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無能な総理の去就を、無節操な政争の道具にする、無駄な政治屋たち。

二転三転した内閣不信任決議案でしたが、結局は大差で否決、その条件として、当面は菅直人首相が続投するものの、「一定の目処がついた時点で身を引く」といった、任期中の首相が近い将来の辞任を約束するという何とも曖昧な着地点で合意を見たようです。
しかし、そもそも菅内閣では一向に復興に向けての目処がつかないといった理由での不信任案だったはずで、一定の目処がついたら辞任というのも可笑しな話。
結局は茶番だったと言わざるを得ません。

菅首相ではどうにも埒があかない、といった思いは、多くの国民が抱いている感情だと思いますが、戦後最大の国難と言われる今、解散総選挙を行うことが得策ではないことも、誰しもがわかることだと思います。
では内閣総辞職をすれば・・・、多数の造反議員を出してのそれは、与党分裂を意味し、政界再編となりいたずらに政局を滞らせることになるだけで、これも得策ではないでしょう。
野党である自民党の谷垣禎一総裁も、不信任案を出したはいいけど、可決した後のビジョンが何も描けていないようでは、これも無能ぶりを露呈しただけと言わざるを得ません。
結局は、納得はいかないものの、これしか落としどころがなかったということでしょうか。
今はただ、被災地や震災復興を無視した政治ゲームが短期で終わってくれたことに、感謝するほかありません。

ただ、これで一件落着とはいきません。
近い将来の辞意を表明した首相が、長くその椅子に座り続け外交の場などに出ることは、あってはならないでしょうし、私個人的にも、菅氏のこれ以上の続投は御免こうむりたいです。
一刻も早く、円滑に引き継ぐべきだと思いますが、この“円滑に”というのが、まず難しいでしょうね。
今回の件で、やはり、小沢一郎元代表と鳩山由紀夫前総理を無視した党運営が不可能であることを思い知らされたでしょうし、それに真っ向から対峙する岡田克也幹事長も、いまだ青臭さを拭いきれません。
結局は、「復興に向けて誰が首相の座に適任か」という人選ではなく、「党運営のためには誰が最も無難か」といった人選になるでしょう。
不信任案は否決されましたが、与党内での政争はまだまだ着地点が見えません。
正直、ウンザリですね。

それにしても、政争をしているときの政治家というのは、みんな目が輝いていますね(笑)。
震災対策や原発問題にあたっているときの死んだような目とは別人のようです。
きっと彼らにとって、この時間こそが“政治”なんでしょう。
つまりは、国民の側を向いた仕事などしていないということです。
使い古された表現ですが、永田町でバッジを着けているのは政治家じゃなく、政治屋だ・・・と。
どうすれば彼らを、国のために働かすことができるのか・・・私たち国民一人ひとりが、真剣に考えていかなければならないときがきているのかもしれません。


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以下、共同通信記事本文引用
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菅内閣不信任案を否決 首相、退陣年明けも
 衆院は2日午後の本会議で、自民、公明、たちあがれ日本の3党が提出した内閣不信任決議案を反対多数で否決した。菅直人首相が採決前、東日本大震災復興や福島第1原発事故収束に「一定のめど」がついた段階での退陣意向を示したことを受け、民主党からの大量造反は回避された。ただ首相は夜の記者会見で、来年1月ごろを想定する原発の冷温停止実現まで続投したい考えを明言した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110602-00001020-yom-pol
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by sakanoueno-kumo | 2011-06-03 02:02 | 政治 | Trackback(2) | Comments(2)  

浜岡原発停止に思う。

 東日本大震災発生から2ヵ月足らずの5月6日、菅直人首相は、静岡県にある浜岡原子力発電所の現在運転中の4号機、5号機の運転を停止するよう、中部電力に要請したと発表しました。理由は、この浜岡原発のある地域が、過去100年〜150年ごとに繰り返し発生している東海地震の震源域に立地し、今後30年以内にマグニチュード8クラスの大地震が発生する可能性が87%と、極めて高い確率だからだそうです。この確率については、専門家の方々からも異論が出てきていないようですから、信憑性のある数字とみていいのでしょう。であれば、何でそんな危険な場所に原発を建てたのか・・・という話になりますが、その話はひとまず横に置いて、今すぐ浜岡原発を停止することが、私たちの生活にどのような影響を及ぼすのかを考えてみます。

 この度の菅首相の要請は、地元自治体や中部電力への根回しも無いままの唐突な全面停止要請だったと聞きます。経済産業省原子力安全保安院によると、今回の浜岡原発の停止は、津波対策の強化などに必要な概ね2年程度とのことですが、政府からは、その間の具体的な電力需給の方法や、その影響の考査といったものが全く示されていません。

