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リオ五輪、卓球女子団体の銅メダル獲得に思い出す、15歳の愛ちゃん。

リオ五輪、卓球女子団体銅メタルを獲得しましたね。

見事に・・・と言っていいのか、残念ながら・・・と言ったらいいのか難しいですが、でもやっぱり、2大会連続メダル獲得という偉業を成し遂げたわけですから、おめでとうでいいですよね。

歴史に残る大熱戦となった準決勝のドイツ戦に紙一重で敗れ、燃え尽き症候群になってたらヤバいなと思っていたのですが、さすがは一流アスリートですね。


第1ゲームを福原愛選手が落としたときにはどうなるかと思いましたが、第2ゲームの石川佳純選手の気合の入り方はハンパじゃなかったですね。

ドイツ戦のときも、悪い流れを断ち切ったのは、すべて石川選手でしたよね。

たしか、彼女は団体戦負けなしのはずです。

さすがは日本のエースですね。


今回の団体戦を通じて心に残ったのは、最年少15歳の伊藤美誠選手を、ひと回り上の福原愛選手が常に気遣い、労り、励ましながらゲームに臨んでいた姿でした。

きっと、愛ちゃん自身が15歳で初出場したアテネ大会のときの自分と重ね合わせて見ていたのかもしれません。

というのも、愛ちゃんが15歳のときは、決して暖かく見守ってもらえる環境にありませんでした。

それまであまり注目されなかった卓球というスポーツが、愛ちゃんの出現によって脚光を浴びたことは良かったものの、愛ちゃんよりも実力も実績も上のベテラン選手には光が当てられず、愛ちゃんばかりがクローズアップされたことから、少なからず風当たりの強い思いをしていたように思えました。

当時、長く日本女子卓球界の女王として君臨していた小山ちれ選手は、「彼女は人気先行」「愛ちゃんぐらいの選手は中国には1000人はいる」などと発言し、愛ちゃんを特別扱いする日本卓球協会やマスコミを痛烈に批判していました。

15歳の愛ちゃんは、いまの美誠ちゃんのように自由に発言してのびのびプレーさせてもらえる環境になかったと思います。

その意味では、今回、伊藤美誠選手が力を発揮できたは、福原選手や石川選手が、そういう空気を作っていたからともいえるのではないでしょうか。

実にいい雰囲気が伝わってきました。


銅メダル確定直後のインタビューが、三人三様でそれぞれの立場やオリンピックにかける思いがよく伝わってきましたね。

オリンピック初出場の伊藤選手は、純粋に喜びを表した満面の笑顔で、オリンピック2度目の石川選手は、悔しさ半分、でもやり切った感が伝わってくる表情をしていました。

そして、オリンピック4回目の福原選手は、

あの涙には、キャプテンという責任感と、プレッシャーから解放された安堵感と、力が発揮できなかった悔しさと、でも、最低限メダルを獲れた嬉しさと・・・いろんな感情が複雑に絡み合って、自分でも整理がつかない状態だったんじゃないでしょうか。


「とても、本当に苦しい、苦しいオリンピックでした」


あのコメントにすべてが込められているように思います。

銅メダルおめでとうございます。

そして、本当にお疲れさまでした。



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by sakanoueno-kumo | 2016-08-17 20:12 | 他スポーツ | Comments(0)  

ウサイン・ボルト選手の五輪3連覇、錦織圭選手の銅メダルの興奮と、卓球女子団体の惜敗に虚脱感。

やりましたね!・・・ボルト!五輪3連覇!

オリンピックの花形といわれる陸上男子100mですが、ジャマイカ代表で世界記録保持者のウサイン・ボルト選手が9秒81(追い風0.2メートル)で制し、この種目で五輪史上初の3連覇を達成しました。

