日本映画界の巨星、高倉健さんのご逝去を悼む。
昼ごろ、仕事で移動中の電車の中で見たスマホの速報で知り、思わず声を出して驚いてしまいました。
特にファンだったというわけではありませんが、日本の俳優さんの巨星の訃報ですから、わたしと同じく声を出して驚いた人がたくさんいたんじゃないでしょうか。
御年83歳だったそうで、年齢的には亡くなられても特に驚くこともない歳だったといえますが、なんてったって健さんですからね。
平均寿命を超えたおじいちゃんだという印象は、まったくなかったわけで・・・。
昭和42年生まれのわたしは、『網走番外地』シリーズなどの任侠ものはリアルタイムではありませんが、小学生のときに観た『幸福の黄色いハンカチ』『八甲田山』、中学生のときに観た『野生の証明』『駅 STATION』、高校生のときに観た『南極物語』『居酒屋兆治』と、思い返してみれば、特に健さんファンというわけじゃない私の中にも、その年代ごとに思い出深い作品がたくさんあります。
特に『幸福の黄色いハンカチ』と『野生の証明』にいたっては、大人になってからもレンタルビデオ等で何度観たかわからないくらいで・・・。
あと、『ブラックレイン』や『鉄道員(ぽっぽや)』など、こうして思い返しても、好きだった作品がいくつも挙げられます。
聞けば、生涯の映画出演作は205本に上るそうですね。
その10分の1ほどしか観てないわたしですが、もう新作を観られないと思うと、残念な限りです。
今、政界は解散に向けてバタバタしていますが、たぶん落ち着いたら、国民栄誉賞といった声も上がるんじゃないでしょうか?
同じく国民栄誉賞を受賞された俳優として、森繁久彌さんと森光子さんがおられますが、お二方とも亡くなられた日が11月10日だそうで、健さんと同じ日だそうですね。
こんなことってあるんですね。
すごい偶然です。
長谷川一夫さんや片岡千恵蔵さん、阪東妻三郎さんなどといった伝説の映画スターをリアルタイムで知らないわたしにとっては、健さんこそが映画界のレジェンド的存在です。
もう、生まれないでしょうね。
映画だけでしか観られない「銀幕スター」と呼べる人は・・・。
日本映画界最高の銀幕スターがついに逝ってしまいました。
心よりご冥福をお祈りします。
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by sakanoueno-kumo | 2014-11-18 21:58 | 芸能 | Trackback | Comments(0)