 そこで、懸念される事態を考えてみると、最も危惧されるのが、電力需要ですよね。中部電力は今年の夏の電力需要のピークを2560万キロワットと見込んでいるそうですが、原発の運転停止によって、このままでは供給力の余力がほとんど無くなってしまうそうです。代替エネルギーの確保を早急に進めざるを得ないとともに、福島原発事故後、東京電力東北電力に支援してきた約40万キロワットの電力の供給も難しくなるそうです。そうなると、また、“節電”“計画停電”などという言葉を避けて通れなくなります。これ以上、節電の必要性を迫られれば、ただでさえ電力不足による自粛ムードで停滞しがちな経済に、さらに追い打ちをかけるようなマイナス作用がはたらくことは避けられないでしょう。中部電力から電力供給を受ける中部地方は、トヨタ自動車をはじめ日本を代表する製造業の集積地です。計画停電などの大幅な節電を強いられることになれば、生産への打撃は避けられません。さらに、震災の影響で東日本での生産を西日本に移すなどしていた企業にもまた混乱を生じさせることになります。経済の冷え込みは国力の低下に繋がり、結局は復興を遅らせることにもなるのです。

 さらに、今回の要請を受け、全国で反原発運動が活性化し、ドミノ式に原発が停止していく可能性もあります。これについて菅首相は、浜岡原発以外の原子炉については、巨大地震に見舞われる可能性が低いとして、停止を要請する考えはないと名言していたようですが、それで他の原発地域に住む方々が納得できるとは思えません。福島原発事故の現状を見れば、一刻も早く自分たちの地域の原発も停止してほしいと考えるのは、当然のことでしょう。では、すべての原発を今すぐ停止することが、果たして可能なことなのかどうか、残念ながら素人の私にはその判断材料がありません。仮に可能だったとして、原発に変わるエネルギー源を火力発電水力発電に頼ることになるのでしょうが、当然、コストの問題が生じます。中部電力によると、今回の浜岡原発停止で、原発分を火力で代替すると、発電コストが1日7億円年間約2500億円増える見通しだとか。これが日本全国となると・・・途方も無い金額になるでしょうね。当然それは、“電気代”という形で、私たちの生活にはね返ってくることが想像できます。それは単純に一般家庭の生活費がアップするというだけではなく、企業の生産コストアップにも繋がり、また、経済の冷え込みに拍車がかかることになるでしょう。原発廃止が物理的に可能だとしても、国民の生活に大打撃を与えることは避けられないように思えます。

 とはいえ、いつ東海地震が起きても不思議ではないという状況で、福島原発事故によって明らかになった国と東京電力の安全管理の杜撰さを見れば、浜岡原発の停止は当然という意見もわかります。もし、数ヵ月後にも巨大地震が発生したら、今回の菅首相の判断は“大英断”ということになるのでしょう。しかし、今回の要請について、菅首相が日本全体の電力不足や経済への影響、国民の生活に配慮した形跡は、どうも見受けられません。“菅降ろし”の気運が与野党ともに高まる中、起死回生の政権浮揚を狙った、破れかぶれのパフォーマンスとも思えます。政府は、国民や企業が納得のいく説明と対策を示すべきではないでしょうか。

 勘違いしないでほしいのは、私も、将来的には原発に頼らない社会を目指すべきだとは思っていますし、そのために、人類が持てる英知を結集すべきだとも思います。しかし、福島原発事故で日本中が神経質になっている今、その煽りを受けて足早に原発廃止を進めることが、はたして国民にとっていいことなのか・・・と思うのです。「戦後最大の国難」といわれる今だからこそ、冷静になって考えるべきではないでしょうか。


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by sakanoueno-kumo | 2011-05-11 18:20 | 時事問題 | Trackback | Comments(7)  

大相撲八百長問題に思う、伝統継承怠慢の愚。

相撲協会がまた騒ぎになっているようだ。
昨年の野球賭博問題が落ち着いてきたと思ったら、今度は八百長相撲問題
なんでも、発端は野球賭博事件の取調べ時に警視庁が押収した携帯電話から、八百長を打ち合わせしたとみられるメールが数十件ほど見つかったらしい。
この件について菅直人首相は、「八百長があったとすれば、大変重大な国民に対する背信行為だ。」と述べ、枝野幸男官房長官によれば、「八百長がまん延している法人なら、公益認定を得るのは難しいと言わざるを得ない」という。

そんな一連の報道を聞いて私個人の意見をいえば、「何をいまさら!」という感じだ。
そんなことは相撲ファンならほとんどがわかっていること。
7勝7敗の力士と、8勝6敗の力士が千秋楽で顔合わせした場合、8割以上前者が勝利するというのは誰もが知るところで、それが角番の大関の場合はほぼ10割に近い勝率。
むしろ、そうでない結果になった場合のほうが、「おや?この力士は八百長しないんだ!」と驚いてしまうほどだ。
そんなことは暗黙の了解の中で、ファンは相撲観戦を楽しんでいる。
「背信行為」とは、菅さん、むしろ国民の期待を裏切り続けているあなた達、民主党政権の方じゃないんですか?