世界最速の男が出した記録ですから、当然の結果といえるかもしれませんが、「五輪史上初」という事実が示すとおり、これって、そう簡単にできることじゃないんですね。

あのカール・ルイス選手やモーリス・グリーン選手でも成し遂げられなかった快挙ですからね。

このまま200m、4×100mも制すれば、3種目3連覇という不滅の大記録を達成することになります。

そうなると、もはやボルト選手は歴史上の人物になりますね。


日本人3選手は、山縣亮太選手、ケンブリッジ飛鳥選手が準決勝まで駒を進めたものの、ファイナリストにはなれませんでした。

特に山県亮太選手は10秒05という好タイムをマークしたのに、やはり世界の壁は厚かったですね。

夢の9秒台を期待された桐生祥秀選手は、残念ながら本来の力を出せぬまま予選敗退となりした。

でも、彼はまだ若いですから、次の東京大会、そのまた次の大会もあります。

期待したいですね。


テニス男子シングルス
では、錦織圭選手がみごと銅メダルを獲得しました。

同種目での日本人選手のメダル獲得は、大正9年(1920年)のアントワープ大会以来、実に96年ぶりのことだそうですね。

まあ、彼の昨今の活躍を見れば、特に驚くべきことではないのかもしれませんが、オリンピックの舞台は特別ですからね。

この大舞台で普段の力を発揮することがいかに難しいかは、他のアスリートたちの姿を観ていてもよくわかります。

そこでキッチリ結果を出した錦織選手は、やはり“超”がつく一流アスリートですね。


で、卓球女子団体準決勝ですが、なんと言っていいか、虚脱感でいっぱいです。

4時間近い熱戦をすべて観戦して、惜しい・・・とか、悔しい・・・とか、そんなありきたりな言葉では言い表せない、筆舌に尽くしがたい思いでいっぱいです。

もちろん、本人たちがいちばんショックだったでしょうけど。


3人ともよく頑張ったと思いますが、そのなかでも、石川佳純選手のはたらきは特に素晴らしかったですよね(勝敗に関係なく)。

伊藤美誠選手が負けたあとの第2ゲーム、2セット落としたあとの3セット連取は圧巻でした。

あそこをもし落としていたら、日本はそのまま意気消沈してストレート負けしていた可能性が高かったでしょう。

その後、1-2で迎えた第4ゲームでの気合の入り方はすごかったですね。

第2、第4ゲーム共、ビハインドの状態でゲームに臨んだ石川選手。

これって、並の精神力では勝てないプレッシャーだと思います。

それを跳ね返して2回とも五分に持ち込んだ石川選手は、さすが、日本のエースですね。


精神力といえば、最後の福原愛選手。

2-2で迎えた最終セットで、3-7のビハインドから6連続ポイントで逆転したときは、鳥肌モノでした。

昔の愛ちゃんだったら、あのままズルズル簡単に負けてたと思いますが、今回の愛ちゃんの精神力は、あそこで崩れないんですよね。

見事な追い上げ、そして逆転だったわけですが、愛ちゃんもスゴければ、相手のイン・ハン選手も、また一流の精神力を持っていました。

普通の選手なら、6連続ポイントで逆転された時点で心が折れますよ。

でも、イン・ハン選手は巻き返した。

もう、あそこまでいったら、あとは“運”がどちらに向くか・・・だけですよね。

で、あのエッジボール

この勝敗はもう、運不運の結末であって、技術的にどうとか、力的にどうとかの話ではありません。

勝敗は紙一重のところでドイツに風が吹いた、それだけのことだと思います。

・・・と、割りきるまでには時間がかかるでしょうけど。


とにかく、まだ銅メダルが残っています。

気持ちを切り替えて頑張ってほしいですね。



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by sakanoueno-kumo | 2016-08-15 15:50 | 他スポーツ | Comments(0)  

内村航平選手、田知本遥選手、ベイカー茉秋選手の金メダル獲得と、福原愛選手の惜敗に三喜一憂の朝。

今日からお盆休みという人が多いと思いますが、その初日の朝からいきなり大忙しですね。

まず、朝起きてTVをつけたら、柔道女子70キロ級で田知本遥選手と男子柔道90キロ級ではベイカー茉秋選手が、男女そろって金メダル獲得という嬉しいニュースが飛び込んできました。

いや~・・・もうちょっと早く起きればよかった!

これで今大会、柔道は金メダル3個ですね。

4年前のロンドン大会では、女子57キロ級の松本薫選手の金メダル1個だけで、男子にいたっては史上初の「金ゼロ」という惨敗でしたから、現時点での金3個は立派です。

そのほかの階級でも、今大会メダルを逃したのはいまのところ女子63キロ級だけですよね。

お家芸復活の狼煙といえるでしょうか?

