心に残る名曲 No.5 『Kissin' Christmas(クリスマスだからじゃない)』 桑田佳祐&His Friends
中年のオジサンである私にとっては、クリスマスといっても何か特別な行事があるわけもなく、単に年末の仕事の追い込みの時期でしかないのですが、せっかくだからせめてクリスマスソングでも聴いて、クリスマス気分を味わいたいと思います。クリスマスソングといえば、スタンダードな曲はたくさんありますが、今回はレコード化およびCD化されていない知る人ぞ知る名曲を紹介したいと思います。
古い話になりますが、1986年と87年の2回だけ、12月24日のイブの夜に日本テレビで「Merry Xmas Show」という音楽番組が放送されたのをご存知でしょうか? この番組は桑田佳祐さんの企画・プロデュースで、当時の一線で活躍するミュージシャンたちが一同に集結した非常にクオリティの高い音楽番組でした。普段あまりテレビでは見れなかったアーチストも多数参加していて、現在30歳代後半から40歳代前半の世代の人にとっては伝説の番組でもあります。その番組のエンディングテーマで、番組のみのオリジナルとして作られた、作詞:松任谷由実、作曲:桑田佳祐という当時としては夢の共演の曲、
『Kissin' Christmas (クリスマスだからじゃない)』 が、本日の曲です。
実に7分を超える壮大な曲です。この曲が番組内で発表された直後、レコード化を願う声が殺到したそうですが、桑田さんとユーミンの強い希望で、その後もレコード化されることはありませんでした。「商品化しないからいいんです!」と、当時ユーミンが言っていましたが、そのとおりで、レコードやCDとして残っていないからこそ、20年以上経った今でも私の心のなかに強烈に残っているのかもしれません。当時、私もビデオテープに録画して残していましたが、何年か前に久々に観てみると、映像が劣化して観れたもんじゃありませんでした(泣)。今はこうして“You Tube”などで簡単に観れるんですね。便利になったものです。
有線やラジオでは今でも流れることがありますが、そちらは番組での音源ではなく、リード・ボーカルを桑田佳祐さんがひとりで全編を担当していて、ハーモニーにユーミンの声が入っているというもので、音質としてはそちらのほうが良いのですが、今回は番組内で生で歌ったものを選びました。亡くなった忌野清志郎さんもいますし・・・。
それでは皆様、良いクリスマスの週末をお過ごしください。
Merry Christmas!
ブログ村ランキングに参加しています。
下記、応援クリック頂けると嬉しく思います。
↓↓↓
by sakanoueno-kumo | 2010-12-23 00:46 | 音楽 | Trackback(1) | Comments(4)
イケイケねーちゃんだったんですか?
いでたちはアン・ルイスで、中身は根っからの日本人・・・。
面白いですね。
女性はやはり、見てくれと中身は違うということでしょうか。
私もクリスマスだからといって、特別な思い出はありません。
学生時代も、自称硬派を気取っていた私は、イブの夜は彼女と二人で○○○・・・なんて、軟弱な男のすること!・・・ってな具合でツッパってましたから(笑)。
社会に出てからは職種がら、クリスマスは毎年深夜まで仕事ですし、子どもが出来てからは、深夜に帰宅してサンタクロースだけして、子どもの喜ぶ顔を見ずに早朝仕事に出かける・・・といった例年です。
今思えば、一度くらいロマンチックな思い出を作っておけば良かった・・・なんて後悔しています(苦笑)。
もう、手遅れです(笑)。
じゃあ、私もちょっと希望を持ってみようかな・・・。
“ロマンティック”を“ロマンチック”と言ってしまうオジサンですけど(笑)。
ちなみに、今、帰宅したんですけど、家族はみんな就寝済みで、これから独り寂しく手酌でイブの夜を過ごします。
お父さんは寂しい・・・(涙)。