私はむしろ、そのような打ち合わせがメールでやりとりされていたという点に驚きを覚える。
発覚した携帯電話の持ち主は、十両千代白鵬と元前頭春日錦竹縄親方だそうだが、この軽率さは、浅はかとしか言いようがないだろう。
今回の八百長発覚で放駒理事長「大変憤りを感じ、心苦しく思っている」とコメントを述べたそうだが、本心を代弁すると、「今まで証拠がないのでとぼけていられたのに、こんな証拠を晒されては弁解のしようがないじゃないか!」と言いたいところだろう。
文書や記録を残さないようにするのが密室談合であって、ましてやメールなんて、開いた口がふさがらない。

相撲界には「申し合い」という言葉がある。
稽古相手を指名する「申し合い稽古」がそうで、同等の実力を持つ力士たちが勝ち抜き形式で対戦する稽古のことをそういうのだが、これはガチンコ勝負ではなく、ある程度の取り組みの流れやかける技を“申し合わせた”上で、組み合う稽古だそうだ。
他の部屋に出向いて行う「出稽古」でも、同じように「申し合い」が行われる場合もある。
当然そこには文書などあるはずもないし、メールで申し合わせることもない。
一流の力士になれば、それを互いの目と目の呼吸だけでやってしまうらしい。
ここまでくれば、「申し合い」も一流の“技”といってもいいだろう。

相撲界には「注射=八百長」「中盆=八百長の仲介者」などの八百長に関する隠語も多く存在する。
「注射」にお金が動く場合、この「中盆」が仲介に入ってことを進めたそうだ。
つまり、八百長行為にも、継承されてきた伝統の形式があるということ。
今回の行為も、メールなんかじゃなく伝統の形式に基づいて行なっていれば、こんな問題にはならなかったというわけだ。

不祥事が後を絶たない角界。
いずれも、伝統を正しく継承することを怠ってきたため、悪いところだけが残ってしまった結果だと思える。
今回の件も、正しい八百長行為(?)を怠った結果・・・というと、語弊があるだろうか。
いずれにせよ、伝統が崩壊して膿ばかりが露呈する大相撲は、もはや「国技」とはいえないようである。
やはり一度解散して、新たに立て直す必要がありそうだ。


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by sakanoueno-kumo | 2011-02-04 19:36 | 他スポーツ | Trackback(1) | Comments(9)  

菅新内閣発足。 脱・小沢色より強固に。

 先日の民主党代表選挙で、小沢一郎候補を破り再選を果たした菅直人総理大臣の、新閣僚名簿が発表された。顔ぶれは下記のとおり。↓↓↓

▽総理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・菅 直人(衆院・民主党)
▽総務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・片山善博(民間)
▽法務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・柳田 稔(参院・民主党)
▽外務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前原誠司(衆院・民主党)※ポスト変更
▽財務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・野田佳彦(衆院・民主党)※留任
▽文部科学相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高木義明(衆院・民主党)
▽厚生労働相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・細川律夫(衆院・民主党)
▽農林水産相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鹿野道彦(衆院・民主党)
▽経済産業相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大畠章宏(参院・民主党)
▽国土交通相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・馬淵澄夫(衆院・民主党)
▽環境相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・松本 龍(衆院・民主党)
▽防衛相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北沢俊美(参院・民主党)※留任
▽官房長官・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・仙谷由人(衆院・民主党)※留任
▽国家公安委員長 拉致問題担当・・・・・・・・岡崎トミ子(衆院・民主党)
▽郵政・金融担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自見庄三郎(参院・国民新党)※留任
▽経済財政担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・海江田万里(衆院・民主党)
▽国家戦略局担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・玄葉光一郎(衆院・民主党)※ポスト変更
▽行政刷新会議担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・蓮   舫(参院・民主党)※留任

