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女子レスリングで吉田沙保里選手が3つ目の「金」!

ロンドンオリンピック女子レスリングで、昨日の伊調馨選手と小原日登美選手に続いて55キロ級の吉田沙保里選手が金メダルを獲得しました。
吉田選手の金メダル獲得は昨日の伊調選手と同じく、2004年のアテネ、2008年の北京に続くオリンピック3連覇で、これまで日本勢の個人種目3連覇は柔道男子60キロ級の野村忠宏選手ただ一人だった偉業を、2日連続で女子レスリング選手が成し遂げてしまいました。
言っておきますが、決して簡単なことではないはずですよ(笑)。
でも、彼女たちの手にかかれば実に簡単に成し遂げているように見えてしまうのが、彼女たちのスゴイところでしょう。
本当におめでとうございます。

昨日の伊調選手は、9年間もの長い間ずっと公式戦連勝記録を続けた状態で臨んだロンドンだったそうですが、吉田選手の場合は、伊調選手と同じく長年続けてきた連勝記録が今年5月のワールドカップで途絶えたばかりで、ロンドンの楽勝ムードから一転、自信を失いかけた状態で臨んだ今大会だったそうです。
そのとき敗北したロシアのジョロボワ選手を準決勝で下したことで、「金」への自身のようなものが、TV画面を通して観ている私たちにも伝わってきたように思えました。
目から光線は出てなかったですけどね(笑)。
試合後のインタビューがまた素晴らしく、さすがは3大会連続優勝の貫禄と言いますか、一言一句が重く、力強く、実に男前(笑)なコメントでしたね。
さすがは『安心戦隊アルソック』・・・「おじいちゃんの暮らしを守る〜♪」ですね(笑)。

一方で、「気合だ!気合だ!気合だ〜!!」でおなじみの元プロレスラー・アニマル浜口さんの娘で、こちらも3大会連続のメダル獲得を目指して72キロ級に出場した浜口京子選手は、残念ながらまさかの1回戦敗退という結果に終わってしまいました。
アテネ、北京と銅メダルを獲得してきた浜口選手でしたが、今回、初戦の対戦相手となったカザフスタンのマニュロワ選手は、アテネのときの銀メダリスト。
強敵相手に最終ピリオドまで粘ったものの、チャレンジで攻撃権を得てタックルにいったところを投げ返されてしまいました。
あそこは勝負どころでしたからねぇ・・・やむを得ない紙一重の敗退だったと思います。
決して「気合」が足りなかったわけではありません。
大会前、ロンドンを最後に引退する意向を示唆していた彼女でしたが、この度の悔いの残る結果を受けて、「まだレスリングシューズを脱ぎたくない」引退の撤回ともとれる発言があったようです。
その気持、察するに余りありますね。

オリンピックでのレスリング女子は4階級のみ。
そのうち3階級で日本勢が金メダルという快挙を今大会で成し遂げました。
もはや日本は「女子レスリング王国」といっても過言ではないでしょうね。
4年後のリオデジャネイロ大会では、ぜひとも全階級制覇を達成して欲しいものです。


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by sakanoueno-kumo | 2012-08-10 12:28 | 他スポーツ | Trackback | Comments(0)  

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