下、記事本文引用
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福岡3児死亡>夫か子供か、恐ろしい選択…公判で母親陳述
 福岡市の3児死亡事故で危険運転致死傷罪などに問われ、1審・福岡地裁で業務上過失致死傷罪などが適用され懲役7年6月(求刑・懲役25年)を言い渡された元市職員、今林大被告(24)の控訴審第4回公判が30日、福岡高裁(陶山博生裁判長)であった。両親が意見陳述し、母親が「2人の子供を抱えながら海中に沈んでいく夫と、車中に残された子供のどちらかという、恐ろしい選択に直面した」などと、事故直後の状況を生々しく語った。
 両親は大上哲央(あきお)さん(35)とかおりさん(32)。2人は「過失ではなく殺人行為そのものだ」などと、量刑が重い危険運転致死傷罪の適用を求めた。
 今林被告側が哲央さんの居眠り運転などを主張していることに対して、哲央さんは「断じてそのようなことはなく、その主張のせいで心ない人から中傷を受けた」と訴えた。国内での平穏な生活を奪われた結果、現在は海外で暮らしていることを明かし「私たちが求めることは、あなたが、犯した罪を認めることです」と語った。
 かおりさんは「(事故当時は)夫婦で七五三の話をしていた」と哲央さんの居眠り運転を否定。救出時については、車中に残った子供の救出をあきらめざるを得なかった当時の心境を、涙を流しながら振り返った。3児の生前の姿を子守歌を交えながら語ると、廷内からは傍聴者のすすり泣く声も聞こえた。
 意見陳述後、検察側も最終弁論し「1審判決の脇見運転には事実誤認がある」などと、量刑が重い危険運転致死傷罪の適用を求めた。
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by sakanoueno-kumo | 2009-01-30 22:24 | 時事問題 | Trackback | Comments(2)