 これに加え、民主党幹事長に岡田克也前外相、国会対策委員長には鉢呂吉雄衆院厚生労働委員長、玄葉光一郎政調会長はそのまま留任と、内閣及び党3役ともに、引き続き脱・小沢路線を明確に示した人選となった。原口一博前総務相、山田正彦前農林水産相など小沢氏に投票したであろう実力者の名前がないところを見ると、小沢色排除が前回以上に強固になったと解釈してもよさそうだ。「一兵卒として頑張る」と語った小沢氏だが、「壊し屋」の異名をとる彼が、はてさていつまでおとなしくしているものか見物だ。

 そもそも圧倒的な世論を味方につけて勝利したとされる菅氏だが、果してマスコミが報じていたほど世論は菅氏を支持していたのだろうか。少なくとも私のまわり(非常に狭いが)では、小沢氏支持の声が大きかったし、私自身もそうだった。選挙結果では党員・サポーター票が思った以上の大差となって勝敗を決定づけたが、あの数字も眉ツバもので、小選挙区と同じくポイント制での大差で、実際の票数では菅氏60%小沢氏40%とそう差はない。決して菅氏を支持する声が圧倒的だったわけではないということ。議員票にいたってはまったくの五分だったわけで、「政治と金」のハンデキャップを背負いながらもなお、小沢氏の実力のほどがうかがえる選挙だったと私は思う。

 結果は菅氏の続投が決まり、3ヵ月の短命総理とならずにすんだ。「首相が年単位ではなく月単位で変わる国」と諸外国から揶揄されていたことを思えば、対外的にはそれはそれで良かったのかもしれない。が、国内的には再選決定早々急激な円の高騰など、先行きは不安でいっぱいだ。選挙中の小沢氏と菅氏の討論などを聞いていても、菅氏の述べるところはどれも抽象的な表現ばかりで、小沢氏に比べて大きく具体性に欠けていた。経済無知財政無策などと言われる菅氏だが、果してその手腕はいかがなものか。今回の小沢色排除の人選で、ただでさえ「ねじれ国会」の政局にあって、さらに200人もの党内野党とも対峙していかねばならない。ここは挙党一致で臨まねばならない局面ではなかっただろうか。

 兎にも角にも、まさに内憂外患な菅新内閣の船出だ。


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by sakanoueno-kumo | 2010-09-17 23:59 | 政治 | Trackback | Comments(6)  

鈴木宗男議員の報道に思う、クリーンな政治家とダーティーな政治家。

 かつて「疑惑のデパート」「疑惑の総合商社」といわれた鈴木宗男衆議院議員に、とうとう実刑判決が下った。これにより鈴木氏は議員職を追われ、懲役2年(実際には1年半ほど)の服役後も5年間は被選挙権を失うこととなり、現在62才という年齢を考えれば、事実上議員生命を絶たれたといってもいいかもしれない。鈴木氏はなおも無罪を主張しており、今後も検察権力と闘っていくと言っているようだ。実際に法に触れる行為があったのかどうかは私にはわからないが、賄賂云々は別にしても、疑惑の発端となった国後島の建築物を「ムネオハウス」などと呼ばせて浮かれていた・・・とか、アフガン復興会議でNGO出席者を恫喝した・・・とか、当時の彼は権力をかさに調子にのっていた観は否めない。それも、内閣官房副長官という中途半端な権力で・・・。本当の権力者であれば、おそらく逮捕・立件には至らなかっただろう。

 鈴木宗男氏といえば、貧乏農家に生まれ苦学の末、政治家となったという、いわゆる「たたき上げ」で伸し上がった苦労人として知られる。一昔前であれば、田中角栄元首相のように、その生い立ちだけでも国民の共感を得ていたかもしれない。ただ、こういった「たたき上げ」の議員というのは苦労した分、往々にして権力への執着心が強い人が多い。逆境にも強く、少々のことではヘコタレない図太さがある。しかし同時にひがみ根性も旺盛で、権力への執着からくる貪欲でダーティーなイメージが常につきまとう。

 一方で、代々政治家の家庭に育った世襲議員、いわゆる「おぼっちゃん議員」は、比較的クリーンなイメージの人が多い。なるほど育ちが良いため貪欲さはなく、ひがみ根性もなく、しかしながら権力への執着も薄く、逆境にも弱く、途中で総理の椅子を投げ出したりする。苦労して掴んだ権力ではないから、手放すこともさほど惜しくないといったところだろう。その欲のなさ、力みのなさは、一人の人間としては好感を持てるかもしれないが、政治家としてはあまりにも軟弱すぎる。政治家には、貪欲さ、執着心も必要だ。しかし世論は、鈴木宗男氏を例とする貪欲な政治家と、安倍晋三氏を例とする軟弱な政治家を比べると、圧倒的に後者を支持する。クリーンという理由のみで・・・。

