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江戸城を歩く。 その5 「三ノ丸~二の丸」

「その4」の続きです。

皇居外苑から北上し、大手門に向かいます。


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慶長8年(1603年)に徳川家康が幕府を開くと、天下普請と称して全国の諸大名に散財させ、大坂城に負けない豪壮な城の拡張に着手し、やがてその事業は2代将軍・徳川秀忠、3代将軍・徳川家光に引き継がれ、寛永13年(1636年)に内外郭合わせてほぼ全容を完成させました。

現在、江戸城の中心部にあたる本丸、二の丸、三の丸の一部は、皇居東御苑として一般公開されています。


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大手門から東御苑に入ります。

入城は無料ですが、入口で警官に持ち物検査をされます。

皇居ですからね、仕方がないでしょう。


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大手門は枡形になっており、一ノ門である高麗門をくぐると、左手に雁木、右手に二ノ門渡櫓門があります。

往時の門は空襲で焼失し、現在の門は昭和42年(1967年)の復元です。


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しばらく歩くと大手三の門があります。

かつては門の前に堀があって三の丸と二の丸を分けていたそうです。

現在は石垣だけが残っていますが、往時はこの上にがありました。

江戸時代は、御三家以外の大名はここで駕籠を降りなければならなかったため、「下乗」の高札が立てられていたそうで、家臣たちはここで待っている間、他家の家臣と情報交換をしていたため、「下馬評」という言葉が生まれたといわれているそうです。

へぇ~!・・・ですね。


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大手三の門を通って二ノ丸に入ると、同人番所があります。

番所とは警備のための詰所で、ここは主として「同心」と呼ばれる武士が詰め、登城者の監視に当たっていました。

いまは二ノ丸側に移設されていますが、かつては大手三の門の外側、すなわち三の丸側にあったそうです。


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同人番所を通過すると、下乗門(三の御門)があります。

現在はその渡櫓門の台座石垣が残されています。


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下乗門を進むと広い空間があり、江戸城最大の番所、百人番所があります。

間口50mもある長大な建物で、ここに詰めていたのは、与力20騎同心100人で、鉄砲百人組と呼ばれた根来組、伊賀組、甲賀組、廿五騎組の4組が交代で勤務していたそうです。


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たしかに、100人は余裕で入れそうです。


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そして百人番所を過ぎると、中之門があります。

ここは、二の丸から本丸に向かう玄関口です。

現在は渡櫓門の台座石垣のみが残されています。


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そして中之門を入ると、大番所があります。

本丸へ向かう道中の最後の番所なので、同人番所や百人番所よりも位の高い与力が詰めていました。


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ここからは本丸に向かう坂道です。


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そして、ここが本丸への最後の門である中雀門です。

中雀門は別名、御書院門とも呼ばれ、この門を出ると本丸御殿玄関に出ます。

かつては、多門櫓二重櫓に取り囲まれた厳重な門だったそうですが、文久3年(1863年)の火災で類焼してしまいました。


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石垣の表面が傷んでいるのは、そのときの火災によるものだそうです。


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本丸に入る前に、本丸に向かう別ルートを歩きます。


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大手三の門の北側にある二の丸庭園と本丸を結ぶ汐見坂です。

江戸築城初期のころは城のすぐ目の前までが迫っていたそうで、この坂から海を見渡せたため、汐見坂と呼ばれたそうです。


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汐見坂の南側に伸びる白鳥濠です。

ここの石垣は、打込接ですね。


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さて、二の丸はだいたい歩いて回ったので、「その6」では本丸を歩きます。




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by sakanoueno-kumo | 2018-12-08 14:28 | 東京の史跡・観光 | Trackback | Comments(0)  

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