まだ、男女ともあと2階級ずつ残っていますから、明日以降も続いてほしいですね。


その次に飛び込んできたのが、体操男子個人総合内村航平選手が金メダルを獲得したというニュース。

これは、かろうじて最後の鉄棒だけ観ました。

完璧な演技でしたね。

鉄棒までの経緯をリアルタイムで観戦していなかったのですが、最終の鉄棒演技前は0.901点差の2位で、この点差は決して小さいものではなかったそうですね。

しかし、終わってみれば内村選手の大逆転Vで、その点差はわずか0.099点差

やっぱ、持ってる人っていうのは、こういうドラマティックな結末を作れるんですよね。

お見事です。


で、その勢いに乗って観戦したのが、卓球女子シングルスの3位決定戦に臨んだ福原愛選手でしたが、結果は1‐4で敗れ、日本勢初の個人戦メダル獲得は果たせませんでした。

実はわたしは卓球には少し詳しくて、今朝の早起きのいちばんの目的は愛ちゃんだったのですが、いや~、悔しいですね。

今大会の愛ちゃんの調子だと、メダルは夢じゃないと思っていたのですが・・・。

振り返ると、準決勝までは1セットも落とすことなく完璧な勝ち上がり方を見せてきた愛ちゃんでしたが、昨夜(リオでは朝ですか)の準決勝では、逆に1セットの奪えずの完敗でした。

でも、あれは仕方がないというか、中国の李暁霞選手(ロンドン大会どう金メダリスト)とは完璧に実力差があったと思いますし、李選手に負けての3位決定戦は、ある意味想定内だったと思います。

でも、今日の北朝鮮のキム・ソンイ選手は、勝てない相手ではなかったかな・・・と。

もちろん、キム選手は3回戦で石川佳純選手を破って勝ち上がってきている選手ですから、決して侮れない相手ではありますが、1セット目を見る限り、李選手との対戦のような実力差は感じられませんでした。

ただ、もともと愛ちゃんはカットマンがあまり得意でないことと、やはり、前半すこしミスが続いちゃったのが致命傷になっちゃいましたね。

セットカウント0-3で迎えた崖っぷちの4セット目をデュースに持ち込んで何とか1セット獲りましたが、あれがもし1セット目だったら、その後の展開はずいぶん変わったんじゃないでしょうか。


というのも、準々決勝で戦ったシンガポールの馮天薇選手も、愛ちゃんからみれば格上の選手(ロンドン大会銅メダリスト)でしたが、デュースとなった1セット目の接戦をものにしてから、2セット目以降、愛ちゃんはどんどん勢いを増し、逆に馮選手は意気消沈してミスが目立ち始め、結果は4-0で愛ちゃんが圧勝しました。

愛ちゃんにとっては完璧なゲームでしたが、それほどの実力差があったわけもなく、すべては1セット目の接戦を制したことにつきると思います。

そうして見ると、トップレベルでの戦いというのは、つくづくメンタル勝負なんだなぁ・・・と思わずにはいられません。

勝負ごとに「もしも」はナンセンスですが、今日の試合、もし4セット目の接戦が1セット目だったら・・・ちょっとした勝負の綾で、結果はまるっきり逆になっていたように思います。

残念ですね。


福原愛
選手が石川佳純選手や伊藤美誠選手と比べて特別強いというわけではありませんが、日本の卓球の人気をここまで盛り上げてきたのは、まぎれもなく愛ちゃんの功績といっていいでしょう。

その意味では、日本人初の個人戦メダリストに最も相応しいのは彼女だと思っていたのですが、残念ながらあと1歩及びませんでした。

次は団体戦。

2大会連続のメダル獲得に向けて頑張ってほしいですね。



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by sakanoueno-kumo | 2016-08-11 11:58 | 他スポーツ | Comments(0)  

