タグ:小沢一郎 ( 12 ) タグの人気記事

 

消費税増税法案の衆議院通過に思う。

消費税増税法案が衆議院で可決しましたね。
すでに民主党・自民党・公明党の3党の間で合意されていたことですから、法案の可決については誰しもがわかっていたことですが、この度注目されていたのは、民主党内からどれだけ青票を投じる造反議員がでるかでした。
結果は反対票を投じた民主党議員は小沢一郎元代表、鳩山由紀夫元総理をはじめ57名、欠席または棄権した議員が17名で、民主党政権が過半数割れする54名をはるかに超える造反がでました。
「政治生命を懸ける」と大見得を切って臨んだ野田佳彦総理でしたが、その意気込みどおり増税法案の成立は確実にしたものの、民主党内の亀裂が決定的になったことで政権運営は難航必至
まさしく、この法案成立を最後に総理の政治生命は終止符を打つことになるかもしれません。

それにしても、小沢さんはいったい何がしたいんでしょうね。
「増税の前にやることがある」
なるほど、その言葉だけ聞けばご立派なご意見ですが、とてもそんな純粋な考えからきた行動とは思えません。
「こわし屋」の異名をとり、これまで幾多の結党解党を繰り返してきた小沢氏ですが、今回また党を分裂させてまで自説を貫いて、その先にいったい何を見ているのでしょうか。
この度の小沢氏の行動に対して前原誠司政調会長は、「目先の選挙のことしか考えていない」と批判していましたが、はっきり言って今、党を割って新党を作って選挙に臨んでも、小沢新党に追い風が吹くとは思えません。
小沢さんを支えているのは小沢グループと言われる数の力ですから、民主党に残っても新党を作っても、今選挙を戦えばその子分の多数を失うのは確実で、政界での自身の影響力を保持したいならば、できるだけ野田政権を引っ張って解散総選挙を先延ばしするべく協調路線に舵を切るべきだったんじゃないでしょうかね。
今回ばかりは「目先の選挙」のことすら見誤っているように思えてなりません。
かつては「選挙の鬼」といわれた小沢さんですが、さすがにここへ来てその神通力も賞味期限切れのようです。

一方の野田総理ですが、今のところ造反議員の処分については「厳正に対応する」との言葉にとどめていますが、どうあれここは厳しい処分を下すべきでしょう。
これが小泉純一郎元総理なら、即刻造反者を除名、解散総選挙で民意を問うとともに、造反者の選挙区には刺客を送るでしょう。
あれは高い支持率の小泉政権だったから出来たことだといわれるかもしれませんが、これだけの造反者がでた以上、もはや安定した政権運営は行えません。
ならば、政党政治の原則倫理に則って造反者に厳しい処分を下し、真っ向勝負で戦って政権が倒れたなら、そのときは潔く切腹すべきですよ。
それが「政治生命を懸ける」ということではないでしょうか。

あと、小沢さんの陰に隠れていますが、ある意味ずるいのは自民党ですよね。
もともと消費税増税は自民党の案だったわけで、その“泥”を民主党が被ってくれるならむしろその方がありがたいわけで、それを難癖つけては押したり引いたり足払いしたりして政局の道具にしているだけで・・・。
政治とはそんなものだといえばそれまでですが、彼らにしてみれば、小沢さんが造反して民主党が分裂することを見越しての3党合意だったわけですよね。
自分たちの手を汚さずに消費税増税を実現して、それで民主党が分裂してくれたら一石二鳥、このまま解散総選挙に持ち込んで政権奪回といった目論見なんでしょうが、有権者はそこまで馬鹿ではないですよ。
次の選挙で民主党は確実に議席を失うでしょうが、その分が自民党に流れると思ったら大間違いで、おそらくはどの党にも追い風とならない混沌とした選挙になるんじゃないでしょうか。

国民のほとんどは、増税が必要なことはある程度理解しているんですよ。
増税は痛いけど、国に金がないんだからやむを得ないだろうと。
でも、そこへ行き着くまでのプロセスがあまりにもお粗末じゃないですか。
民主党も自民党も、野田さんも小沢さんも谷垣さんも、結局のところ彼らの頭の中にあるのは政局か選挙のことばかりで、国民の側を向いた政治を行なっている政党や政治家はほとんど見受けられません。
きっとガラガラポンしても大して変わり映えするとも思えませんし、日本の政党政治の限界がきているのかもしれません。
もっと、日本の政治のシステム自体を変えなければ、政権交代しただけでは何も変わらないんじゃないかと。
だから、まだ海の物とも山の物ともつかない橋下徹氏が率いる維新の会に注目と期待が集まるんですね。
少々過激だと思いながらも、何かを変えてくれるんじゃないかと・・・。
もっとも、3年前の政権交代のときも、そう思っていたんですけどね。

