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『麒麟がくる』京都大河ドラマ館

丹波亀山城跡を訪れた際、近くにNHK大河ドラマ『麒麟がくる』のテーマ館、京都大河ドラマ館がオープンしていると知り、訪れました。

毎週、大河ドラマのレビューをブログにて起稿しておきながら、恥ずかしながら、京都大河ドラマ館のことを知りませんでした。

岐阜県に大河ドラマ館がオープンしたって情報は得ていたんですが。


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場所はJR亀岡駅のすぐ北側に新しく出来た京都府立京都スタジアム内の特設会場。


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別名、サンガスタジアム by KYOCERA

京都に本拠地を構えるJリーグチームの京都サンガF.C.の新たなホームグラウンドとなるそうで、令和2年(2020年)1月11日に竣工式を終えたばかりのスタジアムです。

わたしがここを訪れたのは2月2日。

竣工ホヤホヤです。


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です。

これと同じ幟が亀山城跡にもあって、それで、ここの存在を知りました。


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光秀大河物産館

お土産屋さんですね。


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右のキャラクターは、戦国系のゲームのキャラかなんかだと思っていたのですが、あとから調べてみたら、「戦国VTuber明智光秀」という亀岡PR特別大使なんだそうです。

バーチャルユーチューバーが公式観光大使って、おじさんはもう着いていけません。


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こちらは長谷川博己さんの明智光秀

これは着いていけます。


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外壁のガラス面も全面グラフィックを貼っていて、結構お金かけていましたね。


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入口です。

キャッチコピーは「光秀は、何者か。」

光秀の実像というのは、多くの学者さんをもってしても、いまだ解明されていません。

有名なわりには、その前半生はほとんど謎の人物といっていいでしょう。

光秀は、何者か。

無粋なことを言うようですが、テーマ館の展示レベルで、その謎が解き明かされることはありません(笑)。


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入ってすぐのVPです。

ここからはチケットを購入しなければ入れません。


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館内には撮影に使われたものと同じ衣装甲冑小道具の展示や、ドラマオープニングのメイキング映像の上映、ストーリーやキャストの紹介パネルなどが展示されていました。

たぶん、ここでも、帰蝶の紹介パネルは急遽差し替えられたのでしょうね。

わたしも、似たような仕事をしているので、関係者の皆さんのご苦労はお察しします。

帰蝶の等身大パネルは、間に合わなかったのか、ありませんでした。


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館内はほとんどが撮影禁止だったのですが、一部、撮影オッケーの場所があったので、紹介します。

写真は、「光秀は、何者か。」をテーマにしたパネル展示ですが、やはり、光秀が何者かはわかりませんでした(笑)。


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天正3年(1575年)から天正7年(1679年)にかけての明智光秀の丹波攻略マップですね。

実際には、明智光秀が攻め落とした丹波の城の数は30城以上あると言われています。

その全部とはいきませんが、ほとんどを、去年から今年にかけて、わたし、攻めてます(笑)。

また、随時アップしていきますね。


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で、こちらは、先日の稿で紹介した亀山城跡の外堀沿いにある南郷公園に建てられた光秀像のレプリカ

カーボン製だそうです。


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肖像画に似ているといえば似ているし、似ていないといえば似ていない(笑)。


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写真は江戸時代後期に刊行された豊臣秀吉の伝記『絵本太閤記』のなかの「光秀連歌の図」

天正10年(1582年年)5月24日(あるいは28日)に行われたとされる愛宕百韻のときの絵ですね。

有名な「ときは今 あめが下しる 五月かな」の発句で始まった連歌の会です。


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そして、こちらは明治元年(1868年)に一魁斎月岡(月岡芳年)によって描かれた「本能寺合戦」浮世絵

中央に安田宅兵衛(安田国継)と戦う森蘭丸が描かれています。


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展示を一通り見終わって、外に出ました。

北側の景色です。

正面の山の奥の山に愛宕百韻が詠まれた愛宕神社があります。

天正10年(1582年年)5月27日、愛宕神社に参拝した光秀は、何度も何度もおみくじを引いたと伝えられます。


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最後に、光秀大河物産館に立ち寄ってTシャツマグカップを買いました。

「てきは本能寺にあり」

今年の夏、これ来て京都を歩こうかな(笑)。


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展示内容はドラマが進むごとに、バージョンアップする予定だそう。

物語後半に、もう一回来てもいいかもしれませんね。




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by sakanoueno-kumo | 2020-03-21 08:30 | 京都の史跡・観光 | Trackback | Comments(2)  

Commented by heitaroh at 2020-03-23 17:11
これ、大河ドラマがあるとどこも作りますが、あくまで簡易なものにしとかないと。
天地人の翌年だったかに新潟県のそれに行きましたが、誰一人いませんでしたよ。
専門の箱物とか建てちゃうとあとが・・・。

ちなみに、Tシャツ・・・「てきぱきに本能あり」かと思いました(笑)。
貴兄らしいなぁと。
Commented by sakanoueno-kumo at 2020-03-24 00:11
> heitarohさん

わたしも、『真田丸』の翌年に九度山を訪れて、大河ドラマのテーマ館に行きましたが、わたししか見学者はいませんでした(笑)。
居心地悪かったです(苦笑)。
その意味では、ここは京都府立京都スタジアム内の特設会場ですから、会期が終わったあとは別の催しに様変わりすると思います。

<てきぱきに本能あり

いわれてみれば確かに(笑)。
でも、それが私らしいというのはよくわかりません(笑)。

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