 近々ある民主党代表選挙では、連日報道される世論を見ると菅直人総理大臣が小沢一郎前幹事長に大きく水をあけて支持されているようだ。その理由でもっとも多いのは、やはりここでも、クリーンというイメージ。菅氏の場合は上記世襲議員のような軟弱さは感じられない「たたき上げ」の議員だが、クリーンなイメージはたしかにある。実際、菅氏がクリーンなのかどうかは知らないが、少なくとも小沢氏にクリーンさがないことは誰が見てもわかる。ここで私が思うのは、クリーンさというのはそれほど必要なことだろうか・・・ということ。過去、クリーンと評された総理を思い出してみると、三木武夫氏、海部俊樹氏、安倍晋三氏など、失礼ながらどの方々も名総理だったとはお世辞にもいえない。必要なのは総理としての資質、能力であって、クリーンさはあるにこしたことはないが、総理としての第一条件ではない。

 「政治と金」の問題にしてもそうだ。そもそも政治献金イコール、広い意味では賄賂だ。神社仏閣でお賽銭やお布施をするのは、ご利益を期待してのこと。個人献金にしても団体献金にしても、癒着があるかないかの違いだけで、何らかの見返りを期待してのものには違いない。何の見返りも期待しない献金など、何処かの総理に母親がくれた6億円ぐらいのものだろう。皆、法の目を探りながら、献金という「袖の下」を贈っているに過ぎない。そしてその「袖の下」が集まるのは、見返りが期待できそうな政治家であり、力のある政治家だ。誰も無能な政治家に袖の下を渡したりしない。言ってみれば、「袖の下」は政治家の実力のバロメーターであり、そうして金を集められる実力者でないと、党首などといった重責は担えないというのが政治の実情だ。

 本来は、政治能力、行政能力に長け、且つ公明正大な人物が理想だろう。しかし、実際にはそんな理想的な人物はそうそういない。結局は、クリーンで無能な政治家と、ダーティーで有能な政治家のどちらかを選ばなければならない。菅氏と小沢氏がその例に当てはまるかどうかは個々の判断だが、私はどちらかを選べといわれれば、迷わず、ダーティーでも有能な方を選ぶ。


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鈴木議員の実刑確定へ=無罪主張の上告棄却―受託収賄など4事件・最高裁
 受託収賄、あっせん収賄など四つの罪に問われた衆院議員鈴木宗男被告(62)の上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は7日付で、被告側上告を棄却する決定をした。懲役2年、追徴金1100万円の実刑とした一、二審判決が確定する。
 鈴木被告は確定後、公選法などの規定により失職し、収監される。刑期を終えても5年間は立候補できなくなる。
 鈴木被告は、政治資金規正法違反罪と議院証言法違反罪を含め、一貫して全面無罪を主張していた。
 2004年の一審東京地裁判決は、すべての事件を有罪と認定した上で、「高度の廉潔性を求められる要職にありながら国民の信頼を裏切った」と非難。「反省は皆無で、虚偽の陳述をしてはばからない被告に刑を猶予するのは相当ではない」として、実刑を言い渡した。
 二審東京高裁も08年、「行政に不当な影響を及ぼし、社会の信頼を害した」として、一審を支持していた。
 鈴木被告をめぐる一連の事件では、佐藤優外務省元主任分析官(50)ら12人が起訴され、鈴木被告を除く11人の有罪が確定している。
 一、二審判決によると、鈴木被告は北海道開発庁長官、官房副長官だった1997〜98年、林野庁への口利きの見返りなどとして、2社から1100万円のわいろを受領するなどした。
 鈴木被告側は最高裁に異議を申し立てる方針で、収監されるのは早くても数週間後となる見通し。捜査段階や一審公判中の拘置期間の一部が除かれるため、服役するのは長くても1年5カ月程度となる。
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by sakanoueno-kumo | 2010-09-09 22:15 | 政治 | Trackback | Comments(2)  

「ねじれ国会」に思う。

旬ネタを過ぎた観はありますが、先頃行われた参議院選挙について少しばかり・・・。
与党・民主党の苦戦は予想されていましたが、思った以上の大敗を喫しました。
菅総理が目標に掲げた「54議席+α」を大幅に下回り、獲得数は44議席、これによって民主党の参議院での議席は106議席となり、過半数割れが確定しました。
今後の政権運営はかなり厳しいものになることは免れないでしょうね。