さて、選挙のためであれ政局のためであれ、法案の賛否を明確にした議員は、ある意味議員としての最低限の仕事はしました。
もっとも卑怯なのは、棄権・欠席した議員の方々です。
これこそ、自身のことしか考えてない愚行といっていいでしょう。
最後に、その方々を枚挙します。

▼棄権
【当選6回】 小沢鋭仁(山梨1)
【当選5回】 原口一博(佐賀1)
【当選4回】 黄川田徹(岩手3)
【当選3回】 篠原孝(長野1)・村井宗明(富山1)
【当選2回】 橋本清仁(宮城3)・福田昭夫(栃木2)
【当選1回】 石森久嗣(栃木1)・空本誠喜(広島4)・玉置公良(比例近畿)・宮崎岳志(群馬1)・柳田和己(比例北関東)・山岡達丸(比例北海道)
▼欠席
【当選14回】 羽田孜(長野3区)
【当選2回】 石関貴史(群馬2)・梶原康弘(兵庫5)

こんな大事な法案の採決を棄権した奴らに、国会議員として給料をもらう資格はありません。
即刻、議員辞めていただきたく思います。


ブログ村ランキングに参加しています。
よろしければ、応援クリック頂けると励みになります。
     ↓↓↓
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ
にほんブログ村

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000262-sph-soci
[PR]

by sakanoueno-kumo | 2012-06-27 17:11 | 政治 | Trackback | Comments(2)  

野田第2次改造内閣発足と消費税増税法案について思う。

混迷を続けている野田内閣ですが、先日、地下鉄サリン事件の容疑者逮捕の報道の陰に隠れるように、第2次改造内閣が発足しました。
その人事は、2度に渡って行われた野田佳彦総理と小沢一郎元代表との会談が不調に終わったことで、野田総理は自民党と連携して消費税増税法案を通す方向へ舵を切ったもので、問責決議を受けた前田武志国土交通大臣と田中直紀防衛大臣をはじめ、スパイ疑惑のある中国大使館の元1等書記官との関係が浮上した鹿野道彦農林水産大臣など5人の閣僚を交代させるという、いわば自民党の要求に応じて首を差し出したかたちといっていい人事です。
新閣僚の面々は、あまりメジャーでない方々で、言い換えれば見栄えしない顔ぶれですが、サプライズは、民間からの入閣として拓殖大学大学院教授の森本敏氏が防衛大臣に就任したことですね。
この方はTVにもよく出演されていますから、知っている人も多いと思います(正直いって私も他の新閣僚の方々のことはあまり知りません)。
森本氏は防衛大卒の元自衛官で、自民党政権時代には防衛大臣補佐官として在日米軍再編などの安全保障政策に深くかかわった、いわば防衛のスペシャリストといっていい人物ですが、一方で、シビリアンコントロール(文民統制)の観点から相応しくないという声もあがっているようです。
防衛大臣に民間人を起用するのは初めてのことだそうで、民意で選ばれた議員ではない人物が国の最高軍事機密を抱えることへの疑念や、有事の際に政治的な責任が負えないのではないかというのが、森本氏の大臣就任に批判的な意見の理由だそうです。
なるほど理屈でいえばそうなのかもしれませんが、じゃあ民意で選ばれた議員だからといって、田中直紀氏のような無知無能な人物に大切な国防を任せていたことを思えば、森本氏の方が100倍も1000倍もマシだと私は思いますけどね。
それに民意を得ていないという観点でいえば、野田内閣自体が民意を得ていないといってもいいんじゃないでしょうか。
野田総理自身は選挙で選ばれた議員かもしれませんが、野田内閣自体は、参院選で惨敗したにも関わらず1年以上も政権にしがみついていた菅直人前内閣を引き継いで発足した内閣ですから、もはやそこに民意など存在しません。
野田総理は森本氏の起用にあたって、「最終的には最高指揮官である内閣総理大臣が責任者となることだから、シビリアンコントロールは野田内閣の下できちっとできる。」と述べていましたが、その内閣自体が民意を得ていないもので、そんな内閣がシビリアンコントロールの責任を負うわけですから、考えてみれば恐ろしい話です。
昨今ではアイドルグループのセンターポジションも民意で決めるというのにね(笑)。
議院内閣制自体が限界に達しているように思えます。

