心に残る名曲 No.13 『旅姿六人衆』 サザンオールスターズ
当ブログでも何度かお話したことがありますが、私は35年前のデビュー当時からサザンの大大大大大ファンでして、この度の復活はとにかく嬉しい限りです。
2008年の夏に無期限の活動休止に入ったサザンでしたが、あのときの彼ら言う「無期限」という言葉のニュアンスからして、こんなに早く再開されるとは思っていませんでした。
あるいは、今後再開する日は訪れないんじゃないかとすら思ったりもしてて・・・。
おそらく、桑田佳祐さんの病気や東日本大震災など、活動休止に入る前には想像だにしていなかった出来事が次々に起こり、そんな濃密な5年間が、この度の再開につながったのでしょうね。
この夏は全国5ヵ所で野外スタジアムツアーを行うそうですが、予定を見みてみると、わがまち神戸があるじゃないですか!!!(おそらく、宮城と同様、被災地の活性化という彼らのメッセージが込められているのでしょうね)。
チケットが手に入れば、ぜひ行きたいですね。
で、今日は久しぶりにサザンの曲を紹介しましょう(サザンの曲はユーチューブにはあまり見当たらないんですけどね)。
昭和58年(1983年)、私が高校2年生の夏にリリースされたアルバム『綺麗』のラストに収録されている曲、『旅姿六人衆』です。
なぜこの曲を選んだかというと、ある時期からこの曲はサザンのライブでは演奏されなくなった曲で、おそらくこの夏のツアーでも演奏されないだろうと思ったからです。
タイトルの『六人衆』とは言うまでもなくサザンのメンバーたちを指し、全国のライブツアーを回る彼ら自身の旅姿を歌った曲なんですが、いまのサザンは「五人衆」で、ひとり足りません。
そう、リードギターの大森隆志さんが2001年に脱退して以降、演奏されてないんですね。
私は5年前にサザンが無期限活動休止に入ったとき、もし再び活動する日が来るとすれば、そのときは、きっと大森氏も加えた六人衆での復活だと思っていました。
ところが、残念ながら今回も五人衆でしたね。
きっと、今回のツアーでもこの曲が演奏されることはないでしょう。
大森氏が抜けた理由は様々な憶測が囁かれていますし、その後の彼の行動を見ても、決して褒められたものではなく、再びサザンのメンバーとしてステージに立つことは難しいのかもしれません。
でも、ロックバンドにとってリードギターは要のパートでありながら、大森氏が抜けたあとギターの新メンバーを補充していないことから見ても(レコーディングやツアーは、ずっと助っ人対応)、「サザンのリードギターは大森氏以外にあり得ない」という、残った五人衆の意思表示なんじゃないでしょうか。
いつでも帰ってこれるように、ずっと場所を空けているのかなあ・・・と。
いつの日か、サザンのステージで『旅姿六人衆』が演奏される日の来ることを願ってやみません。
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by sakanoueno-kumo | 2013-06-26 16:12 | 音楽 | Trackback | Comments(0)