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鎌倉殿の13人 キャスト&プロローグ

次の日曜日から、令和4年(2022年)の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が始まります。主人公は北条義時。鎌倉幕府の2代執権ですね。源頼朝の妻・北条政子の弟です。鎌倉時代の北条氏といえば、源氏将軍が3代で途絶えたあと、執権家として幕府を率いたということぐらいは、中学校の歴史の授業で習ったので広く知られていると思います。ただ、なぜそうなったかというと、頼朝亡き後、2代、3代将軍が若年だったため、その母である政子とその父・北条時政、そして義時がサポートし、その後、当然のごとく幕政を引き継いだ・・・ぐらいに思っている人が多いのではないでしょうか。ところが、事はそんな簡単な歴史ではなかったんですね。北条執権体制が確立されるのは、第4代執権の北条泰時御成敗式目を制定してから。それまでは、数々の謀略、暗殺、謀殺、誅殺といったドロッドロの殺戮史が展開されます。そこを、脚本の三谷幸喜さんはどう描くのか。たぶん、三谷さんの描く物語ですから、陰湿なものにはならないでしょうが。


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 タイトルの13人」とは、源頼朝の死後、「十三人の合議制」を構成した御家人たちのこと。列挙すると、大江広元、中原親能、三善康信、二階堂行政、梶原景時、足立遠元、安達盛長、八田知家、比企能員、三浦義澄、和田義盛、そして北条時政、義時父子の計13人です。ただ、この13人の合議制は、実はそれほど機能していませんでした。ドラマのタイトルを『鎌倉殿と北条義時』とせず『鎌倉殿の13人』としたのは、どういう狙いなのか。三谷さんの手腕、楽しみですね。