さて、野田総理が「政治生命を懸ける」とまで豪語してのぞんでいる消費税増税法案ですが、小沢氏との不和で与党のみでの採決がほぼ不可能となり、そのキャスティングボードは野党の自民党と公明党が握っています。
これだけ自民党に迎合する内閣改造を行ったにも関わらず、法案を通す気があるのかどうか態度を明確にしていなかった自民党でしたが、本日、谷垣禎一総裁が民主党との修正協議に入る方針を表明したようですね。
「政治生命を懸ける」と大見得を切ってしまった以上、野田総理にしてみればどんな手を使ってでも法案を通したいところでしょうが、自民党の修正案を丸呑みするようなかたちになれば、今度は与党内が黙っていないでしょう。
民主党と同じく自民党もまた一枚岩ではないようですし、すでに公明党は法案成立に協力しない態度を示していますから、法案成立の行方は未だ混沌としています。
これで法案成立が不可能になれば、たちまち野田総理は退陣を迫られることになるでしょうね。
私は野田政権を支持するつもりは毛頭ありませんが、ただ、またまた1年前後で首相交代という道は、好ましくないと考えています。
よくよく考えてみれば、民主党も自民党も推進派慎重派も、野田さんも谷垣さんも小沢さんも、消費税増税自体を反対と主張している人はいないわけで、つまりは今やるか、後からやるか、どんな方法でやるか、といった話で、それも純粋に政策論で争っているわけではなく、政局や選挙のためというのがそれぞれの主張の背景でしょう。
国益や国民のことよりくだらない政局に明け暮れる政党政治には、いい加減ウンザリですね。
どうでもいいから早くそれぞれの妥協点を見つけて、前にすすんでほしいものです。
いずれにせよ、この国の行方は前途多難です。


ブログ村ランキングに参加しています。
よろしければ、応援クリック頂けると励みになります。
     ↓↓↓
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ
にほんブログ村

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120607-00000028-mai-pol
[PR]

by sakanoueno-kumo | 2012-06-07 14:24 | 政治 | Trackback | Comments(2)  

無能な総理の去就を、無節操な政争の道具にする、無駄な政治屋たち。

二転三転した内閣不信任決議案でしたが、結局は大差で否決、その条件として、当面は菅直人首相が続投するものの、「一定の目処がついた時点で身を引く」といった、任期中の首相が近い将来の辞任を約束するという何とも曖昧な着地点で合意を見たようです。
しかし、そもそも菅内閣では一向に復興に向けての目処がつかないといった理由での不信任案だったはずで、一定の目処がついたら辞任というのも可笑しな話。
結局は茶番だったと言わざるを得ません。

菅首相ではどうにも埒があかない、といった思いは、多くの国民が抱いている感情だと思いますが、戦後最大の国難と言われる今、解散総選挙を行うことが得策ではないことも、誰しもがわかることだと思います。
では内閣総辞職をすれば・・・、多数の造反議員を出してのそれは、与党分裂を意味し、政界再編となりいたずらに政局を滞らせることになるだけで、これも得策ではないでしょう。
野党である自民党の谷垣禎一総裁も、不信任案を出したはいいけど、可決した後のビジョンが何も描けていないようでは、これも無能ぶりを露呈しただけと言わざるを得ません。
結局は、納得はいかないものの、これしか落としどころがなかったということでしょうか。
今はただ、被災地や震災復興を無視した政治ゲームが短期で終わってくれたことに、感謝するほかありません。

ただ、これで一件落着とはいきません。
近い将来の辞意を表明した首相が、長くその椅子に座り続け外交の場などに出ることは、あってはならないでしょうし、私個人的にも、菅氏のこれ以上の続投は御免こうむりたいです。
一刻も早く、円滑に引き継ぐべきだと思いますが、この“円滑に”というのが、まず難しいでしょうね。
今回の件で、やはり、小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前総理を無視した党運営が不可能であることを思い知らされたでしょうし、それに真っ向から対峙する岡田克也幹事長も、いまだ青臭さを拭いきれません。
結局は、「復興に向けて誰が首相の座に適任か」という人選ではなく、「党運営のためには誰が最も無難か」といった人選になるでしょう。
不信任案は否決されましたが、与党内での政争はまだまだ着地点が見えません。
正直、ウンザリですね。

それにしても、政争をしているときの政治家というのは、みんな目が輝いていますね(笑)。
震災対策や原発問題にあたっているときの死んだような目とは別人のようです。
きっと彼らにとって、この時間こそが“政治”なんでしょう。
つまりは、国民の側を向いた仕事などしていないということです。
使い古された表現ですが、永田町でバッジを着けているのは政治家じゃなく、政治屋だ・・・と。
どうすれば彼らを、国のために働かすことができるのか・・・私たち国民一人ひとりが、真剣に考えていかなければならないときがきているのかもしれません。


ブログ村ランキングに参加しています。
よろしければ、応援クリック頂けると励みになります。
     ↓↓↓
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ
にほんブログ村


以下、共同通信記事本文引用
***************************************************************************
菅内閣不信任案を否決 首相、退陣年明けも
 衆院は2日午後の本会議で、自民、公明、たちあがれ日本の3党が提出した内閣不信任決議案を反対多数で否決した。菅直人首相が採決前、東日本大震災復興や福島第1原発事故収束に「一定のめど」がついた段階での退陣意向を示したことを受け、民主党からの大量造反は回避された。ただ首相は夜の記者会見で、来年1月ごろを想定する原発の冷温停止実現まで続投したい考えを明言した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110602-00001020-yom-pol
[PR]

by sakanoueno-kumo | 2011-06-03 02:02 | 政治 | Trackback(2) | Comments(2)  

