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昭和最後の大横綱、千代の富士関の逝去を悼む。

元横綱千代の富士九重親方が亡くなられたそうですね。

私ら世代にとっては、「九重親方」というより「千代の富士関」といったほうが馴染み深いです。

の闘病中だというのは知っていましたが、最近は癌から復活して活躍されている方がたくさんおられるので、鍛え抜かれた強靭な肉体を持った千代の富士関のことですから、きっと大丈夫だろうと思っていました。

61歳・・・若すぎますよね。

残念でなりません。


e0158128_19154486.jpg大鵬関をリアルタイムで知らない世代の私にとっては、最も強かった力士はと聞かれると、迷わず千代の富士関と答えます。

優勝回数31回は歴代3位、通算1045勝幕内勝利数807勝は共に歴代2位の記録だそうですが、引退当時は歴代最高記録だったと記憶しています。

昭和63年(1988年)には、当時の戦後最高となる53連勝を記録し、また、翌年の平成元年(1989年)には、通算勝ち星の当時の新記録を作り、相撲界で初めて国民栄誉賞を受賞しました。

その53連勝中には、「年間3回の全勝優勝」「3場所連続15戦全勝優勝」という史上初の快挙も成し遂げています(のちに白鵬が同じことをやりますが)。

まあ、記録を並べればキリがないほど、とにかく強かった、というイメージです。


一方で、その強さは、ライバルがいなかったからという意見もあります。

たしかに、前時代の北の湖関には輪島関や貴ノ花関が、のちの貴乃花関には関や武蔵丸関がいましたが、千代の富士関の横綱時代には、特にこの人といえる対抗馬がいなかったのは事実です。

でも、これは私の個人的な考えですが、ライバルがいるからこそモチベーションが保てるわけで、勝って当たり前のなかで強さを保ち続けるというのは、よほどの精神力がなければ出来ないことなんじゃないでしょうか。

敵は自分自身の油断慢心、ということですからね。

現在の白鵬関も同じような状況に立っていると思いますが、結果を出して当然というなかで結果を出す人こそ、真の実力者だとわたしは思います。

その意味では、千代の富士関は真の横綱だった・・・と。


余談ですが、千代の富士関と同じ(同学年)昭和30年生まれの有名人って、ビッグネーム揃いなんですよね。

タレントさんでは、明石家さんまさん、島田紳助さん、所ジョージさん、音楽界では、桑田佳祐さん(31年の早行き生まれ)、郷ひろみさん、歌舞伎界では亡くなられた中村勘三郎さん、漫画家の鳥山明さん、さらにスポーツ界では、プロ野球の掛布雅之さん、江川卓さん、ボクシングの具志堅用高さん、自転車の世界選手権で10連覇を達成した中野浩一さんなど、こうして見ても、各界で一時代を築いたすごいメンバーが並びます。

千代の富士関の強さの背景には、そんな同級生たちの活躍も、多少の刺激になっていたかもしれません。


千代の富士関が横綱になったのは昭和56年(1981年)、引退したのが平成3年(1991年)、実に10年間もの長きにわたって横綱をはった千代の富士関。

たしか、昭和天皇も大のご贔屓でしたよね。

まさに、昭和最後の大横綱でした。

ご冥福をお祈りします。


合掌。



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by sakanoueno-kumo | 2016-08-02 19:18 | 他スポーツ | Comments(2)  

大相撲八百長問題に思う、伝統継承怠慢の愚。

相撲協会がまた騒ぎになっているようだ。
昨年の野球賭博問題が落ち着いてきたと思ったら、今度は八百長相撲問題
なんでも、発端は野球賭博事件の取調べ時に警視庁が押収した携帯電話から、八百長を打ち合わせしたとみられるメールが数十件ほど見つかったらしい。
この件について菅直人首相は、「八百長があったとすれば、大変重大な国民に対する背信行為だ。」と述べ、枝野幸男官房長官によれば、「八百長がまん延している法人なら、公益認定を得るのは難しいと言わざるを得ない」という。