敗因として一番に上げられるのは、やはり直前の消費税増税発言でしょう。
その必要性は別として、なんでこのタイミングで言っちゃったんでしょうね。
菅総理といい鳩山前総理といい、どうも発言の短慮さが目立ちます。
国民に負担を強いることであっても、誠心誠意話をすれば理解を得られると、本気で思っていそうですよね、きっとこの方たちは。
この点では、国民を騙してでも選挙に勝つ道を選ぶ、小沢さんの強かさを少しは見習うべきだったかもしれません。
これでまた、「やはり選挙は小沢じゃないと」といった声が大きくなるかもしれませんね。
実際、小沢さんの神通力というのがどれほどあるのかは知りませんが、彼が選挙が上手いというよりも、現執行部が選挙が下手だったんじゃないでしょうか?
だって、比例区では自民党12に対して民主党16で、勝ってるんですよね?
ところが全国に29ある「1人区」では8対21の惨敗でしょ。
結局敗因はこの「1人区」だったわけで、これでは選挙が下手といわれても仕方がないですよね。
単に消費税発言だけが原因ともいえない気がします。

良いのか悪いのか、これでまた「衆参ねじれ国会」が当分続きそうです。
それとも、またどこかの党と「無理やり連立」を組むのでしょうか?
今世紀に入ってから、旧自民政権時代も含めて、「衆院選で大勝したあとの参院選で大敗する」といった流れがずっと続いています。
それだけ国民が、選挙即結果を求めているということで、長い目で見ていられるほどの余裕はないということの現れだと思います。
どこが政権与党になっても、きっと同じことになるんじゃないでしょうか。
でも、これって結局、国民にとっては損なことですよね。
これでまた、衆議院解散がない限り、最低3年間は立案、廃案を繰り返しながらいっこうに前に進まない政局になります。
もうウンザリですね・・・。

こうなるといつも思うことですが、参議院って必要なんでしょうか?
衆議院の暴走に対する抑止効果の参議院ですが、実際の日本の参議院は本来の役割を果たしているとは到底思えません。
「ねじれ国会」での参議院は、何でもかんでも否決していたずらに政局をフリーズさせるばかりで、逆に衆参共に過半数を得たら得たで、衆議院の盲判の役割でしかありません。
だから数さえいれば誰でも良いといった具合で、タレント議員を乱立するんですよね。
「一院制」の導入、真剣に考えたほうが良いのではないでしょうか?

それでも、どうしても監査役として参議院が必要なのであれば、裁判員制度のように国民から無差別の抽選で選んだらどうでしょう。
そうすれば客観的な立場での抑止効果が得られますし、国民の直の声が反映されます。
それに何よりも選挙という無駄な経費が掛かりませんし・・・。
愚論ですかね・・・?

兎にも角にも、しばらくは「衆参ねじれ国会」が続きます。
菅さん、福田康夫元総理のように逃げ出しちゃうかもしれませんね。
その前に今回の大敗の責任を取らされるかもしれませんが・・・。

~追記~
ソフトバンクの犬も、当選したようですね・・・(笑)。


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by sakanoueno-kumo | 2010-07-14 00:21 | 政治 | Trackback(3) | Comments(8)  

「奇兵隊内閣」というネーミングは失敗では?

 8日の皇居での認証式を終えて、正式に第94代内閣総理大臣に就任した菅直人氏。思えば十数年前、「総理にしたい政治家」としての人気を小泉純一郎氏と2分した時代もあった菅氏。2001年に就任したの小泉首相以降、安倍氏、福田氏、麻生氏、鳩山氏と世襲サラブレット総理が5代も続き、考えてみれば今世紀初の叩き上げ総理の誕生だ。決してエリートコースを歩んできたわけではない自身の政治家人生を糧に、これまでにない「庶民派総理」をアピールするべく名付けたキャッチフレーズは「奇兵隊内閣」。なるほど閣僚の顔ぶれを見れば、サラリーマンや自営業出身の閣僚ばかりでうなづける比喩だが、でもちょっと待て!「奇兵隊」の本当の姿を知っているのか?

 「奇兵隊」を知らない人のためにここで説明すると、今話題の大河ドラマ「龍馬伝」の舞台である幕末、長州藩士・高杉晋作の発案によって結成された戦闘部隊で、農民や町民など身分にとらわれない形で組織された軍隊。士農工商すべてが世襲だったこの時代、革命的な組織だったわけだが、何故このような組織が生まれたかというと、この時期の長州藩は攘夷運動によって英、仏、蘭、米の列強四国相手に戦った下関戦争で多くの戦士を失い、加えて幕府による長州征伐の攻撃を受け、まさに満身創痍の状態で人材不足が甚だしい状態に陥っていたわけで、この「奇兵隊」は、いうなれば苦肉の策だったわけだ。奇兵隊の「奇兵」の意味は、武士のみの部隊である「正規兵」の反対語で、つまりは「奇兵」=非常勤といった意味合いの言葉。となれば、菅総理の名付けた「奇兵隊内閣」は、人材不足による苦肉の策で非常勤、ということになる。