菅新内閣発足。 脱・小沢色より強固に。

 先日の民主党代表選挙で、小沢一郎候補を破り再選を果たした菅直人総理大臣の、新閣僚名簿が発表された。顔ぶれは下記のとおり。↓↓↓

▽総理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・菅 直人(衆院・民主党)
▽総務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・片山善博(民間)
▽法務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・柳田 稔(参院・民主党)
▽外務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前原誠司(衆院・民主党)※ポスト変更
▽財務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・野田佳彦(衆院・民主党)※留任
▽文部科学相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高木義明(衆院・民主党)
▽厚生労働相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・細川律夫(衆院・民主党)
▽農林水産相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鹿野道彦(衆院・民主党)
▽経済産業相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大畠章宏(参院・民主党)
▽国土交通相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・馬淵澄夫(衆院・民主党)
▽環境相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・松本 龍(衆院・民主党)
▽防衛相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北沢俊美(参院・民主党)※留任
▽官房長官・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・仙谷由人(衆院・民主党)※留任
▽国家公安委員長 拉致問題担当・・・・・・・・岡崎トミ子(衆院・民主党)
▽郵政・金融担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自見庄三郎(参院・国民新党)※留任
▽経済財政担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・海江田万里(衆院・民主党)
▽国家戦略局担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・玄葉光一郎(衆院・民主党)※ポスト変更
▽行政刷新会議担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・蓮   舫(参院・民主党)※留任

 これに加え、民主党幹事長に岡田克也前外相、国会対策委員長には鉢呂吉雄衆院厚生労働委員長、玄葉光一郎政調会長はそのまま留任と、内閣及び党3役ともに、引き続き脱・小沢路線を明確に示した人選となった。原口一博前総務相、山田正彦前農林水産相など小沢氏に投票したであろう実力者の名前がないところを見ると、小沢色排除が前回以上に強固になったと解釈してもよさそうだ。「一兵卒として頑張る」と語った小沢氏だが、「壊し屋」の異名をとる彼が、はてさていつまでおとなしくしているものか見物だ。

 そもそも圧倒的な世論を味方につけて勝利したとされる菅氏だが、果してマスコミが報じていたほど世論は菅氏を支持していたのだろうか。少なくとも私のまわり(非常に狭いが)では、小沢氏支持の声が大きかったし、私自身もそうだった。選挙結果では党員・サポーター票が思った以上の大差となって勝敗を決定づけたが、あの数字も眉ツバもので、小選挙区と同じくポイント制での大差で、実際の票数では菅氏60%小沢氏40%とそう差はない。決して菅氏を支持する声が圧倒的だったわけではないということ。議員票にいたってはまったくの五分だったわけで、「政治と金」のハンデキャップを背負いながらもなお、小沢氏の実力のほどがうかがえる選挙だったと私は思う。

 結果は菅氏の続投が決まり、3ヵ月の短命総理とならずにすんだ。「首相が年単位ではなく月単位で変わる国」と諸外国から揶揄されていたことを思えば、対外的にはそれはそれで良かったのかもしれない。が、国内的には再選決定早々急激な円の高騰など、先行きは不安でいっぱいだ。選挙中の小沢氏と菅氏の討論などを聞いていても、菅氏の述べるところはどれも抽象的な表現ばかりで、小沢氏に比べて大きく具体性に欠けていた。経済無知財政無策などと言われる菅氏だが、果してその手腕はいかがなものか。今回の小沢色排除の人選で、ただでさえ「ねじれ国会」の政局にあって、さらに200人もの党内野党とも対峙していかねばならない。ここは挙党一致で臨まねばならない局面ではなかっただろうか。

 兎にも角にも、まさに内憂外患な菅新内閣の船出だ。


にほんブログ村ランキングにエントリーしています。
下記、応援クリック頂けると嬉しく思います。
      ↓↓↓
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ
にほんブログ村

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100917-00000988-yom-pol
[PR]

by sakanoueno-kumo | 2010-09-17 23:59 | 政治 | Trackback | Comments(6)  

鈴木宗男議員の報道に思う、クリーンな政治家とダーティーな政治家。

 かつて「疑惑のデパート」「疑惑の総合商社」といわれた鈴木宗男衆議院議員に、とうとう実刑判決が下った。これにより鈴木氏は議員職を追われ、懲役2年(実際には1年半ほど)の服役後も5年間は被選挙権を失うこととなり、現在62才という年齢を考えれば、事実上議員生命を絶たれたといってもいいかもしれない。鈴木氏はなおも無罪を主張しており、今後も検察権力と闘っていくと言っているようだ。実際に法に触れる行為があったのかどうかは私にはわからないが、賄賂云々は別にしても、疑惑の発端となった国後島の建築物を「ムネオハウス」などと呼ばせて浮かれていた・・・とか、アフガン復興会議でNGO出席者を恫喝した・・・とか、当時の彼は権力をかさに調子にのっていた観は否めない。それも、内閣官房副長官という中途半端な権力で・・・。本当の権力者であれば、おそらく逮捕・立件には至らなかっただろう。

