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阪神・淡路大震災から18年、いま思うこと。

本日1月17日は、私の誕生日
そして今日は、私たち神戸市民には忘れようにも忘れられない『阪神・淡路大震災』の発生した日です。
地震発生当日28歳の誕生日だった私も、今日で46歳になりました。
当時生後4ヵ月だった我が愚息も、明後日にはセンター試験を受験します。
気がつけば18年もの年月が流れていたんですね。

阪神・淡路大震災から18年、いま思うこと。_e0158128_0474580.jpg

神戸市灘区琵琶町の公園にあるモニュメントです。
偶然きのう通りかかって目に止まり、ちょうど震災記念日の前日だったこともあってスマホで撮影しました。
私の会社の近くの公園なんですが、国道から一筋北に上がった住宅街にあるため、何度か横を通りながらもいままでこのモニュメントに気が付きませんでした。
公園のまわりを見渡せば、整備された道路真新しい住宅ばかりが立ち並ぶ閑静な住宅街
美しく整然とした街並みからは、あの日の惨状を想像することは難しいですが、見渡す限り新しい家ばかりということは、それだけこの地域の家屋倒壊率が高かったこと伝えているといえます。

このモニュメントは震災から7年が過ぎた2002年に建てられたそうです。
円型の石碑の裏には、琵琶町1丁目と2丁目だけで犠牲になった61名の方々の氏名が刻まれていました。
円形と三日月の形は月の満ち欠けを表しているそうで、終わりのない「永遠」を意味するそうです。
石碑に刻まれたとおり、「あの刻を忘れない」といった思いが込められているのでしょうね。

阪神・淡路大震災から18年、いま思うこと。_e0158128_0484387.jpg

震災から18年経った神戸のまちは、当時の惨状が想像もつかないほど美しく蘇りました。
その街並みの片隅に目を向けると、このような慰霊碑が各地に建てられています。
その数、230を超すとか。
犠牲者を悼み、街の復興を見守り続けて、そして後世に震災を伝えるモニュメント。
普段、神戸に住んでいながらも、こういった慰霊碑になかなか目がいかずに通りすぎてしまいがちですが、今日1月17日だけは、ちょっと立ち止まって思いを馳せる日にしたいものです。
それが、あの日、幸運にも命を落とさずに、こうして18年経ったいまを生きている神戸市民としての、犠牲になった方々に対する最低限の礼儀じゃないかと・・・。
あの刻を忘れないために。

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by sakanoueno-kumo | 2013-01-17 00:51 | 日常 | Trackback | Comments(2)  

Commented by heitaroh at 2013-01-17 16:42
誕生日だったんですか・・・。毎年、聞いているのでしょうが、どうにも物覚えが悪く・・・。
私も、今日のニュースで「すでに神戸市民の40%がこの震災を知らない人たち」というのを聞いて、時が流れる速度の速さを改めて噛み締めました。
Commented by sakanoueno-kumo at 2013-01-19 00:37
< heitarohさん

ホント、ときの流れるのは速いものです。
息子に震災の話をすると、また大昔の話がはじまった・・・といった顔をされます。
私にしてみればついこの前の出来事なんですけどね。
でも考えてみれば、私が子供のころ大人たちが戦争の体験話を始めると、同じように、また大昔の話がはじまった・・・と、ウザく思ったものでした。
でも、考えてみればあの頃、戦後まだ二十数年しか経ってなかったんですね。
子どもの私にとっては大昔の話でも、大人たちにとっては昨日のことのような感覚だったのでしょうね。
息子や娘に震災の話をするとき、そんなことを思い出したりします。

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