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明智越え その1 <JR亀岡駅~登山口>

京都府亀岡市の保津町から京都市右京区水尾に続く保津川左岸の尾根沿いの山道は、古くから「明智越え」と呼ばれ、現在はハイキングコースとなっています。

「明智越え」「明智」は、言うまでもなく明智光秀のことで、天正10年6月2日(1582年6月21日)の本能寺の変の際、この道を通って織田信長のいる本能寺に向かったという伝承から、そう呼ばれるようになったといいます。


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実際には、明智軍の行軍ルートは詳しくわかっておらず、一般的には、現在の国道9号線にあたる老ノ坂峠を越えて沓掛を通るコースを進軍したのではないかというのが通説となっています。

一方、別の説では、1万3000の大軍が同じルートで進軍するには時間がかかりすぎるため、部隊を3つに分け、北、中、南の3方から洛中に向かったという説があり、北から「明智越え」「唐橿越え」「老ノ坂越え」と呼ばれます。

地元の伝承では、このうち明智光秀の本隊が進軍したのが、いちばん北の明智越えルートだったといわれているそうです。


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大河ドラマ『麒麟がくる』の放送が決まってから、約2年間、週末の休みを利用して光秀に関連する丹波の山城めぐりをしてきた私としては、その集大成として、やはりこの「明智越え」を歩かないわけにはいかないと思い、亀岡にやってきました。

もっとも、私が歩いたのはJR亀岡駅からJR保津峡駅に至る約10kmの明智越えハイキングコースで、本能寺跡までではありません。

本能寺跡までだと40kmぐらいになっちゃうでしょうから、私には無理です。

でも、明智軍はこれを武装して7~8時間で行軍しているわけですから、スゴイですよね。


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JR亀岡駅構内にある観光案内所で、「明智越えハイキングコース」の案内図がもらえるので、行かれる方は必ず立ち寄ってください。

目安時間は3時間30分とあります。


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裏には登り口までの案内図もあります。


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亀岡駅前にある令和2年(2020年)1月に竣工したばかりの京都府立京都スタジアム、別名、サンガスタジアム by KYOCERA

ここの特別展示スペースに京都大河ドラマ館があるのですが、以前訪れたので、この日はスルー。


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スタジアムの北側には、標高636mの牛松山がそびえます。

あの山の向こうに、明智光秀ゆかりの愛宕山があります。

明智越えルートは、その右の山です。


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大堰川に架かる保津橋を渡ります。

正面左側の山が牛松山で右側の山が明智越えコースとなる保津山です。


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保津山です。


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保津橋の下を見下ろすと、観光客で賑わっています。


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ここは有名な保津川下りの出発地点となっています。


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ようこそ保津町へ。


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しばらく歩くと、明智越えの誘導表示が現れました。


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のどかな町並みを歩きます。


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正面に見える山が明智越えコースとなる保津山です。


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文覚寺というお寺があります。


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ところどころに誘導板が設置されていて、迷うことはありません。


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「愛宕山」と刻まれた古い石灯籠があります。

明智越えの山道は亀岡から愛宕山へ登るためのルートのひとつであり、「明智越え」の名称は、本能寺への行軍ルートからきたという説と、光秀が愛宕神社に参詣するためにしばしば通ったことから、そう呼ばれるようになったという説もあるようです。


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山に近づくにつれ、だんだん民家が少なくなってきました。


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亀岡駅から歩いて約30分、登山口につきました。

案内板や説明板が複数あります。


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この案内板は劣化が激しく、ほぼ読めません。

作り直しを求めます。


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こちらは説明板。

本能寺の変の2週間前からの光秀の行動が書かれています。

特に、本能寺の変4日前の天正10年5月27日(1582年6月17日)に連歌師・里村紹巴と愛宕山で催した連歌会・愛宕百韻は有名ですが、おそらく、ここから愛宕山へ登ったと考えていいのでしょう。


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こちらは、その愛宕山の説明板です。


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さて、いよいよ山道に・・・といいたいところですが、登山口まででかなり長くなっちゃいました。

「その2」に続きます。




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by sakanoueno-kumo | 2021-01-27 23:11 | 京都の史跡・観光 | Trackback | Comments(0)

 

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