 鈴木宗男氏といえば、貧乏農家に生まれ苦学の末、政治家となったという、いわゆる「たたき上げ」で伸し上がった苦労人として知られる。一昔前であれば、田中角栄元首相のように、その生い立ちだけでも国民の共感を得ていたかもしれない。ただ、こういった「たたき上げ」の議員というのは苦労した分、往々にして権力への執着心が強い人が多い。逆境にも強く、少々のことではヘコタレない図太さがある。しかし同時にひがみ根性も旺盛で、権力への執着からくる貪欲でダーティーなイメージが常につきまとう。

 一方で、代々政治家の家庭に育った世襲議員、いわゆる「おぼっちゃん議員」は、比較的クリーンなイメージの人が多い。なるほど育ちが良いため貪欲さはなく、ひがみ根性もなく、しかしながら権力への執着も薄く、逆境にも弱く、途中で総理の椅子を投げ出したりする。苦労して掴んだ権力ではないから、手放すこともさほど惜しくないといったところだろう。その欲のなさ、力みのなさは、一人の人間としては好感を持てるかもしれないが、政治家としてはあまりにも軟弱すぎる。政治家には、貪欲さ、執着心も必要だ。しかし世論は、鈴木宗男氏を例とする貪欲な政治家と、安倍晋三氏を例とする軟弱な政治家を比べると、圧倒的に後者を支持する。クリーンという理由のみで・・・。

 近々ある民主党代表選挙では、連日報道される世論を見ると菅直人総理大臣が小沢一郎前幹事長に大きく水をあけて支持されているようだ。その理由でもっとも多いのは、やはりここでも、クリーンというイメージ。菅氏の場合は上記世襲議員のような軟弱さは感じられない「たたき上げ」の議員だが、クリーンなイメージはたしかにある。実際、菅氏がクリーンなのかどうかは知らないが、少なくとも小沢氏にクリーンさがないことは誰が見てもわかる。ここで私が思うのは、クリーンさというのはそれほど必要なことだろうか・・・ということ。過去、クリーンと評された総理を思い出してみると、三木武夫氏、海部俊樹氏、安倍晋三氏など、失礼ながらどの方々も名総理だったとはお世辞にもいえない。必要なのは総理としての資質、能力であって、クリーンさはあるにこしたことはないが、総理としての第一条件ではない。

 「政治と金」の問題にしてもそうだ。そもそも政治献金イコール、広い意味では賄賂だ。神社仏閣でお賽銭やお布施をするのは、ご利益を期待してのこと。個人献金にしても団体献金にしても、癒着があるかないかの違いだけで、何らかの見返りを期待してのものには違いない。何の見返りも期待しない献金など、何処かの総理に母親がくれた6億円ぐらいのものだろう。皆、法の目を探りながら、献金という「袖の下」を贈っているに過ぎない。そしてその「袖の下」が集まるのは、見返りが期待できそうな政治家であり、力のある政治家だ。誰も無能な政治家に袖の下を渡したりしない。言ってみれば、「袖の下」は政治家の実力のバロメーターであり、そうして金を集められる実力者でないと、党首などといった重責は担えないというのが政治の実情だ。

 本来は、政治能力、行政能力に長け、且つ公明正大な人物が理想だろう。しかし、実際にはそんな理想的な人物はそうそういない。結局は、クリーンで無能な政治家と、ダーティーで有能な政治家のどちらかを選ばなければならない。菅氏と小沢氏がその例に当てはまるかどうかは個々の判断だが、私はどちらかを選べといわれれば、迷わず、ダーティーでも有能な方を選ぶ。


にほんブログ村ランキングにエントリーしています。
下記、応援クリック頂けると嬉しく思います。
      ↓↓↓
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ
にほんブログ村


