2017年年頭のご挨拶と初日の出。
あけましておめでとうございます。
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も相変わらず、宜しくお願いします。

写真は神戸市垂水区の高台から見た東南の景色です。
毎年大晦日から元旦の朝にかけてはだいたい仕事で、会社もしくは現場で年を越すことが多いのですが、今年も昨年同様、徹夜になっちゃいました。
昨年は会社で朝を迎えたので、会社屋上から初日の出を拝んだのですが、今年はもうちょっと早く終われたので、家路の途中で初日の出を撮影です。
向こうに見える海は、大阪湾。
その海近くまで迫る写真左の山は、六甲山系の最西端にある標高246mの鉢伏山と標高253mの旗振山です。
旗振山周辺は東西に見通しがよく、17世紀末の元禄時代から電信が普及する大正初期まで、大阪堂島の米相場を畳1枚ほどの大きな旗を振って伝達する中継点だったそうで、それが由来となって旗振山と呼ばれているそうです。
旗振山から大阪堂島までというと、直線距離にして30km以上離れています。
本当に畳1枚分の旗が見えたのかなぁ・・・。

江戸時代以前、あの旗振山を境に、東は摂津国、西は播磨国でした。
現在でも、あの山を境に東が須磨区、西が垂水区です。
今はどちらも神戸市ですが、かつては、国境だったんですね。
あと、あの山の南側麓は一の谷と言い、12世紀の源平合戦のひとつ、一の谷合戦の舞台でもありました。
有名な源義経の逆落としは、あの山だったかもしれないと言われます。

遠く彼方に見えるのは、大阪府再南東にある標高1,125mの金剛山と標高959mの葛城山です。
大阪府と奈良県の県境にそびえる山で、歴史的には、旧河内国と大和国の国境にあり、金剛山中腹には、中世、楠木正成がわずか1000人足らずの兵で鎌倉幕府軍100万と対峙したことで知られる千早城があります。
神戸市に西の端であるここ垂水区から金剛山までは、直線距離にして70kmほど、車で高速をとばしても2時間ほどかかる距離ですが、空気が澄んだ晴れた日は、こうして肉眼で見えることがあります。
題して、播磨国から望む金剛山と初日の出。
貴重です。

私事で恐縮ですが、今年、あと2週間ほどで、私もとうとう大台の50歳になります。
「五十知命」と言いますが、とてもそんな境地にはほど遠く、いまだ迷いの中ですが・・・。
とにもかくにも、半世紀を生きたメモリアルイヤー、いい1年にしたいですね。
本年もよろしくお願いします。
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by sakanoueno-kumo | 2017-01-01 17:56 | 日常 | Trackback | Comments(2)
まだ、大台乗ってなかったんですね(笑)。
ようこそ、五十代へ(笑)。
あけましておめでとうございます。
まだ、あと10日ほどは40代です(笑)。
たぶん、50歳になっても、なんら変わらないとは思いますが、最近めっきり白髪が増えてきたのと、いよいよ老眼鏡に頼ろうかどうか思案中です。