太平記を歩く。 その34 「唐櫃城跡(専念寺)」 神戸市北区
神戸市北区の有馬温泉の近くにある「専念寺」というお寺の地が、かつて唐櫃城があったとされる場所で、赤松則村(円心)が一時滞在していたといわれているそうで、訪れました。

専念寺は、「その33」で紹介した五社八幡神社から直線距離にして約2km南にあり、摩耶山城からは六甲山脈を超えた北側になります(神戸では、六甲山北側のことを「裏六甲」といいます)。

現地説明板によると、円心が滞在していたのは「建武の頃」とありますが、その立地から考えると、円心がこの地に居たのは、摩耶山合戦の頃、すなわち元弘3年(1333年)2月前後ではなかったかと想像します。

説明板によると、境内には円心とその三男・赤松則祐の供養塔があると紹介されているのですが、肝心の供養塔を示す標示がなかったので、どれかわかりませんでした。
ご住職に訪ねようと思ったのですが、どなたかの法事が行われていて、聞くこともできず・・・。
とりあえず、それっぽい古い石碑を片っ端に撮影しました(笑)。

これなんて、円心と則祐が二つ並んでるっぽくないですか?

たぶん、この中のどれかです(笑)。

唐櫃城の遺構らしきものは確認できませんでした。
たぶん、この裏山なんでしょうが、柵があって入れませんでした。
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by sakanoueno-kumo | 2017-03-31 17:38 | 太平記を歩く | Trackback | Comments(2)
天皇家との絡みで、なかなか、扱いが難しいということがネックになっているのでしょうが。
そうですね。
でも、わたしは真田広之の大河ドラマ『太平記』は大好きだった作品で、たぶん、わたしのなかでは歴代3本の指に入ります。
真田広之も良かったし、高嶋政伸もよかった。
DVD買い揃えようかと思っているくらいです。
あんな骨太大河をまた見たいです。