徹夜仕事明けで迎えた2016年、新年のご挨拶。
と、当ブログでは毎年、この挨拶でスタートしていたのですが、実はこれ、間違いだそうですね。
明けたのは「新年」ではなく「旧年」であり、「新年」と「あけまして」は重複になっちゃうので、「新年おめでとう」もしくは「あけましておめでとう」が正しい日本語だそうです。
いや~、人生49年間、ずっと間違ってました。
きっと、ほかにも恥ずかしい間違いをたくさんしてるでしょうね。
こんな国語力のブログですが、今年で8回目の正月を迎えました。
改めまして、
あけましておめでとうございます。

写真は、神戸市灘区にある、わたしの会社の屋上から見た初日の出です。
毎年、大晦日の夜はだいたい仕事で、会社もしくは現場で年を越すことが多いのですが、今年はとうとう貫徹になってしまった(苦)。
で、せっかく徹夜したんだったら、久々に初日の出を拝もうと、屋上に上がって東の空を望みました(屋上といっても、4階建の小さなビルなので、大した眺めではありませんが)。
初日の出を拝むなんて、20年以上ぶりのことです。

元旦の日の出とともに年神様が降臨するとして、毎年「初日の出」を拝むという人は少なくないと思いますが、これって、それほど古い習慣じゃないそうですね。
もともと、天皇家の元旦の儀式として、平安時代初期の嵯峨天皇(第52代天皇)から始まった「四方拝」というものがあるそうですが、これが明治時代に庶民に広まり、元旦に日の出を拝む習慣が出来たそうです。
ただ、天皇家の「四方拝」は、「四方」という言葉が示すとおり、東西南北を拝む儀式だそうで、とくに日の出だけに限ったわけじゃないそうです。
じゃあ、なんでそれが日の出だけを拝む習慣になったんでしょうね。
また、初日の出のことを「ご来光」という人もいますが、「ご来光」とは、元旦に限らず、単に日の出のことをいう場合もあります。
このもともとの語源は、阿弥陀如来のご来迎のように見えることから、「ご来光」という言葉が出来たそうで、信仰からきたものだそうです。
「初日の出」に「四方拝」に「ご来光」。
由来も神の種類も違いますが、いずれにせよ、昔の人は元旦の朝日を拝むと縁起がいい気がしたんでしょうね。
久々に初日の出を拝んだ今年、いい一年になりそうな気がしてきました。
本年もよろしくお願いします。
ブログ村ランキングに参加しています。
よろしければ、応援クリック頂けると励みになります。
↓↓↓




by sakanoueno-kumo | 2016-01-01 07:28 | 日常 | Trackback | Comments(2)
私はまだ、初日の出というものを一度も見たことがありません。
たぶん、一度も見ないまま、一生を終わるんだと思います(笑)。
怒涛のコメントをありがとうございます。
わたしも、初日の出が見たくて見たわけではありません(苦笑)。
仕事に終われて寝れないだけです(笑)。
今夜も、もうすぐ日が昇ります(笑)。