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抑止力の低下。

もめにもめた普天間基地移設問題
結局、旧政権の現行案どおり、辺野古への移設と正式に発表された。
「最低でも県外」という鳩山総理の出来るはずもない浅知恵発言から8カ月。
この迷走で得たものは、米国を怒らせ、沖縄県民を落胆させ、移転候補地の人々の不安を煽り、近隣諸外国に侮られるといった、誰一人得をする者はないという最悪のものだった。
このたびのことで改めて考えさせられた国防と抑止力の重要性
米軍基地の存在が抑止力ではない。
日米安保そのものが我が国にとって最大の抑止力であって、基地はその象徴にすぎない。
実際に基地が、その力を発揮するような事態が起こってはならないのだから・・・。
日米関係が良好であってこその基地であって、その関係に暗雲が立ち込めるということは、辺野古であっても県外であっても、その抑止力としての効力が低下するということだ。

このたびの騒動によって、その日米関係の不安定さを諸外国にさらすこととなった。
世界一危険といわれる普天間飛行場。
移設によって、その近隣住民の方々の安全は確保されることだろう。
しかし、それと引換に全国民を危険にさらした現政権の責任は大きい。
どう、おとしまえをつけるのか!


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下記、記事本文引用
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日米、普天間の辺野古移設を発表 埋め立て軸に調整
 日米両政府は28日、米軍普天間飛行場移設に関する共同声明を発表。移設先をキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市辺野古)と付近の海域と明記。同沿岸部を埋め立てる現行計画の3年近くに及ぶ環境影響評価手続きを遅らせないとして移設地域を限定した。ほぼ現行計画通りの埋め立て構想を軸に調整、8月中の工法確定を目指す。発表に先立ち鳩山首相とオバマ米大統領は電話会談し、共同声明の内容を確認した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100528-00000523-san-pol

by sakanoueno-kumo | 2010-05-28 14:16 | 政治 | Trackback(1) | Comments(2)  

Tracked from 自分なりの判断のご紹介 at 2010-06-02 12:23
タイトル : 普天間問題:辺野古へ移設、閣議決定…福島消費者相を罷免
政治家の世界って、 目標を決め、その達成に 必要な、やるべき事と 解決の道筋をたて、 その実施の過程で起きる さまざまな問題を、 目標達成の本来の狙いを 勘案しつつ解決してい くというような、いわゆる 「... more
Commented by T37umanami at 2010-05-29 13:59
こんにちは。
本当にそうですね。ため息すら出ないくらい
呆れる政権ですね。
オバマ大統領に言った「トラストミー」はなんだったんですかね?
普天間の件もそうなのですが、
子ども手当にも事業仕分けにも何か、
表面的にしか考えていないと思ってしまいます。
信頼がほぼ壊滅的な感じですね。
本当に参りました。
Commented by sakanoueno-kumo at 2010-05-29 17:39
< T37umanamiさん。
子ども手当てや高速無料化などは、別に私はどっちでもいいんです。
マニフェスト違反と声高に言われてますが、最初からそんなもんだろうと思ってましたし。
でも、この普天間問題はマニフェスト違反とは別次元です。
辺野古がダメとか徳之島がどうとかじゃなく、この間に失墜した日本政府の信頼と日米関係の暗雲は大罪です。

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