 もうひとつ、奇兵隊出身の代表的な人物に山縣有朋(やまがたありとも)という人がいる。足軽という低い身分から身を起こしてこの奇兵隊に入隊し、明治政府では第3代・第9代の内閣総理大臣にまで昇りつめた人物だが、この山県は日本陸軍の基礎を築いた人物で、「国軍の父」とも称され、後の大東亜戦争における陸軍の暴走の道を作った人物だと言ってもいい。加えて、民主党が忌み嫌う官僚制度の確立にも尽力した人物でもあり、さらに、こちらも民主党が嫌う「政治と金」の部分でも、明治政府最初の汚職事件とも言われる「山城屋事件」においてもこの山縣有朋が深く関わっている。言ってみれば、民主党の目指す政治から見れば「悪の権化」ともいえる人物で、そんな人物が軍監という中核を担っていた組織が「奇兵隊」だ。

 菅新内閣の門出にケチをつけるつもりは毛頭ないが、本当の奇兵隊の姿を思えば、この「奇兵隊内閣」というネーミングは失敗だったのではないだろうか?


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<菅首相>「奇兵隊内閣」…自ら命名
 記者会見に臨んだ菅首相は、自らを幕末の志士になぞらえ、新政権を「奇兵隊内閣」と名付けた。
 首相は、「菅政権を象徴するキーワードは」との問いに「私自身は草の根で生まれた政治家」と答えた。山口県が発祥のセントラル硝子(本社・東京都)に勤務していた父を持つ首相は、世襲政治家が続いた歴代首相との違いを強調するように「普通のサラリーマンの息子」とも述べた。
 さらに、長州藩士高杉晋作が結成した奇兵隊のエピソードを引用。武士だけでなく庶民も参加した点を挙げ「幅広い国民の中から出てきたわが党の国会議員が奇兵隊のような志で勇猛果敢に戦ってもらいたい」と話した。
 また、04年の代表辞任後に始めた四国八十八カ所巡礼に触れ「53番札所まで来たお遍路も続けたいが、しばらくは後にして、日本のため全力を挙げたい」と述べた。
 会見に出席した英インディペンデント紙のデイビッド・マックニール特派員は「『サラリーマンの息子』との発言が印象深かった。日本の首相は世襲が多く、どの外国人記者もこの発言は記事にするだろう」と語った

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100608-00000633-san-pol
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by sakanoueno-kumo | 2010-06-09 01:04 | 政治 | Trackback(2) | Comments(4)  

菅内閣発足。

 菅新内閣の閣僚名簿が発表された。顔ぶれは下記のとおり。↓↓↓

▽総理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・菅 直人(衆院・民主党)
▽総務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・原口一博(衆院・民主党)
▽法務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・千葉景子(参院・民主党)
▽外務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡田克也(衆院・民主党)
▽財務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・野田佳彦(衆院・民主党)
▽文部科学相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・川端達夫(衆院・民主党)
▽厚生労働相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長妻昭(衆院・民主党)
▽農林水産相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・山田正彦(衆院・民主党)
▽経済産業相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・直嶋正行(参院・民主党)
▽国土交通相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・前原誠司(衆院・民主党)
▽環境相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小沢鋭仁(衆院・民主党)
▽防衛相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北沢俊美(参院・民主党)
▽官房長官・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・仙谷由人(衆院・民主党)
▽国家公安委員長 拉致問題担当・・・・・・・・中井洽(衆院・民主党)
▽郵政・金融担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・亀井静香(衆院・国民新党)
▽国家戦略局担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・荒井 聰(衆院・民主党)
▽行政刷新会議担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・蓮   舫(参院・民主党)
▽公務員制度改革担当相・・・・・・・・・・・・・・・玄葉光一郎(衆院・民主党)

 前職からの再任が11人。首相と官房長官は横滑りと、計13人が前内閣の顔ぶれ。新任の財務相と農水相は副大臣からの昇格。前執行部がたてた先週末の組閣というスケジュールを無視して引っぱったわりには、何とも新鮮味のない菅新内閣となった。前内閣の責任は首相一人が辞めて終わりなのだろうか・・・。まあ、昨夏の政権交代で発足した鳩山内閣はオールスター内閣と言ってもいい布陣で、顔ぶれを変えるとどうしても格が落ちる観は否めず、ここはこのままオールスターで臨みたいといったところだろう。ただ、まったくそのままというわけにもいかず、この8ヶ月間で露出度の高かった蓮舫議員を仕分人から仕分大臣にして花を添えたようだ。もう一人の仕分人・枝野幸男議員も幹事長に就任しており、この仕分人は民主党政権の出世コースになったようだ。

