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ウサイン・ボルト選手の五輪3連覇、錦織圭選手の銅メダルの興奮と、卓球女子団体の惜敗に虚脱感。

やりましたね!・・・ボルト!五輪3連覇!

オリンピックの花形といわれる陸上男子100mですが、ジャマイカ代表で世界記録保持者のウサイン・ボルト選手が9秒81(追い風0.2メートル)で制し、この種目で五輪史上初の3連覇を達成しました。

世界最速の男が出した記録ですから、当然の結果といえるかもしれませんが、「五輪史上初」という事実が示すとおり、これって、そう簡単にできることじゃないんですね。

あのカール・ルイス選手やモーリス・グリーン選手でも成し遂げられなかった快挙ですからね。

このまま200m、4×100mも制すれば、3種目3連覇という不滅の大記録を達成することになります。

そうなると、もはやボルト選手は歴史上の人物になりますね。


日本人3選手は、山縣亮太選手、ケンブリッジ飛鳥選手が準決勝まで駒を進めたものの、ファイナリストにはなれませんでした。

特に山県亮太選手は10秒05という好タイムをマークしたのに、やはり世界の壁は厚かったですね。

夢の9秒台を期待された桐生祥秀選手は、残念ながら本来の力を出せぬまま予選敗退となりした。

でも、彼はまだ若いですから、次の東京大会、そのまた次の大会もあります。

期待したいですね。


テニス男子シングルス
では、錦織圭選手がみごと銅メダルを獲得しました。

同種目での日本人選手のメダル獲得は、大正9年(1920年)のアントワープ大会以来、実に96年ぶりのことだそうですね。

まあ、彼の昨今の活躍を見れば、特に驚くべきことではないのかもしれませんが、オリンピックの舞台は特別ですからね。

この大舞台で普段の力を発揮することがいかに難しいかは、他のアスリートたちの姿を観ていてもよくわかります。

そこでキッチリ結果を出した錦織選手は、やはり“超”がつく一流アスリートですね。


で、卓球女子団体準決勝ですが、なんと言っていいか、虚脱感でいっぱいです。

4時間近い熱戦をすべて観戦して、惜しい・・・とか、悔しい・・・とか、そんなありきたりな言葉では言い表せない、筆舌に尽くしがたい思いでいっぱいです。

もちろん、本人たちがいちばんショックだったでしょうけど。


3人ともよく頑張ったと思いますが、そのなかでも、石川佳純選手のはたらきは特に素晴らしかったですよね(勝敗に関係なく)。

伊藤美誠選手が負けたあとの第2ゲーム、2セット落としたあとの3セット連取は圧巻でした。

あそこをもし落としていたら、日本はそのまま意気消沈してストレート負けしていた可能性が高かったでしょう。

その後、1-2で迎えた第4ゲームでの気合の入り方はすごかったですね。

第2、第4ゲーム共、ビハインドの状態でゲームに臨んだ石川選手。

これって、並の精神力では勝てないプレッシャーだと思います。

それを跳ね返して2回とも五分に持ち込んだ石川選手は、さすが、日本のエースですね。


精神力といえば、最後の福原愛選手。

2-2で迎えた最終セットで、3-7のビハインドから6連続ポイントで逆転したときは、鳥肌モノでした。

昔の愛ちゃんだったら、あのままズルズル簡単に負けてたと思いますが、今回の愛ちゃんの精神力は、あそこで崩れないんですよね。

見事な追い上げ、そして逆転だったわけですが、愛ちゃんもスゴければ、相手のイン・ハン選手も、また一流の精神力を持っていました。

普通の選手なら、6連続ポイントで逆転された時点で心が折れますよ。

でも、イン・ハン選手は巻き返した。

もう、あそこまでいったら、あとは“運”がどちらに向くか・・・だけですよね。

で、あのエッジボール

この勝敗はもう、運不運の結末であって、技術的にどうとか、力的にどうとかの話ではありません。

勝敗は紙一重のところでドイツに風が吹いた、それだけのことだと思います。

・・・と、割りきるまでには時間がかかるでしょうけど。


とにかく、まだ銅メダルが残っています。

気持ちを切り替えて頑張ってほしいですね。



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by sakanoueno-kumo | 2016-08-15 15:50 | 他スポーツ | Trackback | Comments(0)  

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