そんな一連の報道を聞いて私個人の意見をいえば、「何をいまさら!」という感じだ。
そんなことは相撲ファンならほとんどがわかっていること。
7勝7敗の力士と、8勝6敗の力士が千秋楽で顔合わせした場合、8割以上前者が勝利するというのは誰もが知るところで、それが角番の大関の場合はほぼ10割に近い勝率。
むしろ、そうでない結果になった場合のほうが、「おや?この力士は八百長しないんだ!」と驚いてしまうほどだ。
そんなことは暗黙の了解の中で、ファンは相撲観戦を楽しんでいる。
「背信行為」とは、菅さん、むしろ国民の期待を裏切り続けているあなた達、民主党政権の方じゃないんですか?

私はむしろ、そのような打ち合わせがメールでやりとりされていたという点に驚きを覚える。
発覚した携帯電話の持ち主は、十両千代白鵬と元前頭春日錦竹縄親方だそうだが、この軽率さは、浅はかとしか言いようがないだろう。
今回の八百長発覚で放駒理事長「大変憤りを感じ、心苦しく思っている」とコメントを述べたそうだが、本心を代弁すると、「今まで証拠がないのでとぼけていられたのに、こんな証拠を晒されては弁解のしようがないじゃないか!」と言いたいところだろう。
文書や記録を残さないようにするのが密室談合であって、ましてやメールなんて、開いた口がふさがらない。

相撲界には「申し合い」という言葉がある。
稽古相手を指名する「申し合い稽古」がそうで、同等の実力を持つ力士たちが勝ち抜き形式で対戦する稽古のことをそういうのだが、これはガチンコ勝負ではなく、ある程度の取り組みの流れやかける技を“申し合わせた”上で、組み合う稽古だそうだ。
他の部屋に出向いて行う「出稽古」でも、同じように「申し合い」が行われる場合もある。
当然そこには文書などあるはずもないし、メールで申し合わせることもない。
一流の力士になれば、それを互いの目と目の呼吸だけでやってしまうらしい。
ここまでくれば、「申し合い」も一流の“技”といってもいいだろう。

相撲界には「注射=八百長」「中盆=八百長の仲介者」などの八百長に関する隠語も多く存在する。
「注射」にお金が動く場合、この「中盆」が仲介に入ってことを進めたそうだ。
つまり、八百長行為にも、継承されてきた伝統の形式があるということ。
今回の行為も、メールなんかじゃなく伝統の形式に基づいて行なっていれば、こんな問題にはならなかったというわけだ。

不祥事が後を絶たない角界。
いずれも、伝統を正しく継承することを怠ってきたため、悪いところだけが残ってしまった結果だと思える。
今回の件も、正しい八百長行為(?)を怠った結果・・・というと、語弊があるだろうか。
いずれにせよ、伝統が崩壊して膿ばかりが露呈する大相撲は、もはや「国技」とはいえないようである。
やはり一度解散して、新たに立て直す必要がありそうだ。


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by sakanoueno-kumo | 2011-02-04 19:36 | 他スポーツ | Comments(9)  

もはや大相撲存続の危機。

 大相撲の野球賭博事件の話題が連日にように報道されている。大関・琴光喜に端を発し、今では力士や親方などあわせて65人に及び、まだまだ広がる恐れも考えると泥沼状態といってもいい。琴光喜は謹慎の意味で名古屋場所の出場を辞退したが、どうやらそれだけでは収まりそうもない。武蔵川理事長は「現時点では名古屋場所の開催を見送らざるを得ない可能性がある。」と言っていたが、ここまで来れば、名古屋場所だけでも済まないかもしれない。

 「たかが、野球賭博」という声もある。たしかにそうで、野球賭博自体はそこまで目くじらを立てるほどのものでもない・・・といえばお叱りを受けるかもしれないが、現実、賭博は社会に蔓延している。サラリーマンの社会でも、ゴルフ、麻雀など、これらの娯楽を賭博なしでしている人は皆無といってもいいだろうし、高校野球などが始まれば、職場でトトカルチョを仕切る奴がいて、一口何百円レベルで付き合わされる、といったことは当たり前のように行われている。野球に興味がなくとも、そうした用紙が回ってくると付き合わないわけにもいかず、「買わされている」といった人も少なくない。酒が飲めなくとも、呑み会には付き合いで参加せざるを得ないのと同じだ。賭博も付き合いである。