ロンドンオリンピック総括

16日間に渡って繰り広げられたロンドンオリンピックが閉幕して5日が過ぎましたが、いまだ日本中がその余韻に浸っているようで、連日のようにマスコミでは凱旋したメダリストたちの動向を報じています。
この度、日本が獲得したメダルの数は、金7、銀14、銅17の計38個
この成績は、これまで最多だった2004年のアテネ大会の37個を超えて史上最多だそうですね。
開幕以来、当ブログでもほぼ毎日オリンピックネタを起稿してきましたが、気がつけばこの16日間で日本人選手がメダルを獲得できなかった日は1日もなかったわけで、当然といえば当然の結果ですね。
某TV番組風にいえば、まさに“あっぱれ”な大会でした。

その中でもとりわけ“あっぱれ”だったのが、開幕早々からメダルラッシュで日本勢に勢いをつけてくれたといっていい競泳陣の活躍ですね。
今大会で競泳陣が獲得したメダルの数11個は、これまたアテネ大会の8個を超えて戦後最多となったそうです(史上最多は1932年のロサンゼルス大会の12個)。
残念ながら「金」はありませんでしたが(アテネ大会では金3)、個人競技ではこれまでずっと競泳界を引っ張ってきた北島康介選手抜きでの9個で、最後には男女ともメドレーリレーでのメダル獲得で締めくくり、見事というほかない結果でした。
メダリストはこれからの若い選手が多く、日本の競泳界の未来は明るいですね。

大会序盤の日本勢を盛り上げてくれたのが競泳陣ならば、大会終盤に有終の美を飾ってくれたのはレスリングでした。
とりわけ女子にいたっては、4階級中3階級制覇という圧倒的な強さを見せてくれましたし、男子も最終日に米満達弘選手が「金」を獲得して今大会すべての日本人選手の“締めメダル”となりました。
今大会、史上最多の38個のメダルを獲得しながら「金」は7個と少なめだったのですが、そのうち4個がレスリングですから、レスリング陣さまさまですね。
とくに伊調馨選手と吉田沙保里選手の3大会連続制覇の偉業達成は見事でした。
もはや日本は「女子レスリング王国」といっても過言ではないでしょうね。

一方で、その「金」の少なさの原因には、日本の「お家芸」だったはずの柔道の不振が挙げられます。
とくに男子柔道は1964年の東京大会で柔道が五輪種目に採用されて以来、史上初の「金ゼロ」となり、男女あわせても「金」獲得は松本薫選手ただひとりという結果に終わりました。
2004年のアテネ大会時の日本の「金」獲得総数は16個で、そのうち8個が谷亮子選手や野村忠宏選手をはじめとする柔道陣だったことを思えば、この度の日本勢の「金」7個という結果は、柔道の結果がそのまま反映された数字といえるでしょう。
柔道の場合、メダル獲得は最低限、「金」でなければ喜ぶべからず、といった空気の中で戦わないといけませんから、少々気の毒な気がしないでもないですが、先人たちもそんな中で結果を残してきたわけですから、そこは柔道家として仕方がない宿命ですね。
日本柔道が勝てなくなったのは、それだけ柔道という競技が世界的に普及した表れだから仕方がない、とする声もありますが、でもそれは日本から言うべきではないでしょう。
世界のレベルが上ったのか日本のレベルが下がったのか、いずれにせよ、柔道が日本発祥の競技である以上、日本は世界のトップであり続ける使命があると思います。
今回の結果をふまえ、柔道界は猛省して再建に臨んでほしいですね。

メダル常連組で不振に終わった競技といえば、シンクロナイズドスイミングもそうですね。
シンクロが正式採用された1984年のロサンゼルス大会以降、日本がメダルを獲得できなかったのは初めてだそうです。
私はシンクロには詳しくないので、メダルを逃した原因はよくわからないのですが、聞くところによると、かつて日本チームのコーチとして日本シンクロ界の基礎を築いた優秀な指導者が何らかのもめごとで退任し、その後その方が監督に就任した中国の躍進によって、日本がメダル圏外に押し出される結果となったといいます。
素人考えではありますが、シンクロのような競技は選手の能力よりも指導者の能力によって大きく左右するものなんじゃないですかね。
そんな優秀な指導者を手放したことが痛かったんじゃないでしょうか。
間違っていたらスミマセン。