 それでは、現在発表されているキャストを見てみましょう。


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北条家

北条義時・・・・・・・小栗旬 ※「13人」のひとり。

北条時政・・・・・・・坂東彌十郎 ※義時の父。「13人」のひとり。

りく・・・・・・・宮沢りえ ※義時の継母。

北条宗時・・・・・・・片岡愛之助 ※義時の兄。

北条政子・・・・・・・小池栄子 ※義時の姉。源頼朝の妻。

実衣・・・・・・・宮澤エマ ※義時の妹。

源氏

源頼朝・・・・・・・大泉洋 ※鎌倉幕府初代将軍。

千鶴丸・・・・・・・太田恵晴 ※頼朝と八重の息子。

源頼家・・・・・・・金子大地 ※頼朝と政子の嫡男。

大姫・・・・・・・難波ありさ 南沙良(幼少:落井実結子) ※頼朝と政子の娘。

源義経・・・・・・・菅田将暉 ※頼朝の異母弟。

源範頼・・・・・・・迫田孝也 ※頼朝の異母弟で義経・全成の異母兄。

阿野全成・・・・・・・新納慎也 ※頼朝の異母弟で義経の同母兄。

義円・・・・・・・成河 ※頼朝の異母弟で義経の同母兄弟。

源行家・・・・・・・杉本哲太 ※頼朝らの叔父。

亀・・・・・・・江口のりこ ※頼朝の愛妾。

安達盛長・・・・・・・野添義弘 ※頼朝の従者。「13人」のひとり。

武蔵坊弁慶・・・・・・・佳久創 義経の家臣。

東国源氏

木曾義仲・・・・・・・青木崇高 信濃源氏。

巴御前・・・・・・・秋元才加 義仲の愛妾。

木曽義高・・・・・・・市川染五郎 義仲の嫡男。大姫の婚約者。

今井兼平・・・・・・・町田悠宇 義仲の家人。

武田信義・・・・・・・八嶋智人 ※甲斐源氏の棟梁。武田氏初代当主。

坂東武士とその家族

伊豆国の豪族

伊東祐親・・・・・・・浅野和之 義時の母方の祖父。

善児・・・・・・・梶原善 伊東祐親に仕える下人。

八重・・・・・・・新垣結衣 伊東祐親の娘。頼朝の最初の妻。

河津祐泰・・・・・・・山口祥行 伊東祐親の嫡男。

伊東祐清・・・・・・・竹財輝之助 伊東祐親の次男。八重の兄。

工藤祐経・・・・・・・坪倉由幸(我が家) ※伊東祐親の甥。

工藤茂光・・・・・・・米本学仁 ※伊豆国の武士。恰幅が良い。

仁田忠常・・・・・・・高岸宏行(ティモンディ) 伊豆国の武士。

江間次郎・・・・・・・芹澤興人 八重の再婚相手。

堤信遠・・・・・・・吉見一豊 山木兼隆の後見役。

武蔵国の豪族

比企能員・・・・・・・佐藤二朗 頼朝の側近。「13人」のひとり。

道・・・・・・・堀内敬子 比企能員の妻。

比企尼・・・・・・・草笛光子 ※比企能員の義母。源頼朝を乳母として支える。

畠山重忠・・・・・・・中川大志 若手御家人の筆頭。

足立遠元・・・・・・・大野泰広 ※公文所で働く御家人。「13人」のひとり。

相模国の豪族

梶原景時・・・・・・・中村獅童 御家人筆頭。「13人」のひとり。

和田義盛・・・・・・・横田栄司 鎌倉幕府軍事長官。「13人」のひとり。

三浦義澄・・・・・・・佐藤B 三浦党の惣領。「13人」のひとり。

三浦義村・・・・・・・山本耕史 ※義澄の嫡男。義時の盟友。

岡崎義実・・・・・・・たかお鷹 ※頼朝の父義朝の館跡を守る。

土肥実平・・・・・・・阿南健治 相模国の豪族。

山内首藤経俊・・・・・・・山口馬木也 相模国の武士。頼朝の乳兄弟。

大庭景親・・・・・・・國村隼 平家に仕える相模国の武士。

房総半島の豪族

上総広・・・・・・・佐藤浩市 房総半島の豪族。

千葉常胤・・・・・・・岡本信人 下総国の武士。

頼朝の協力者

三善康信・・・・・・・小林隆 ※鎌倉幕府司法長官。「13人」のひとり。

大江広元・・・・・・・栗原英雄 ※鎌倉幕府行政長官。「13人」のひとり。

朝廷

天皇・皇族

後白河法皇・・・・・・・西田敏行 鳥羽天皇の皇子。

以仁王・・・・・・・木村昴 ※後白河法皇の第三皇子。

朝廷の女性

丹後局・・・・・・・鈴木京香 後白河法皇の側室。

公家たち

平知康・・・・・・・矢柴俊博 後白河法皇の側近。

源頼政・・・・・・・品川徹 平氏政権下も朝廷にとどまった源氏。

牧宗親・・・・・・・山崎一 牧の方の兄。

平家

平清盛・・・・・・・松平健 ※平家の総帥。

平宗盛・・・・・・・小泉孝太郎 清盛の後継者。

平維盛・・・・・・・濱正悟 ※清盛の嫡孫。

奥州藤原氏

藤原秀衡・・・・・・・田中泯 ※奥州藤原氏第3代当主。

その他

文覚・・・・・・・市川猿之助 謎の僧侶。

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 主人公の北条義時役は小栗旬さん。大河ドラマは常連の俳優さんですが、主役は初めて。同世代の妻夫木聡さんや松山ケンイチさん、鈴木亮平さんらが主役を演じてきたことを思えば、もっと早く主役をやっていてもおかしくなかった人ですよね。満を持しての登といったところでしょうか? わたし的には、岡田准一さんと小栗旬さんはアラフォー俳優のトップ2だと思っているので、たいへん楽しみです。彼は平成7年(1985年)の『八代将軍吉宗』と平成8年(1986年)の『秀吉』に、子役としても出てるんですよね。38歳にしてすでに大河ドラマ歴26、すごいです。


 源頼朝役は、三谷作品常連の大泉洋さん。頼朝といえば、冷酷な独裁者というイメージと、妻の政子に気を使う恐妻家という相反するイメージがありますが、今回はどんな頼朝になるのか。大泉さんは独裁者より恐妻家のほうが合ってる気がしますね。で、その北条政子役が、小池栄子さん。イメージぴったりですね。政子の尻に敷かれている頼朝の姿が目に浮かびます。


 源義経役は菅田将暉くん。この人はいつか大河の主役をやってほしい、というか、やるだろう人ですが、今回は義経役ということで、前半の見せ場を作る役どころです。楽しみですね。もっとも、わたし的には、義経役は同世代の神木隆之介くんで見てみたかったなぁと勝手に思っていました。というのも神木くんは子役時代に平成17年(2005年)の『義経』で、その幼少期を演じたじゃないですか。かつて『秀吉』石田三成の幼少期を演じた小栗旬さんが、平成21年(2009年)の『天地人』で、再び大人の石田三成を演じたことで話題になりました。今回もそれをやってほしかったなぁ、と。まあ、ただの個人的な妄想ですが。


