丹波岩本城跡とその下屋敷跡の妙法寺。
丹波市西北の青垣町に、かつて岩本城がありました。
岩本城は現在の丹波市立青垣中学校の裏山にあったといいます。
写真の山が岩本城が築かれていたとされる山です。
登山口を探してみたのですが見当たらなかったので、山城攻略は諦めて、岩本城下屋敷跡と伝わる妙法寺を訪れました。
妙法寺です。
岩本城は、同じく丹波市青垣町にあった山垣城を築城した足立遠政が関東から地頭職として氷上郡佐治荘に入部した際、最初に居を構えた城と伝わります。
その後、遠政は山垣城を築城し、本拠を移しました。
天正7年(1579年)の明智光秀の丹波攻めの際、当時の岩本城主・足立基則は黒井城の赤井直正の配下になることを嫌い、明智方につきました。
光秀が羽柴秀吉に敗れたあと、羽柴軍の残党狩りに際し、一族の存続を願い出て自刃したと伝わります。
ここを訪れたのは令和2年(2020年)4月5日、桜が満開でした。
これは山桜でしょうか?
妙法寺近くに、立派な枝垂れ桜を見つけました。
実に見事な枝垂れ桜です。
しばし桜鑑賞。
もっとも、このとき世の中は新型コロナウイルスの話題一色の時期で、この日は全国7県に緊急事態宣言が出される2日前。
世の中、桜鑑賞どころではない時期だったんですけどね。
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by sakanoueno-kumo | 2020-10-08 01:09 | 兵庫の史跡・観光 | Trackback | Comments(0)