あと、オリンピックの花形である陸上競技でも、ハンマー投げの室伏広治選手の「銅」1個だけでしたね。
かつて4大会連続でメダルを獲得した女子マラソンは惨敗に終わり、北京大会に続いて2大会連続メダルを期待された男子400メートルリレーも、残念ながら5位に終わりました。
陸上トラック競技の場合、非ネグロイドが入賞することがいかに難しいことであるかは理解していますが、それでも近年、伊東浩司選手や朝原宣治選手、為末大選手などの活躍で、確実に世界との差が縮まりつつある観があっただけに、今回の結果は一歩後退といった観が否めません。
4年後の巻き返しを期待したいですね。

そんな中で史上最多のメダル獲得数に至った背景には、“史上初”“◯◯年ぶり”といった嬉しい誤算のメダルが数多くあったことが挙げられます。
“史上初”のメダル獲得でいえば、女子サッカー「なでしこジャパン」をはじめ卓球女子団体フェンシング男子フルーレ団体バドミントン女子ダブルスアーチェリー女子団体など、団体競技での活躍が目立ちましたね(個人競技では女子重量挙げの三宅宏実選手が史上初でしたね)。
“◯◯年ぶり”を挙げると、先述したレスリング男子の米満達弘選手が24年ぶりの「金」を獲得したことをはじめ、男子ボクシングの村田諒太選手が48年ぶりの「金」、女子バレーボール28年ぶりの「銅」、体操個人総合の内村航平選手も28年ぶりの「金」でした(あと、史上最多を記録した競泳陣の中でも、種目別に見れば“史上初”や“◯◯年ぶり”が多くありました)。
この結果は実に喜ばしいことだと思いますが、これを今回のみのフロックに終わらせず、次回以降も継続できるよう力を維持していくことが大切だと思います。
次は、◯大会連続を期待したいですね。

さて、連連と振り返ってきましたが、最後に私の独断と偏見でロンドンオリンピック日本人選手のMVPを男女ともに挙げたいと思います。
まず男子は、何といっても体操個人総合で「金」を獲得した内村航平選手ですね。
その理由は、今大会の「金」7個のうち、唯一格闘技以外の競技で獲得したのが内村選手だったことと、大会前の下馬評で、「金メダルに一番近い男」と評されながら、見事その期待に答えたことです。
これって簡単なようで、なかなか出来ることではありません。
続いて女子では、金メダリストの4選手の中から選びたいところですが、ここではあえて卓球女子団体の3人娘、その中でもとくに福原愛選手を挙げたいと思います。
理由は、同競技で男女通じて初のメダルを獲得したことはもちろん、福原選手の場合、幼いときから世間の注目と期待をずっと浴び続け、見事その期待どおりメダリストとなったことです。
「天才◯◯少女」などと持て囃される幼い子どもは珍しくありませんが、その期待どおりに成長した例は稀といっていいのではないでしょうか。
その意味で、彼女が日本の卓球のレベルを底上げしたといっても過言ではないでしょう。
そんな理由で、私はあえて福原選手にMVPを贈りたいと思います。

報道によると、五輪開催期間中のオンライン視聴率ランキングでは福原愛選手がダントツの1位で、推定視聴者数は237万5千人だったそうです。
内村航平選手も3位にランクインで推定視聴者数169万8千人だとか。
内村選手にしても福原選手にしても、注目度も期待度も絶大な中で結果を出した・・・。
これは私の個人的な意見ですが、注目された中で結果を出してこそ、真の実力者だと思っています。
その意味で、両選手はまさに真の実力者でした。
両選手ともに23歳、まだまだ今後も期待したいですね。

私の好きな野球ソフトボールが除外されたこともあって、開幕前には私の中で今ひとつテンションが上がらなかったロンドンオリンピックでしたが、終わってみればどっぷりオリンピック漬けとなった半月間でした。
オリンピックの魅力は、競技そのものではなく、4年に一度の舞台にかける選手たちの姿にありますから、その競技自体に興味があるなしはあまり関係ないんですね。
メダルを獲得した選手もメダルに届かなかった選手も、本当にお疲れさまでした。
そして感動をありがとう。
まだまだ余韻に浸りながらも、ひとまず当ブログでのロンドンオリンピックの稿を終えることにします。


