夏休み中播磨路紀行2016 その4 「書寫山圓教寺 ~前編~」
西の比叡山と称される天台宗の古寺「書寫山圓教寺」を訪れました。
書写山は、姫路市の北部にある標高370mの山で、圓教寺はその山上にあります。
山頂までは麓から登山すると1時間以上かかるそうで、この日はロープウェイで登ります。
ロープウェイは黒田官兵衛キャラでラッピングされています。
2014年の大河ドラマ『軍師官兵衛』以降、姫路市周辺はこの官兵衛くんキャラでいっぱいです。
ロープウェイを降りたらすぐ圓教寺というわけではなく、そこから20分ほどの登山です。
この日は8月13日の真夏日。
私はこのところ休日は史跡めぐりばかりしているため、こういったシチュエーションは慣れているのですが、山に慣れてない人は、結構キツイかもしれません。
体力に自信のない人のために、バスもあります。
ちなみに私の妻は、迷わずバスに乗車しました。
登山道途中の展望台からの眺望です。
そこに設置されたベンチに、眺望の詳細な説明書きが・・・。
これって、落書き?
落書きとしては、かなりクオリティ高いです。
この説明(落書き)によると、ここから姫路城が見えるとのことでしたが、見えるような見えないような・・・。
展望台で記念撮影。
しばらく登ると、ようやく仁王門にたどり着きました。
ここから、書寫山圓教寺です。
圓教寺は、康保3年(966年)に天台宗の僧・性空によって創建されたと伝えられ、花山法皇(第65代天皇)の勅願所となりました。
以後、後白河法皇(第77代天皇)や後醍醐天皇(第96代・南朝初代天皇)など多くの皇族が行幸、また勅願により建物の改築・改修、建立が行われています。
有名な「摩尼殿」です。
書寫山圓教寺で画像をググったら、まずこの画像が出てきますね。
摩尼殿の号は承安4年(1174年)に参詣した後白河法皇によるものだそうです。
摩尼殿は、京都の清水寺と同じ舞台造りとなっています。
たしかに似てますね。
姫路の人は、「摩尼殿の舞台から飛び降りる」って言うんですかね?(笑)
圓教寺は広大すぎて、とても一回では紹介できません。
次回に続きます。
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by sakanoueno-kumo | 2016-10-13 19:11 | 兵庫の史跡・観光 | Trackback | Comments(0)