幕末京都逍遥 その87 「京都守護職上屋敷跡(京都府庁)」

京都府庁京都府警察本部のあるあたりに、かつて京都守護職上屋敷がありました。

現在、その敷地内には石碑が建てられています。


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上の写真は京都府庁の旧本館です。

明治37年(1904年)の建築で、国の重要文化財に指定されています。


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京都守護職として京に入った会津藩主・松平容保は、当初、「その83」で紹介した金戒光明寺に本陣を置きますが、御所から遠いということで、朝廷からの要請もあって御所から近いこの地に屋敷を置きました。

屋敷は市中に数カ所あったといいますが、ここはそのひとつです。

当時の屋敷の広さは、約3万坪ほどあったといいます。

「その81」で紹介した「京都守護職屋敷門」は、ここから移設されたものです。


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これが、敷地内にある「京都守護職屋敷跡」と刻まれた石碑です。

側面には「昭和七年十一月建之」と刻まれています。


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旧庁舎の建物内は見学できますが、シリーズとは関係ないので、また別の機会に。

その庁舎の中庭に、「容保桜」と呼ばれる大きな桜の木が植えられていました。


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説明看板によると、特に容保が植えたというわけではなく、単に、京都守護職屋敷跡ということに因んでそう名付けられたそうです。

実際に、この地にいたときの容保は、桜を鑑賞するような心のゆとりはなかったんじゃないでしょうか。




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by sakanoueno-kumo | 2018-07-04 23:20 | 幕末京都逍遥 | Trackback | Comments(0)  

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