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by sakanoueno-kumo | 2012-08-17 01:33 | 他スポーツ | Comments(4)  

卓球女子団体で銀メダル!~福原愛なくして日本の銀メダルはなかった。

卓球の女子団体決勝を行い、五輪卓球で男女を通じ初のメダルが確定していた福原愛、石川佳純、平野早矢香の日本は0―3で中国に敗れ、銀メダルだった。中国は2連覇。第1試合のシングルスで福原が1―3でシ...
ロンドンオリンピック卓球女子団体で、福原愛選手、石川佳純選手、平野早矢香選手の日本チームが銀メダルを獲得しました。
卓球での日本勢のメダル獲得は男女を通じて初めてのことだとか。
金メダルを目指して臨んだ中国との決勝戦は残念ながら完敗に終わりましたが、それでも堂々の銀メダル、胸を張って帰国してほしいですね。

2日前の準決勝から振り返ると、4年前の北京で銀メダルのシンガポール相手に3-0の完勝は見事でしたね。
特に、第1試合の愛ちゃんが素晴らしかった。
愛ちゃんが対戦した馮天薇(フェン・ティアンウェイ)選手は今大会シングルスでの銅メダリストで、先日の3位決定戦で石川選手が完敗した相手でした。
その強者相手に愛ちゃんが粘りの卓球を見せて勝利したことで、シンガポールチームは意気消沈、逆に日本チームは勢いづいて、続く第2試合の石川選手、第3試合の石川・平野組のダブルス共に3-0で完勝。
決勝進出を決め、同時にメダル「銀」以上を確定させました。
勝利の瞬間、抱き合って喜ぶ彼女たちの姿は感動的でしたね。
それもこれも、第1試合の愛ちゃんの金星が大きかったと思います。
団体戦における先鋒の重要さを改めて実感したシンガポール戦でした。

で、金メダルを賭けて臨んだ決勝戦。
相手はシングルス金・銀の両メダリストを擁する中国チームで、実力・実績で見れば圧倒的に相手の方が上だったわけですが、必ずしも強い方が勝つとは限らないのが大舞台の常。
「金」以外は許されない卓球王国を背負い、格下の日本相手に絶対に負けられない中国チームと、既にメダル獲得という目標を達成して、格上相手にダメ元で臨む日本チームでは、プレッシャーの大きさで言えば中国のほうが遥かに上だったはずです。
そこに日本のつけ入る隙があるんじゃないか・・・と思っていたのですが、結果は0-3の完敗。
プレッシャーというアドバンテージを差し引いても、「金」の中国と「銀」の日本の差は歴然としたものでしたね。
まだまだ中国の壁は高いようです。
ただ、大きな声ではいえませんが、失礼ながら中国選手はどう見ても「男」ですよ(笑)。
たぶん、男子と対戦していても何ら違和感がないと思います(笑)。
いくらなんでも、男子相手には勝てません(汗)。
今一度、性別検査を望みます(笑)。

さて、今回の日本卓球史上初の銀メダルは、いうまでもなく代表3人の力でつかんだものですが、日本卓球がここまでレベルアップしたプロセスは、福原愛選手の存在なくして語れないと思います。
3歳で卓球を始め、4歳でテレビに出てきて「天才卓球少女」「泣き虫愛ちゃん」などと呼ばれて人気を博し、未来のオリンピック選手として幼い頃から世間の注目を浴びてきた福原選手。
他にも、「天才〇〇少年」と呼ばれて幼い子どもがもて囃されることはよくありますが、その期待どおりに一流プレイヤーに成長することはなかなかありません。
でも、泣き虫愛ちゃんは人気におごることなく着々と実力をつけ、その期待どおり日本のエースに成長しました。
それを当然のことのようにいう人がいますが、決して簡単な道ではなかったはずです。