 「脱小沢シフト」でイメージを一新して参院選に臨むそうだが、逆にその参院選で負けたら責任を問われ、短命内閣になる可能性もある。小沢前幹事長がおとなしく引き下がったのも、その責任回避ということも視野にあったのではないだろうか。 

 いろんな懸念はあるけど、数カ月後にまた首相が変わるような事態は国家の恥。しばらくは腰をすえて臨める、そんな政権づくりをしてほしい。個人的には、菅さんはあまり好きじゃないけど・・・。


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下記、記事本文引用
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菅内閣の閣僚名簿発表 参院選へ脱小沢シフト
 菅直人新首相(63)は8日午後、内閣の顔触れを正式に決め、仙谷由人官房長官(64)が官邸で閣僚名簿を発表した。政治資金問題や強権的と批判される政治手法で国民の不信を買った小沢一郎前民主党幹事長と距離を置く議員を要職に起用。「脱小沢」シフトで政権のイメージを一新し、夏の参院選に向け態勢の立て直しを図る。玄葉光一郎党政調会長(46)を兼務で入閣させ、政府と党の連携を強化。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100608-00000582-san-pol
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by sakanoueno-kumo | 2010-06-08 15:41 | 政治 | Trackback(3) | Comments(0)  

鳩山内閣発足。

<鳩山内閣>閣僚名簿を発表 副総理に菅氏、財務相に藤井氏

 永田町の一番長い日。本日午前、麻生内閣は首相官邸において臨時閣議を開き総辞職。午後から衆参両院本会議において首班指名選挙を行い、鳩山由紀夫民主党代表が第93代内閣総理大臣に選出された。投票数は、衆議院327票(定数480票)、参議院124票(定数は242票)を獲得、いずれも定数の過半数を超え、当選を果たした。

 その後首相官邸において平野博文官房長官が閣僚名簿を発表。そして夜、皇居での首相任命式と閣僚認証式を行われ正式に鳩山内閣が発足した。顔ぶれは下記のとおり。

▽総理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鳩山由紀夫(衆院)
▽副総理・国家戦略局担当相・・・・・・・・・・・・菅 直人(衆院)
▽総務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・原口一博(衆院)
▽法務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・千葉景子(参院)
▽外務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岡田克也(衆院)
▽財務相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤井裕久(衆院)
▽文部科学相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・川端達夫(衆院)
▽厚生労働相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長妻昭(衆院)
▽農林水産相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・赤松広隆(衆院)
▽経済産業相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・直嶋正行(参院)
▽国土交通相 沖縄北方・防災・海洋担当・・前原誠司(衆院)
▽環境相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小沢鋭仁(衆院)
▽防衛相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北沢俊美(参院)
▽官房長官・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平野博文(衆院)
▽国家公安委員長 拉致問題担当・・・・・・・・中井洽(衆院)
▽郵政・金融担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・亀井静香(衆院・国民新党)
▽消費者・少子化担当相・・・・・・・・・・・・・・・・福島瑞穂(参院・社会民主党)
▽行政刷新会議担当相・・・・・・・・・・・・・・・・・仙谷由人(衆院)

 主要ポストはここ数日報道等で予想されていた名前のとおり。サプライズ人事はなかった。もっとも小泉政権以降、サプライズを期待する向きがあったが、本来は適材適所に選出されるのが当然であり、予想どおりの人事に納まるのが常道なのだろう。安倍政権などの「お友達内閣」で見られたような鳩山氏の周辺で選んだ感もなく、党内の実力者で固めたというのが大方の見かた。「脱・官僚」を掲げているだけに、官僚のペーパーなしでも答弁出来る面々を揃えたというところだろうか。(個人的にはよく知らない人も3人ほどいるが・・・。)

 注目は、新しいポストである菅直人氏の国家戦略局担当相。ここ数日テレビなどで散々説明してくれたのでシステムはわかってきたが、はたしてどれだけ機能するものだろうか。各担当大臣含めてかなりの責任を担う訳で、円滑に機能するのか不安は拭いきれない。

 国民新党からは亀井静香氏、社民党からは福島瑞穂氏がそれぞれ入閣。思想も主張も全く異なるこの二人が同じ閣議の席について、どのように折り合いをつけていくのか見もの。鳩山首相の手腕が問われるところだろう。

 とにもかくにも、期待と不安が入り混じった鳩山新政権の船出である。


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by sakanoueno-kumo | 2009-09-16 22:58 | 政治 | Trackback(1) | Comments(0)