 後白河法皇役はミスター大河ドラマ西田敏行さん。近年は怪我病気が重なって脚の調子が悪いと聞きますが、法皇役なら御簾のなかで座っているだけで演じられますから、西田さんがキャスティングされたのでしょう。西田さんといえば、大河ドラマの主役を4作品、出演は13作品と、まさに大河ドラマは西田さんあっての歴史と言っていい俳優さん。今回14作品目の出演。おそらく存在感を発揮してくれることでしょう。


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 大河ドラマといえば、戦国、幕末をやってりゃ、そこそこ視聴率が取れる。たまに違う時代をやると、視聴率が下がるというのがこれまででした。特に中世はあまり人気がないようで、平成24年(2012年)の『平清盛』は、当時の視聴率ワースト記録を更新しました。わたし的には、すっごく面白かったんですけどね。ただ、この時代はなんとなく暗く陰湿なイメージがあって、イマイチ視聴者を惹きつけないのでしょう。時代的にあまり魅力的じゃないんでしょうね。そこを三谷さんがどう料理するか。これまで三谷さんの2作品は、幕末の『新選組!』、戦国の『真田丸』と、時代的にも主人公的にも人気の高い題材でした。今回は不人気な鎌倉時代が舞台で、主人公もイマイチ認知度が低い北条義時。三谷さんの手腕、楽しみですね。



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by sakanoueno-kumo | 2022-01-04 12:01 | 鎌倉殿の13人 | Trackback | Comments(6)  

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Commented by kumikokumyon at 2022-01-05 07:19
登場人物を書き並べるだけでもお疲れになってでしょう?
義経に3人も同腹の兄弟がいたとは知りませんでした。
この時代は人気がない?のでしょうか。私的には義経始め清盛や木曽義仲などなど歴史に興味を持つきっかけとなった人物が多い時代で好きですけど。
さてどこからドラマは始まるのか?
日曜日が待ち遠しいです。
Commented by sakanoueno-kumo at 2022-01-05 13:44
> kumikokumyonさん

正月休み中は暇だったので、ビール飲みながら入力しました(笑)。

戦前や昭和の時代は、牛若丸と弁慶などは講談や歌舞伎、能、人形浄瑠璃などの題材になって人気を博していましたが、昭和の終わり頃になると、『義経記』や『義経千本桜』などは実は虚構に塗り固められたフィクションだということがわかってきて、だんだん描かれなくなってきました。
「判官贔屓」なんて言葉も、今の若い人には馴染みがないんじゃないでしょうか?
あと、源平時代にしても南北朝時代にしても、天皇家の関わりが深いですからね。
戦前と戦後では歴史観がずいぶん変わっていますし、現代でも、センシティブな問題があって描ききれない部分があります。
平成24年(2012年)の『平清盛』のときも「王家」という表現が物議を醸して、一部の偏った思想の方々がエキセトリックな反応をしていましたしね。
今回の主人公である北条義時も、戦前の皇国史観では天皇や上皇を島流しにした極悪非道な人物として教科書に載っていた人ですから。
わたしは、そういうめんどくさい議論には参加したくないのですが、描き方次第では批判の的となるめんどくさい時代ではあります。
三谷さん、お手並み拝見ですね。
Commented by waku59 at 2022-01-07 21:37
鎌倉時代というと「暗い」というのがこれまでのイメージだったのですが
なにせ三谷幸喜さんですからきっと上手に描いてくれるのでしょうね。

あの時代が持つ特有の暗さ(陰湿さ?)をいい意味で失わせずに
新しい鎌倉の物語が創造できればいいと期待しています。

今年もよろしくお願いいたします。
Commented by こにゃんた at 2022-01-08 20:04 x
神木隆之介は清盛の時に既に成長した義経を演じてますからね。

今回の菅田将暉の義経。
雰囲気的にはピッタリな気がします
Commented by sakanoueno-kumo at 2022-01-09 15:20
> waku59さん

そうですね。
いわゆる歴史の醜い部分も美化せずに描いてほしいと思いますが、暗く陰湿な演出になると、ドラマとして魅力的じゃなくなる。
三谷さんなら、そこを上手く料理するんじゃないでしょうか。
楽しみですね。
Commented by sakanoueno-kumo at 2022-01-09 15:25
> こにゃんたさん

そうでしたね。
忘れてました。
でも、義経の最後までは描いてないですよね。
今回は最後まで描かれるはずですから、神木くんに義経の生涯を完結してほしかったなぁと。

菅田くんの義経は楽しみですね。
ただ、彼は大河の主役を演じるべき俳優さんだと思っているので、ちょっともったいないかなぁと。
まあ、脇役でも引き受ける彼の役者魂は素晴らしいと思いますが。

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