事実、10代の頃の愛ちゃんは、人気ほどの結果を残すことができす、「人気先行」と批判されたりもしました。
15歳で初めて臨んだアテネオリンピックの頃は、実力も実績も上の先輩選手を差し置いて彼女ばかりにマスコミが注目することに、心を痛めたこともあったに違いありません。
人気者の宿命ですね。
今大会でも、「実力は石川のほうが上」「愛ちゃんより石川のほうが期待できる」などといった声も少なくありませんでした。
実際、世界ランクも石川選手のほうが上ですし、そこはあえて否定はしませんが、しかし、石川選手をはじめ日本の卓球選手がここまでレベルアップしたのは、愛ちゃんの功績といっても過言ではないと思います。
彼女の出現以前は、日本の卓球がここまで注目を浴びることはありませんでした。
卓球の世界選手権が、TVのゴールデンタイムで中継されるなんて、愛ちゃんがいなければ考えられないことだったでしょう。
愛ちゃんに憧れて卓球をはじめる子が倍増したとも聞きますし、たしか石川選手も彼女に憧れていた少女のひとりだったと思います。
彼女と同世代や先輩の選手でも、彼女が注目されることによって刺激を受け、その相乗効果によって伸びた選手も多かったでしょうし、大人の事情でいえば、愛ちゃんがいるといないとでは、卓球界へのスポンサーからの支援はゼロ1個、いや2個は違ったんじゃないでしょうか?
その恩恵を受けた選手もたくさんいたはずです。
愛ちゃんは単に卓球の実力だけじゃなく、広報面でも日本卓球界を支えてきたんですね。
福原愛なくして日本の銀メダルはなかった、と断言してもいいんじゃないでしょうか。
「愛ちゃんより石川のほうが上」などという声は、「長嶋茂雄より王貞治の方が上」というのと同じくらい無粋なことだと思います。

惜しくも金メダルには届きませんでしたが、表彰台での3人はとても晴れやかないい笑顔でしたね。
何はともあれ銀メダルおめでとう!
心から拍手を贈りたいと思います。
4年後こそは、一番輝く色のメダルですね。


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by sakanoueno-kumo | 2012-08-08 14:34 | 他スポーツ | Comments(0)  

卓球女子シングルスの石川佳純選手、惜しくも銅メダルに届かず!

卓球は男女のシングルスを行い、女子3位決定戦で第4シードの石川佳純はフェン・ティアンウェイ(シンガポール)に0―4のストレートで敗れ、日本勢初のメダル獲得はならなかった。男子で日本勢初の8強入り...
日本人初のメダルをかけて3位決定戦に臨んだ卓球女子シングルスの石川佳純選手でしたが、残念ながら結果は4位、銅メダルには一歩及びませんでした。
前日の準決勝で完敗した中国代表の李暁霞(リ・シャオシャ)選手は世界ランキング3位の選手で、世界ランキング6位の石川選手にとっては格上の相手でしたが、3位決定戦の対戦相手のシンガポール代表・馮天薇(フェン・ティアンウェイ)選手は現在世界ランキング8位の選手で、ランキングで見れば石川選手より格下。
昨日よりはいい勝負になるんじゃないかと期待していたのですが、蓋を開けてみれば1ゲームも奪えずに0−4のストレート負けに終わりました。
調べてみると、馮天薇選手は今でこそランキングを落としているものの、かつては世界チャンピオンにもなったこともある経験豊富な強者だったんですね。
なるほど納得です。
でも、過去の対戦成績を見てみると馮天薇選手の2勝、石川選手の1勝と、まったく歯が立たない相手というわけでもなかったようなので、今回の完敗は、大舞台の経験値の差ではないでしょうか。
残念ですね。

といっても、日本人選手で初めて準決勝に勝ち上がり、メダルをかけた試合をしただけでも大したものだと思います。
これまでのオリンピックでの日本人選手の戦績は、1996年のアトランタと2000年のシドニーで活躍した小山ちれ選手の8強入りが最高。
その小山選手も元はといえば中国から日本に帰化した選手ですから、実際のところ今まで日本人選手は8強入りすらなかったわけです。
それが今回、福原愛選手が8強入り、石川佳純選手が4強入りと、同時に2人の日本人選手が躍進を見せてくれました。
それも、愛ちゃん23歳、カスミちゃん19歳と、まだまだ成長が期待できる二人です。
愛ちゃんの出現によって世間の注目を浴びるようになった女子卓球ですが、人気先行でなかなか実績がついて来ないというのがこれまでだったと思いますが、今回の結果でようやく人気に実力が追いついてきたという印象です。
「中国の背中が見えてきた」・・・なんて言ったら過大評価でしょうか?
4年後に期待したいですね。

その前に、まだ団体戦があります。
この勢いでメダル獲得といきたいですね。

頑張れ愛ちゃん!カスミちゃん!

