第88回選抜高校野球大会 観戦備忘録
青い空、白い雲。
・・・で始まるのは、夏の高校野球におけるABC朝日放送の植草貞夫アナウンサーの定番名実況ですが、先の日曜日、阪神甲子園球場で行われているセンバツ高校野球大会を観戦してきました。
甲子園に高校野球観戦にくるのはずいぶん久しぶりのことです。
息子がまだ小中学生だった頃は、ときどき親子で観にきていたのですが、その息子も大学生となり、気がつけばずいぶんとご無沙汰していました。
息子も高校までは野球やってたんですけどね。
甲子園出場なんぞ夢のまた夢でしたから。
この日は開会式の日で、しかも第1試合と第3試合に近畿の学校が出るということもあり、けっこう席は埋まっていました。
以前に比べて高校野球人気は下降ぎみと聞きますが、球場に来てみると、ぜんぜんそうは感じないですけどね。
まだ3月だというのに、芝生が美しいですね。
これは、芝生の二毛作のたまものだそうです。
球場外壁のツタも、順調にツルをのばしています。
かつてのように外壁を覆い隠すまでには、あと何年かかるのでしょうね。
わたしが観戦したのは第2試合の途中から。
鹿児島実業と常総学院の強豪対決は、鹿実に軍配があがりました。
そして第3試合は初出場の滋賀学園と、強豪・桐生第一の対決。
実は、わけあってこの日のわたしの目当ては、この試合の観戦でした。
ここ近年、センバツ高校野球の中継はNHKしか放送しなくなりましたよね。
かつて高校野球の中継といえば、NHKはもちろんとして、春はMBS毎日放送、夏はABC朝日放送が担当して、NHKとは違った臨場感のある実況を聞けたものですが、いつの頃からか選抜のTV中継がなくなり、数年前からはラジオ中継もなくなりました。
(夏の朝日放送はまだ頑張って放送していたと思います。)
たぶん、視聴率がとれないからなんでしょうが、残念ですね。
また、大会ハイライト番組の『みんなの甲子園』も、以前は夜11時頃から放送していたと思うのですが、数年前には夕方に移ってしまい、昨年からは早朝5時半からになっちゃいました。
朝5時台なんて、わざわざ起きて観ようとはさすがに思いません。
かつては、前身番組の『球春!センバツ甲子園』でセブンティーンリポーターという女子高生レポーターの企画があり、その中に藤原紀香さんがいたという話は有名ですよね。
高校野球ファンのオジサンたちにしてみれば、平日にじっくり高校野球を視聴するのは不可能で、夜に晩酌しながら大会ハイライト番組を観るのが楽しみだったりします。
たしか、夏の『熱闘甲子園』は、夜11時頃の放送を続けてくれていたと思います。
毎日放送さん、頑張ってくださいよ!
と、ボヤいてる間にナイターになりました。
この日の日中は暖かかったのですが、ナイターはやはり冷えます。
第3試合は応援していた滋賀学園が勝ちました。
以上、久々に訪れた甲子園観戦備忘録でした。
本大会中に、もう一回くらい観に行けたらと思っています。
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by sakanoueno-kumo | 2016-03-24 03:40 | 高校野球 | Trackback | Comments(2)
プロが中6日で投げている時代に何で高校生が連投なんてしてるんだという考えを持っておりますが、それとは別に、単に見るだけなら、腕も折れよと投げる巨人の星の世界の方が好きなわけでして。
プロに行く子たちは大事にしないといけないのでしょうが。
『KANO』という映画のことはよく知りませんが、たぶん、昭和の日本の高校野球のような映画なんでしょうね。
おっしゃるように、素質のある選手の将来を大切にするべきだとは思いながら、一方で、感動を呼ぶのは熱血根性物語ですからね。
でも、これはやはり、時代の流れに逆らうべきではないと思います。