卓球混合ダブルス、水谷・伊藤ペアが日本卓球界初の金メダル!
やりましたね、卓球混合ダブルス!
日本卓球界初の金メダル!!
いやぁ、昨夜はテレビの前で興奮しすぎて、終わったあとも身体が震えていました。
水谷隼選手、伊藤美誠選手、本当におめでとうございます。
振り返れば、前日の準々決勝のドイツ代表との対戦で敗退していてもおかしくありませんでしたよね。
第7ゲームまでもつれ込んだ激戦は、一時1-7と大苦戦するも、そこから驚異の追い上げを見せ、最後は16-14と大激戦を制しました。
あの試合、明らかに美誠ちゃんは精彩を欠いていましたが、1-7とリードされても諦めない水谷選手の姿勢に助けられ、引っ張られ、本来のキレを取り戻していく美誠ちゃんその姿は、素人目に見てもはっきりわかりました。
「水谷選手とだから勝てた」と涙ながらに語った美誠ちゃんの試合後のインタビューが印象的でした。
あれ、本音中の本音だったでしょうね。
そして同日夜に迎えた台湾代表との準決勝では、昼間のドイツ戦とは打って変わって美誠ちゃんのプレーが冴えまくり、逆に水谷選手を引っ張っているようにすら見えまました。
結果は4-1の圧勝。
今度は涙はなく、笑顔のインタビューでしたね。
伊藤美誠選手といえばメンタルが強いイメージがあるのですが、それでも、オリンピックとなるとメンタルに左右されること大なんですね。
で、向かえた中国代表との決勝戦。
準決勝の勢いでいけば、中国相手でも決して引けを取らないんじゃないかと思いきや、第1ゲームを5-11で落とすと、第2ゲームも7-11と連取され、まざまざと力の違いを見せつけられた感じでした。
今までなら決定打になっていたはずのショットを返されてしまう。
しかもそれが、ただ返されるだけじゃなく、厳しいコースに返されてカウンターになっちゃう。
やっぱ、卓球王国中国の壁は厚いのか・・・と思いきや、第3ゲームを接戦のすえ11-8でものにすると、やはり、中国側もメンタルが崩れ始めたのかミスが見え始め、第3、4ゲーム共11-9で連取し、一気に王手を掛けました。
もしかしたら、このまま金メダル・・・・と思ったものの、やはりそこはそれほど甘くなく、第6ゲームを6-11で落としたときには、やっぱり中国は強いのか・・・と思いましたね。
ところが、向かえだ最終第7ゲームの水谷、伊藤コンビは、もはや神憑りとも思えるほどのスーパープレーを繰り広げ、いきなり8ポイント連続奪取。
もうテレビの前で拍手しまくりでしたが、ただ、8-0でリードしていても、相手が中国だけに、まだ油断できない気がしていました。
でもそれは水谷選手も美誠ちゃんも、同じだったでしょうね。
案の定、そこから少し追い上げられましたが、気持ちが切れなかった日本が、結果、11-6で激闘を制しました。
見事な決勝戦だったと思います。
いい笑顔ですね。
卓球がオリンピックの正式競技となった1988年のソウルオリンピックから前回のリオデジャネイロオリンピックまで、日本は中国相手にシングルス19試合、ダブルス7試合の26戦全敗だったそうですね。
27試合目にしての初勝利が決勝戦で、しかも待望の金メダル。
最高の結果です。
水谷選手に至っては、前回のリオでは団体戦で銀、シングルスで銅と2つのメダルを獲得した日本のエースだったものの、今回は自らが主戦場としていたシングルス代表は、張本智和選手、丹羽孝希選手に奪われてしまい、悔しい思いをしていました。
それだけに、この金メダルの喜びもひとしおだったでしょう。
オリンピックの卓球の表彰式で、初めていちばん高いところに日の丸が掲げられ、君が代が流れました。
残念なのは、大勢の観客の前での表彰式をさせてあげたかったですが、仕方がないですね。
これで、中国にも勝てるということが証明されました。
シングルス、そして団体戦もこの勢いに乗っかってほしいですね。
個人的には、3度目のオリンピックの石川佳純選手に、日本女子選手初のシングルスでのメダル獲得を期待しています。
もちろん、美誠ちゃんも。
とにもかくにも、金メダルおめでとうございます。
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by sakanoueno-kumo | 2021-07-27 15:56 | 他スポーツ | Trackback | Comments(0)