豪壮な石垣群の津山城登城記 その1 「城門~三の丸」
過日、岡山県津山市にある津山城跡を訪れました。
津山城は、美作一国18万6,500石を領して入封した初代津山藩主・森忠政が、津山盆地のほぼ中心に位置する鶴山に築いた平山城で、別名・鶴山城とも呼ばれます。
現在は復元された備中櫓以外石垣しか残っていませんが、その豪壮な石垣群はみごとなもので、たいへん見ごたえがあります。
入口の側には、忠政の銅像があります。
どう見ても、4頭身ほどの人間離れした銅像ですね(笑)。
忠政は、織田信長の小姓だった森蘭丸の弟にあたります。
兄貴は美少年に描かれることが多いのですが、弟はどう見てもがきデカのような・・・(笑)。
冠木門です。
ここで入場料300円を払って、城跡公園内に入ります。
冠木門を入ってすぐの階段を登ると、三の丸東の高台に鶴山館という建物があります。
ここは、かつて津山藩の学問所として建てられたもので、明治維新後も小・中学校や幼稚園、女学校などに使用され、明治37年(1904年)にこの地に移設されたものだそうです。
その鶴山館の建つ高台から見た石垣群です。
みごとですね。
中央に見える櫓は「備中櫓」といい、平成17年に建てられた復元です。
下の写真はアップ。
三の丸です。
ここ津山城は桜の名所だそうで、三の丸、二の丸ともに桜並木が続いています。
秋は紅葉が綺麗みたいですね。
わたしが訪れたこのときは初秋だったで、桜も紅葉もありません。
三の丸から二の丸へ登る「表中門跡」と「見付櫓跡」です。
表中門は城内にある門のなかでは最大のもので、正面玄関にあたります。
門の櫓部分の長さは16間(約32m)もあり、これは、大坂城や江戸城に匹敵するほどの規模だそうです。
表中門跡から見上げた備中櫓です。
こちらは搦手から三の丸に降りる、「裏下門跡」です。
さて、次回は二の丸を攻めます。
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by sakanoueno-kumo | 2017-01-04 15:02 | 岡山の史跡・観光 | Trackback | Comments(2)
ここは名前は聞いていたのですが、改めて、立派な城ですねえ。ちょっと行ってみたくなりました。
ことよろ~です。