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日本最大の山城、高取城登城記。 その2 <八幡口登り口~大手門>

「その1」の続きです。

高取城跡八幡口登り口から登山道を進みます。


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進み始めていきなりから石垣のお出迎えです。

まだ本格的な郭跡に入ってないんですけどね。


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このあたりの石垣は野面積みです。


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前稿でも紹介しましたが、最初に高取城が築かれたのは南北朝時代、地元の土豪・越智邦澄によってでした。

当時、越智氏は別に貝吹山城に本城を構えており、高取城は越智氏の一支城に過ぎませんでした。


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また、当時の城の構造は、現在残る高石垣などは存在せず、山の地形を削平してを築き、それを幾段にも連ねて逆茂木やにわか造りの板塀で防御する中世の山城で、いわゆるカキアゲ城でした。


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時代は下って戦国時代、織田信長一国破城によって、大和国は郡山城を残して他の城はすべて破却することになり、天正8年(1580年)に高取城も一旦は廃城となります。


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しかし、天正12年(1584年)に大和国を治めていた筒井順慶が、郡山城の詰城として高取城の改修を行いました。


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高石垣が見えてきました。


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このあたりも野面積みですが、見事な高石垣の始まりです。


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壺阪口門跡です。


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壺阪口門の名称の由来は、おそらく高取山の中腹にある壷阪寺からきたものでしょう。

高取城への登城ルートはいくつかありますが、壷阪寺から登城した場合の虎口が、ここ壺阪口門だったのでしょうね。


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なんか立て札があるのですが、文字が消えて読めない(笑)。


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縄張り図によると、壺阪口門を入ると、かつて侍屋敷が建ち並んでいたようです。


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しばらく進むと、木製の階段が設置されていました。

これは観光客用のものですね。

中央の木を伐採せずに階段を設置しているところがすごい!


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階段を上りきったところに、櫓台と思われる石垣があります。


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壺阪口中門跡です。


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石垣の配置からみて、壺阪口中門はおそらく立派な櫓門だったんのでしょう。

縄張り図を見ると、さっきの壺阪口門から壺阪口中門までの間が侍屋敷エリアだったようです。


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反対側から見た壺阪口中門跡。


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壺阪口中門を過ぎると、細い喰違形状になっています。


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角を曲がると、長い高石垣が伸びる通路に出ます。

おおっ! これ、パンフとかで見たロケーションだ!


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高石垣の通路を挟んで向かい側の石垣は、ご覧のとおり低い石垣です。


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反対側(東側)から見た高石垣です。

見事な石垣ですよね。

さぞかし立派な櫓が乗っていたのでしょう。


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で、そのまま視点を左(東)にずらすと、大手門跡です。

つまり、上の高石垣は大手門櫓跡だったんですね。

なるほど立派なはずです。


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このまま大手門を抜けて、二ノ丸、本丸に向かおうと思ったのですが、横の誘導板を見ると、南へ進めば本丸まで200m、北へ進めばニノ門跡まで560mとあります。

迷いましたが、せっかくなので、もう一つのルートも見てみたいと思い、ニノ門まで山を下ってみることにしました。

つづきは「その3」にて。


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by sakanoueno-kumo | 2019-05-16 08:53 | 奈良の史跡・観光 | Comments(0)  

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