 そうした付き合いも賭博行為である以上、本来は当然違法。しかし、そうした話で逮捕された例は聞かない。これは想像だが、役人でも、警察官でもやってることなんじゃないだろうか。つまり、仲間内で実施されているものについては暗黙の領域で、警察もお目こぼしの世界なのだ。その意味では「たかが、野球賭博」であるといえる。

 今回の問題が「たかが、野球賭博」では片付けられないのは、その額があまりにもデカイことと、その賭場の元締めが暴力団だということだ。暴力団の仕切る賭博はテラ銭(手数料)が掛かり、それが彼らの資金源になる。今回の事件が社会通念として無視できないのは、暴力団との癒着が疑われるからである。国技である相撲の、それも大関という大相撲界を代表する力士が、反社会的集団である暴力団と癒着して賭博行為を行ない、更に脅されているとあっては、もはや「たかが、野球賭博」ではすまされない。しかも、相撲協会は公益法人で、国から税制上で優遇されている団体なのだ。

 大相撲と暴力団の間には、昔から深い繋がりがあると聞く。その最も大きな理由は、地方巡業の手配をその土地の暴力団が取り仕切っていることにあるらしい。記憶に新しいのは、昨年の名古屋場所において向正面の溜席に多くの暴力団関係者が座って相撲観戦をしていたとういう出来事。この問題に関して武蔵川理事長は、まったく寝耳に水のような発言をしていたが、疑わしいものだ。芸能界などでも、その昔は地方公演などを仕切るのは暴力団だったそうで、芸能プロダクションと暴力団の間にも深い繋がりがあったというが、現在では「チケットぴあ」やネット販売などの確立によって、そうした関係は絶たれたといわれる。今回の賭博事件から見ても、古い体質が残る相撲協会では、まだまだ暴力団との関係は絶ち切れてないようだ。 

 とにかく不祥事が後を絶たない相撲協会。ここ数年でみても、時津風部屋の暴行致死事件、複数の力士による大麻所持事件、上記の暴力団観戦事件、そして今回の賭博事件と、ここまで来れば、もはや存続の危機とさえ思える。思えば、朝青龍の問題など可愛いものだ。事ここに至っては、一度リセットする必要があるのではないだろうか。相撲協会自体を一度解体し、腐敗した部分を取り除き、古いしきたりをなくし、改めて新相撲協会を設立する。その際は、全て親方で形成される現在の理事制度を廃止し、新たに外部から有識者を迎えて「新・大相撲」を構築する。そうでもしないと、たとえ今の問題が解決しても、また新たな問題が発生して終わりがないように思える。相撲しか知らない親方たちに改革させるのは、百年河清を俟つようなものだ。


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by sakanoueno-kumo | 2010-06-23 17:31 | 他スポーツ | Comments(0)  

横綱の品格。

昨日、引退を発表した朝青龍。
昨日今日とテレビやラジオではその話題でもちきりのようだ。
良きにせよ悪しきにせよ、注目度の高かった朝青龍。
記録にも記憶にも残る大横綱であったことは間違いない。

この人の話題においていつもつきまとうのが横綱としての品格の話。
まぁ、このたびの事件の場合は横綱の品格以前に社会人としての人格の問題なので、この結果はやむをえないだろうが、彼が今まで散々欠落していると言われてきた「横綱の品格」というのはどのようなものだろう。
それは語る人によって違っていて、明確な定義はない。
「品格」という言葉を辞書で調べてみると、
「その人やその物に感じられる気高さや上品さ。品位。」
とある。
彼はその気高さや品位に欠けていたということだろうか。
彼が非難されてきた具体例は、
「土俵上でガッツポーズをしてはいけない。」
「対戦相手を威嚇するような所作はいけない。」
「闘士をむき出しにしてはいけない。」
「肩で風切って歩いてはいけない。」
「優勝してピースサインをいしてはいけない。」