下記、記事本文引用
***************************************************************************
鈴木議員の実刑確定へ=無罪主張の上告棄却―受託収賄など4事件・最高裁
 受託収賄、あっせん収賄など四つの罪に問われた衆院議員鈴木宗男被告(62)の上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は7日付で、被告側上告を棄却する決定をした。懲役2年、追徴金1100万円の実刑とした一、二審判決が確定する。
 鈴木被告は確定後、公選法などの規定により失職し、収監される。刑期を終えても5年間は立候補できなくなる。
 鈴木被告は、政治資金規正法違反罪と議院証言法違反罪を含め、一貫して全面無罪を主張していた。
 2004年の一審東京地裁判決は、すべての事件を有罪と認定した上で、「高度の廉潔性を求められる要職にありながら国民の信頼を裏切った」と非難。「反省は皆無で、虚偽の陳述をしてはばからない被告に刑を猶予するのは相当ではない」として、実刑を言い渡した。
 二審東京高裁も08年、「行政に不当な影響を及ぼし、社会の信頼を害した」として、一審を支持していた。
 鈴木被告をめぐる一連の事件では、佐藤優外務省元主任分析官(50)ら12人が起訴され、鈴木被告を除く11人の有罪が確定している。
 一、二審判決によると、鈴木被告は北海道開発庁長官、官房副長官だった1997〜98年、林野庁への口利きの見返りなどとして、2社から1100万円のわいろを受領するなどした。
 鈴木被告側は最高裁に異議を申し立てる方針で、収監されるのは早くても数週間後となる見通し。捜査段階や一審公判中の拘置期間の一部が除かれるため、服役するのは長くても1年5カ月程度となる。
[PR]

by sakanoueno-kumo | 2010-09-09 22:15 | 政治 | Trackback | Comments(2)  

「ねじれ国会」に思う。

旬ネタを過ぎた観はありますが、先頃行われた参議院選挙について少しばかり・・・。
与党・民主党の苦戦は予想されていましたが、思った以上の大敗を喫しました。
菅総理が目標に掲げた「54議席+α」を大幅に下回り、獲得数は44議席、これによって民主党の参議院での議席は106議席となり、過半数割れが確定しました。
今後の政権運営はかなり厳しいものになることは免れないでしょうね。

敗因として一番に上げられるのは、やはり直前の消費税増税発言でしょう。
その必要性は別として、なんでこのタイミングで言っちゃったんでしょうね。
菅総理といい鳩山前総理といい、どうも発言の短慮さが目立ちます。
国民に負担を強いることであっても、誠心誠意話をすれば理解を得られると、本気で思っていそうですよね、きっとこの方たちは。
この点では、国民を騙してでも選挙に勝つ道を選ぶ、小沢さんの強かさを少しは見習うべきだったかもしれません。
これでまた、「やはり選挙は小沢じゃないと」といった声が大きくなるかもしれませんね。
実際、小沢さんの神通力というのがどれほどあるのかは知りませんが、彼が選挙が上手いというよりも、現執行部が選挙が下手だったんじゃないでしょうか?
だって、比例区では自民党12に対して民主党16で、勝ってるんですよね?
ところが全国に29ある「1人区」では8対21の惨敗でしょ。
結局敗因はこの「1人区」だったわけで、これでは選挙が下手といわれても仕方がないですよね。
単に消費税発言だけが原因ともいえない気がします。

良いのか悪いのか、これでまた「衆参ねじれ国会」が当分続きそうです。
それとも、またどこかの党と「無理やり連立」を組むのでしょうか?
今世紀に入ってから、旧自民政権時代も含めて、「衆院選で大勝したあとの参院選で大敗する」といった流れがずっと続いています。
それだけ国民が、選挙即結果を求めているということで、長い目で見ていられるほどの余裕はないということの現れだと思います。
どこが政権与党になっても、きっと同じことになるんじゃないでしょうか。
でも、これって結局、国民にとっては損なことですよね。
これでまた、衆議院解散がない限り、最低3年間は立案、廃案を繰り返しながらいっこうに前に進まない政局になります。
もうウンザリですね・・・。

こうなるといつも思うことですが、参議院って必要なんでしょうか?
衆議院の暴走に対する抑止効果の参議院ですが、実際の日本の参議院は本来の役割を果たしているとは到底思えません。
「ねじれ国会」での参議院は、何でもかんでも否決していたずらに政局をフリーズさせるばかりで、逆に衆参共に過半数を得たら得たで、衆議院の盲判の役割でしかありません。
だから数さえいれば誰でも良いといった具合で、タレント議員を乱立するんですよね。
「一院制」の導入、真剣に考えたほうが良いのではないでしょうか?

それでも、どうしても監査役として参議院が必要なのであれば、裁判員制度のように国民から無差別の抽選で選んだらどうでしょう。
そうすれば客観的な立場での抑止効果が得られますし、国民の直の声が反映されます。
それに何よりも選挙という無駄な経費が掛かりませんし・・・。
愚論ですかね・・・?

