大トリ松田聖子さんの歌唱力の衰えにショックを受けたNHK紅白歌合戦
年が明けて1週間が過ぎましたが、年末年始はほとんどゆっくりできる時間がなく、今頃ようやく録り溜めた正月TVを観はじめました。
といっても、録画した番組の半分以上は、毎年けっきょく観ずに削除することになっちゃうんですけどね。
あまり面白い番組もないですしね。
見るともなしに観ていたらそれなりに楽しめるものの、録り溜めてまで観ようというほどのものでもない。
むかしは、大晦日から正月三が日の間はTVが楽しみだったのに(大昔かな?)、今は正月といっても、普段やってる人気番組の拡張版ばかりで、1年に一度しか観られないという番組は少なくなっちゃいましたもんね(新春かくし芸大会なんて、いつ頃なくなっちゃったんでしょう?)。
そんななか、数少ない1年に一度しか観られない番組『NHK紅白戦』を、昨夜ようやく観ました。
『ガキ使』もいいですが、わたしらオジサン世代は、なんとなく今でも紅白を観て年越しを味わいたいという思いもあるんですよね(1週間遅れで観ておきながらいうのもなんですが)。
といっても、4時間半もベッタリ観るのは無理だし、観ても若いアーチストはわからない人のほうが多いので、適当に早送りでとばしながら、
「ジャニーズとAKBとEXILEの仲間でどんだけおんねん!」とか、
「演歌歌手の後ろで視聴率稼ぎにアイドルを躍らせるのって失礼とちゃうん!」とか、
「なんでメドレーばっかやねん!1曲ちゃんと歌ったほうがええやろ!」など、
好き勝手なことをボヤキながら観ていたのですが、わたしの一番のお目当ては、何と言っても大トリの松田聖子さん。
10代の頃めちゃめちゃファンでしたし、わたしと同じ世代のオジサンたちにとっては、やっぱ永遠のアイドルです。
しかも、今回の歌は『赤いスイートピー』で、この曲は、聖子ファンのみならず好きだという人が多い名曲ですよね。
はっきり言って、聖子ちゃんだけ視聴できたらそれでよかったのですが、中学生の娘と一緒に観てたので、仕方なくジャニーズも観ていたわけで・・・。
で、白組トリのマッチの歌が終わって、お待ちかねのイントロが始まったのですが・・・・。
私「ん?・・・低い?」
嫁「え?・・・そう?」
私「いや!間違いなく低い!キー下げてる?」
嫁「まさか?!・・・聖子はそんな必要ないやろ!」
私「でも低いで!・・・それも、だいぶ低い!・・・半音とかのレベルとちゃう!」
すぐさまユーチューブで原曲を聴いてみると、やはり1音低いキーで歌ってました。
ショックでしたね。
ベテラン歌手が加齢による衰えでキーを下げるというのは珍しい話ではありませんが、まだ50歳過ぎの聖子さんのそれは、やっぱショックでした。
半音ならまだマシですが、1音も下げると、歌のイメージがずいぶん変わっちゃいますからね。
絶対音感などない素人でも、なんとなく違和感を覚えるものです。
ましてや、聖子さんの場合は、あの透きとおったハイトーンボイスが魅力なわけで・・・。
また、たしか昨年の紅白のときも思ったことですが、あの演歌歌手のような溜めた歌い方も、なんとかならないものかと・・・。
たぶん、声の伸びが悪くなったため、声に助走をつけようとしてああいった歌い方になるのだと思いますが、それがあまりにも耳について、違和感を覚えた人がたくさんいたんじゃないでしょうか?
あと、あの必要以上に大げさなヴィブラートも・・・。
音域が狭くなった分をテクニックでカバーしようという意図なのでしょうが、でも、それがかえって歌唱力の低下を感じさせる結果となっているように思えてなりませんでした。
ガッカリでしたね。
スポーツ選手が年とともに衰えるように、どんな一流シンガーでも、加齢による歌唱力の衰えは避けられないものなんだろうとは思います。
マライア・キャリーなんて、聖子さんよりずいぶん若いのに、劣化が甚だしいですもんね。
一方で、シンディ・ローパーなどは、60歳を過ぎてもあのハイトーンボイスは健在ですし、先日の紅白の出場歌手を見ていても、石川さゆりさんなんて、あの高い『津軽海峡冬景色』を原曲キーそのままで歌ってましたしね。
個人差はあると思いますが、聖子さんの場合、まだまだ衰えるのは早いんじゃないかと。
彼女に何があったんでしょう?
そんなこんなで、大きなショックを受けた今年(昨年)の紅白でした。
がんばれ! 聖子ちゃん!
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by sakanoueno-kumo | 2016-01-07 23:29 | 芸能 | Trackback | Comments(4)

何がおっしゃりたいのか、よくわかりません。