などなど・・・。
つまり、おしなべて言えば横綱は「強くて謙虚」でなければならないということだろう。

であれば、その品格を備えていないと横綱に相応しくないということだが、横綱昇進の条件を調べてみると、これもはっきりとした規定はないようだが、
「2場所連続で優勝かそれに準ずる成績」
「3場所で36勝以上」

などが条件例で、品格や心得といった種の条件は何もない。
つまり、「横綱になったら自然に品格を身につけねばならない。」ということのようだ。
これは難しい。

ボクシングなどのチャンピオンと違い、大相撲の横綱に降格はない。
柔道や剣道など日本の武道における段位も同じである。
その理由はよく知らないが、武道でいうところの「免許皆伝」が相撲の横綱にあたるのだろう。
武道には「心・技・体」という心得がある。
「技を磨き、体を鍛え、心を育てる」という意味で、その三つが揃ってこその「免許皆伝」である。
力が衰え、技が鈍っても、そこに到達した精神は失われるものではない・・・という意味での免許皆伝で、横綱が降格しないのも同じ考えのもとだと想像する。
ならば、その心に到達していないものは横綱に相応しくないわけで、横綱昇進の条件として示すべきだろう。
強さより大切なものがあることを明確に定義すべきだろう。
横綱になった後で、その品格を求めるのは酷な気がする。

最後まで「横綱の品格」を理解出来なかった朝青龍。
昨日から彼の引退を惜しむ声が後を絶たない。
彼に欠落していたというその「品格」とやらがそれほど大切なのであれば、再び彼のような横綱を生み出さないよう、横綱昇進の条件について今一度考え直す必要があるだろう。

個人的には、朝青龍の相撲は魅力的でした。


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by sakanoueno-kumo | 2010-02-05 16:25 | 他スポーツ | Comments(6)  

朝青龍が引退表明。

 横綱・朝青龍引退を表明した。
引退しなければ解雇もあったかもしれない今回の騒動。賢明な選択かもしれない。
 
 何かと問題の多かった朝青龍。相撲を神聖な国技ととらえ、横綱としての品格に欠けるとの声が絶えなかった彼だが、その実力は誰もが認めるところで、ここ近年の相撲界を引っぱってきたのも彼であることはまぎれもない事実。相撲史上もっとも一流のヒールだったといえるだろう。

 ただ、そのヒールぶりは土俵上だけにとどまらなかった。自国に戻ってサッカーをしていたぐらいならまだしも、一般人に暴力をふるったのなれば、これは横綱の品格という以前に社会人としての人格の問題。さすがにこれまでのようにふてぶてしく土俵に上がることは出来なかった。残念だが仕方がない結論。人気者の引退は相撲界にとっても大きな痛手となるだろうが、この暴れ馬の手綱をさばけなかった親方や協会の責任も大きい。何年か前の時津風部屋の事件でも見えたように、相撲協会の各部屋や力士への管理能力の乏しさが、平成の大横綱といわれながらも、こういった残念なかたちで土俵を去らなければならない横綱を生んでしまったともいえるだろう。

 あの憎たらしい姿が土俵上で見れなくなるのは残念でならない。間違っても、安っぽいショーのような格闘技の世界に身を投じるようなことのないよう・・・切に願う。
 

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下記、記事本文引用
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横綱朝青龍が引退 泥酔暴行問題
 大相撲初場所中に知人男性に暴行したとされる横綱朝青龍関(29)が4日、現役引退することを表明した。師匠の高砂親方とともに日本相撲協会の理事会に召喚された朝青龍関は「いろいろお世話になりました。引退します」と話した。朝青龍関は1月16日未明、泥酔して知人の男性に暴力をふるったとされる。当初、相手は個人マネジャーとされたが、後に別の一般人男性が警察に被害相談をしていたことが判明した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100204-00000052-mai-spo
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by sakanoueno-kumo | 2010-02-04 16:49 | 他スポーツ | Comments(4)