兎にも角にも、しばらくは「衆参ねじれ国会」が続きます。
菅さん、福田康夫元総理のように逃げ出しちゃうかもしれませんね。
その前に今回の大敗の責任を取らされるかもしれませんが・・・。

~追記~
ソフトバンクの犬も、当選したようですね・・・(笑)。


にほんブログ村ランキングにエントリーしています。
下記、応援クリック頂けると嬉しく思います。
      ↓↓↓
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ
にほんブログ村
[PR]

by sakanoueno-kumo | 2010-07-14 00:21 | 政治 | Trackback(3) | Comments(8)  

菅内閣発足。

 菅新内閣の閣僚名簿が発表された。顔ぶれは下記のとおり。↓↓↓

▽総理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・菅 直人(衆院・民主党)
▽総務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・原口一博(衆院・民主党)
▽法務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・千葉景子(参院・民主党)
▽外務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡田克也(衆院・民主党)
▽財務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・野田佳彦(衆院・民主党)
▽文部科学相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・川端達夫(衆院・民主党)
▽厚生労働相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長妻昭(衆院・民主党)
▽農林水産相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・山田正彦(衆院・民主党)
▽経済産業相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・直嶋正行(参院・民主党)
▽国土交通相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前原誠司(衆院・民主党)
▽環境相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小沢鋭仁(衆院・民主党)
▽防衛相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北沢俊美(参院・民主党)
▽官房長官・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・仙谷由人(衆院・民主党)
▽国家公安委員長 拉致問題担当・・・・・・・・中井洽(衆院・民主党)
▽郵政・金融担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・亀井静香(衆院・国民新党)
▽国家戦略局担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・荒井 聰(衆院・民主党)
▽行政刷新会議担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・蓮   舫(参院・民主党)
▽公務員制度改革担当相・・・・・・・・・・・・・・・玄葉光一郎(衆院・民主党)

 前職からの再任が11人。首相と官房長官は横滑りと、計13人が前内閣の顔ぶれ。新任の財務相と農水相は副大臣からの昇格。前執行部がたてた先週末の組閣というスケジュールを無視して引っぱったわりには、何とも新鮮味のない菅新内閣となった。前内閣の責任は首相一人が辞めて終わりなのだろうか・・・。まあ、昨夏の政権交代で発足した鳩山内閣はオールスター内閣と言ってもいい布陣で、顔ぶれを変えるとどうしても格が落ちる観は否めず、ここはこのままオールスターで臨みたいといったところだろう。ただ、まったくそのままというわけにもいかず、この8ヶ月間で露出度の高かった蓮舫議員を仕分人から仕分大臣にして花を添えたようだ。もう一人の仕分人・枝野幸男議員も幹事長に就任しており、この仕分人は民主党政権の出世コースになったようだ。

 「脱小沢シフト」でイメージを一新して参院選に臨むそうだが、逆にその参院選で負けたら責任を問われ、短命内閣になる可能性もある。小沢前幹事長がおとなしく引き下がったのも、その責任回避ということも視野にあったのではないだろうか。 

 いろんな懸念はあるけど、数カ月後にまた首相が変わるような事態は国家の恥。しばらくは腰をすえて臨める、そんな政権づくりをしてほしい。個人的には、菅さんはあまり好きじゃないけど・・・。


にほんブログ村ランキングにエントリーしています。
下記、応援クリック頂けると嬉しく思います。
      ↓↓↓
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ
にほんブログ村


下記、記事本文引用
***************************************************************************
菅内閣の閣僚名簿発表 参院選へ脱小沢シフト
 菅直人新首相(63)は8日午後、内閣の顔触れを正式に決め、仙谷由人官房長官(64)が官邸で閣僚名簿を発表した。政治資金問題や強権的と批判される政治手法で国民の不信を買った小沢一郎前民主党幹事長と距離を置く議員を要職に起用。「脱小沢」シフトで政権のイメージを一新し、夏の参院選に向け態勢の立て直しを図る。玄葉光一郎党政調会長(46)を兼務で入閣させ、政府と党の連携を強化。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100608-00000582-san-pol
[PR]

by sakanoueno-kumo | 2010-06-08 15:41 | 政治 | Trackback(3) | Comments(0)  

小鳩政権の終焉。

鳩山由紀夫首相が辞意を表明した。
普天間基地移設問題に端を発し、社民党の連立離脱に至り、党内からも退陣を求める声が高まり万策尽きたといったところだろうか。
同時に小沢一郎幹事長を道連れにしたのは、総理として最後の大仕事だったと思う。
今朝の主要新聞は皆「鳩山総理続投」となっており、今日の退陣を予想している報道はなかった。
想像するに総理の辞意は数日前から固まっていて、いかにして小沢氏と刺し違えるかを模索していた数日間だったのだろう。
それとも二人して辞めることが、もっとも効果ある参院選対策と考えてのことだろうか。
いずれにしても、とき既に遅しの観は否めない。
辺野古移設の声明を発した段階で辞任していれば、「沖縄の方々に嘘をつく結果となってしまったことへの責任」という理由付けも成り立ち、少しは名誉挽回になったかもしれない。
ことここに至っての辞任は参院選対策のなにものでもなく、選挙のための首のすげ替えは、旧政権以来、国民ももうウンザリしている。
「政治家の、政治家による、選挙のための政治」はもういい加減にしてほしい。
内閣総理大臣は政府を代表する最高の執政官、行政府の長官であって、選挙の顔ではない。
この辺が、議院内閣制の限界、もっといえば民主主義の限界といえるだろう。

