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雨の但馬路紀行 その5 「近畿で最も古い芝居小屋~出石永楽館」

先週の続きです。
出石のまちの一角にある「出石永楽館」なるところを訪れました。
ここは、明治34年(1901年)に開館した近畿で最も古い芝居小屋だそうです。

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出石で代々染物を商ってきた小幡家の11代当主・小幡久次郎によって建設されたこの出石永楽館は、上方の歌舞伎、剣劇、落語などが上演され、但馬の大衆文化の中心としてたいへん栄えてたんだそうです。

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しかし、時代とともに大衆文化の中心は映画館へと移り、やがてテレビの普及や娯楽の多様化などにより、昭和39年(1964年)に閉館となりました。

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その後20年余りの時が流れ、往時の永楽館を懐かしむ声があがるようになり、平成10年(1998年)には出石町の文化財に指定され、その後、平成18年から2年をかけて大改修がなされ、44年ぶりに甦ったそうです。
現在では、各種公演やイベントの開催に利用されながら、普段は一般公開として、こうして見学ができるようになっています。

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レトロな看板がなんとも言えない雰囲気を醸し出しています。

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映画などで見る歌舞伎の劇場は、たしかにこんな感じですね。
わたしたち関西人は、歌舞伎にはどうも縁遠くて、わたしもまだ一度も観に行ったことがありません。
吉本新喜劇なら何度か観に行ったことがあるんですけどね(笑)。

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舞台は床が丸く切り抜かれていて(直径6.6m)、回すことができます。
舞台下には奈落があり、人力で舞台を回したり、セリを上下させたりするそうです。

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いわゆる奈落の底です。
こんな場所、なかなか来れるものではありませんよね。
人生の奈落の底に落ちた知人は何人かいますが(笑)。

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舞台の下手にある通路が花道です。
その上が二階枡席ですね。
映画『大奥』で、仲間由紀恵さんが座っていたロケーションも、こんな感じでしたね。

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舞台裏の楽屋、衣裳部屋です。
同じく『大奥』で、杉田かおるさんが火をつけたところですね。
えっ?・・・『大奥』観てない?・・・それはどうも失礼しました。

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ロビー(という呼び名が正しいかどうかはわかりませんが)には、いま大人気のラブリンこと黒崎検査官・・・じゃなかった、6代目片岡愛之助さんのポスターが飾られていました。
なんでも、平成20年の復活こけら落とし公演の舞台に立って以来、毎年この舞台に上がっているそうです。
一昨年までは知る人ぞ知る公演だったそうですが、昨年はチケット販売後すぐに売り切れたそうで・・・。
『半沢直樹』の余波は、こんなところにも波及していたようです。

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まさしく看板スター、ラブリン効果が追い風になって、かつての賑わいを取り戻せたらいいですね。

後日、「その6」に続きます。

雨の但馬路紀行 その1 「ハチ北高原・ロッヂ野間」
雨の但馬路紀行 その2 「日本のマチュピチュ・竹田城跡」
雨の但馬路紀行 その3 「但馬の小京都・出石城跡」
雨の但馬路紀行 その4 「日本最古の時計台~辰鼓櫓~」
雨の但馬路紀行 その5 「近畿で最も古い芝居小屋~出石永楽館」
雨の但馬路紀行 その6 「桂小五郎潜伏の地、出石」
雨の但馬路紀行 その7 「出石そば打ち体験」


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by sakanoueno-kumo | 2014-09-10 22:24 | 兵庫の史跡・観光 | Trackback | Comments(0)  

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