それと、団体戦にはあのの形相・平野早矢香選手もでますね(笑)。
応援しましょう。


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by sakanoueno-kumo | 2012-08-02 20:18 | 他スポーツ | Comments(0)  

卓球女子シングルスの福原愛選手と石川佳純選手の健闘に拍手。

昨日、ロンドンオリンピック卓球女子シングルスで2人揃ってベスト8進出を果たした福原愛選手と石川佳純選手でしたが、準決勝進出を目指したそれぞれの今日の戦いは、石川選手のみベスト4に駒を進める結果となりました。
オリンピック初出場の19歳、石川佳純選手の準々決勝での対戦相手はシンガポール代表の王越古(ワン・ユエグ)選手で、世界ランキングでいえば彼女より格下の選手。
それだけに、負けたくない、負けられない戦いだったと思います。
そんなプレッシャーからか立ち上がりを攻められ、第1ゲームを先取されてしまいましたが、第2ゲームから気を取り直して4ゲームを連取。
終わってみれば昨日と同じく、危なげない戦いで一気に勝負を決めました。
日本卓球勢がシングルスで4強入りするのは男女を通じて初の快挙だとか。
勝利を決めた瞬間の彼女の笑顔がキャワイイのなんのって、おじさんはメロメロになっちゃいました(笑)。

一方、23歳の若さながらオリンピック3度目の出場の愛ちゃんこと福原愛選手は、念願だった自身初の8強入りを果たしたものの、4強入りを賭けた対戦相手は世界ランキング1位の中国代表、丁寧(テイネイ)選手。
世界女王相手にどれだけ戦えるか楽しみでしたが、やはり第1シードの壁は高かったですね。
第1ゲームはもつれ合う熱戦となったものの惜しくも13―15で落とすと、その後は終始相手ペースで流れをつかめず、一矢報いることはできませんでした。
昨日の4回戦で見せた粘りを期待したんですけどね。
相手が強すぎました。
勝ち進めばいつかは女王と対戦しなければならないわけですが、8強の中には愛ちゃんよりランキング下位の選手もいただけに、願わくばもうちょっと先にあたりたかったなあ・・・なんて、クジ運のせいにしたくなったのは私だけでしょうか(汗)。
2人揃って4強入りしてほしかったなあ~・・・。
愛ちゃんには、気を取り直して団体戦で頑張ってほしいですね。

さて、満を持して準決勝に臨んだ佳純ちゃん(と、急に馴れ馴れしく呼んじゃいます)でしたが、対戦相手は世界ランキング3位の中国代表、李暁霞(リ・シャオシャ)選手。
まあ、ここまで勝ち進めば強敵とあたるのは当然ですけどね。
試合は第1、第2ゲームを相手に連取され、第3ゲームをからくもデュースに持込み奪取するも、第4、第5ゲームを連取されてジ・エンド。
こちらも愛ちゃんの場合と同じく、中国の壁は高かったですね。
一瞬ペースを掴みかけても、すぐにまた向こうのペースに引き戻されてしまう・・・この辺が、ランキング上位たる所以なんでしょうね。
ただ、強敵相手に佳純ちゃんも頑張ったと思います。
ときおり見せる小さなガッツポーズがキャワイイのなんのって・・・えっ?もういいって?
失礼しました(笑)。

とにかく2人を戦いを見ていると、娘の頑張っている姿を応援する父親の気分です(笑)。
残念ながら決勝進出とはいきませんでしたが、石川選手には日本人卓球初のメダルをかけた3位決定戦が残されています。
出来れば表彰台の上でのキャワイイ笑顔を見たいですね。
期待しましょう。


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by sakanoueno-kumo | 2012-08-01 03:48 | 他スポーツ | Comments(0)