鳩山首相の辞任会見の中で驚いたのは、普天間問題に言及して、
「今は日米安保を大切にしていかなければならないが、将来的には我が国独自で国家の安全を守っていかねばならない。」
という大胆な発言をされていたこと。
辞めることが決まっているから言えることだとは思うが、本気でこの人はそう思っていたようだ。
これはとり方によっては非常に危険な考えでもあり、しかし、永久にアメリカが日本を守ってくれるという保障は何処にもなく、これをきっかけに国民全体で考えていかなければならない問題だとは私も思う。
しかし、現段階では触れてはいけない地雷を踏んでしまった。
愚論だったのか正論だったのかは、後の世になってみないとわからない。


にほんブログ村ランキングにエントリーしています。
下記、応援クリック頂けると嬉しく思います。
      ↓↓↓
にほんブログ村 ニュースブログ 時事ニュースへ
にほんブログ村


下記、記事本文引用
***************************************************************************
鳩山首相、退陣表明 小沢幹事長も辞任
 鳩山首相(63)は2日、民主党両院議員総会で、米軍普天間飛行場の移設問題をめぐる社民党の連立離脱など政権運営の混乱の責任を取り、退陣する意向を表明した。首相は同党の小沢幹事長にも辞任を求め、同氏が了承したことも明らかにした。昨年9月の政権交代から8カ月余りでの退陣となる。鳩山内閣は近く総辞職する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100602-00000517-san-pol
[PR]

by sakanoueno-kumo | 2010-06-02 17:24 | 政治 | Trackback(2) | Comments(0)  

天地人 第14話 「黄金の盟約」

高坂弾正昌信の死によって白紙に戻ってしまった武田との和議。景勝陣営は再び窮地を迎える。
一路の望みを賭けて、再び武田との談判を望む兼続だが、今回ばかりは兼続を支えてきた上田衆の者たちまで討ち死にを切望する。
「最後は武士らしく散る。」という、武士の誇りを重んじる者たち。
御屋形様を守るためならば、「恥も甘んじて受ける。」という兼続。
そのどちらも武士としての一流の「覚悟」であり、瀬戸際に立った物の「ギリギリの決心」である。
しかし前者の「覚悟」は武士としての誉れであり、自身の生き方への「覚悟」である。
兼続の選んだ「覚悟」は、自身の誉れには頓着せず、主、景勝を守るため、ひいては越後の民を守るための選択である。
いさぎよく散る「覚悟」と、恥を承知で生き延びる「覚悟」のどちらがより苦しい「覚悟」だろうか・・・?

小沢一郎の代表続投の「覚悟」は、はたしてどちらの選択だったのだろうか・・・?
いずれにしても「ギリギリの決心」だったことには違いなのだろう。


ブログ村ランキングに参加しています。
下記バナーをクリック頂けると嬉しく思います。
     ↓↓↓
にほんブログ村 テレビブログ 大河ドラマ・時代劇へ
にほんブログ村
[PR]

by sakanoueno-kumo | 2009-04-06 01:07 | 天地人 | Trackback | Comments(0)  

退くも地獄、進むも地獄・・・さぁどっち!

小沢代表「辞任を」66% 内閣支持率23%に上昇

続投表明以降、再び「小沢降ろし」の声が高まってきた。
「最初に謝ってたら選挙が戦えない」という小宮山洋子氏の発言があったが、正論ではあるが、小沢氏を降ろしたら選挙を戦えるかというと疑問でもある。
「小沢代表だと民主党は支持出来ない。」という声と、「小沢代表でなければ民主党は支持出来ない。」という声のどちらが大きいか、耳をすませてもう一度聞いてみる必要がありそう。

いずれにせよ、どちらを選択しても民主党にとって追い風が吹くとは思えない。
「小沢イチロー」とでも改名すれば、神が降りてくるかも(笑)。
個人的には、続投支持します。


ブログ村ランキングに参加しています。
下のバナーをクリック頂けると嬉しく思います。
      ↓↓↓
にほんブログ村 ニュースブログ ニュース批評へ
にほんブログ村

以下、記事本文引用
***************************************************************
小沢代表「辞任を」66% 内閣支持率23%に上昇
 共同通信社が25、6両日に実施した全国緊急電話世論調査で、民主党の小沢代表が、公設第1秘書の起訴後も続投を表明したことに関し「代表を辞めるべき」との回答が66・6%に上り、「代表を続けてよい」の28・9%を大きく上回った。麻生内閣の支持率は23・7%で、今月7、8両日の調査から7・7ポイント増加。「どちらが首相にふさわしいか」では麻生氏が33・1%、小沢氏が31・2%と逆転。
[PR]

by sakanoueno-kumo | 2009-03-27 00:50 | 政治 | Trackback | Comments(2)