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野村克也の名言 その3

 先頃、ノムさんこと野村克也氏にプロ野球コミッショナーより功労賞が贈られたそうである。今期、楽天を率いてパ・リーグを大いに盛り上げたことと、長きに渡ってのプロ野球界に対する功績を称えてのこと。ご本人は、「10年遅いんじゃない。今ごろ何だ、という感じ。」などといつものボヤキっぽい野村節を吐いて会場を沸かせていたようだが、さすがに嬉しそうで「現場を離れるので、おみやげだと思ってありがたく頂きます。」と照れながら語っていた。本当にこれでユニホーム姿を見ることもないのかと思えば、残念な限りである。

 ノムさんの功績といえば、選手時代の輝かしい実績や、監督時代の5回のリーグ優勝や3回の日本一などよりも、その最も称えられるべきは、球界に残した野村イズムとそれを継承した選手たちであると私は思う。彼を師と仰ぐ選手や指導者は数多く、次世代の指導者の中で「野村イズム」は生き続けていくことだろう。

   財を遺すは下、
     仕事を遺すは中、
       人を遺すは上なり。


 この言葉もノムさんが常日頃から口にしている言葉である。金を稼いだだけでは下人、実績を残してもまだ凡人、人を育ててこそ初めて立派な人といえる。なるほどそのとおりで、胸に留め置きたい言葉である。

 この言葉は、明治・大正の政治家・後藤新平の残した言葉だそうで、次のように続くそうである。
  財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり。
  されど、財なくんば事業保ち難く、事業なくんば人育ち難し。

 結局は金がなければ始まらない・・・と、妙に現実的にトーンダウンするのだが、要は「金や実績を目標に生きてはいけない。」ということだろう。金を稼ぐだけの人が賤しいという意味ではなく、財を成したなら次は実績を目指し、実績を遺したなら次は人材を遺すことを常に考えていかなければならない・・・ということ。人を育てることの、得て・不得手に関わらず、地位と名声を手に入れた人の責務である・・・との言葉ではないだろうか。

 この言葉でいえば、イチロー選手も松井秀喜選手もまだまだ現段階では「中」ということになる。彼等ほどの実績を遺した人物は、向き・不向きに関わらず、将来人材を育てることに尽力せねばならない責務がある・・・ということだろう。

野村克也の名言 その1
野村克也の名言 その2

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by sakanoueno-kumo | 2009-11-19 15:56 | プロ野球 | Comments(0)  

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