武蔵滝山城攻城を歩く。 その2 <二ノ丸・中ノ丸>
「その1」のつづきです。
滝山城跡西馬出を過ぎて二ノ丸に向かいます。

二ノ丸西側の堀切。

二ノ丸南側に設置された案内板です。

二ノ丸に上ってみましょう。

二ノ丸です。
ここを訪れたのは夏真っ盛りの令和4年(2022年)8月6日。
雑草が生い茂っていて、曲輪の広さとかがわかりづらいですね。

写真では伝わりづらいですが、パンフレットによると、滝山城で最も防御性が優れているのが二ノ丸で、3ヶ所の虎口にはすべて馬出を備え、集中的な防御の構えが認められます。
ここが防御の要の曲輪だったようですね。

ただ、草ボーボーでよくわかりません。

二ノ丸の北側には中ノ丸があります。
上の写真は二ノ丸から堀切越しに見た中ノ丸切岸。

二ノ丸北側に設置された中ノ丸南側防御の説明板。
二ノ丸と中ノ丸の間に大きな空堀があるのがわかります。

その空堀です。

写真右が二ノ丸、左が中ノ丸です。
切岸が高い。
中ノ丸に上ってみましょう。
道は舗装されていますが、形状はしっかり内枡形です。
中ノ丸です。
ここは草が刈られていて、その規模がわかりやすいですね。
「その1」でも述べたとおり、現在残る遺構は永禄元年(1558年)頃に北条氏照が城の大改修を施したときのものと考えられます。
その3年後、上杉謙信が小田原へ侵攻してきたとき、北条氏康と氏照らが撃退していますが、このときは滝山城が戦場になったという記録はありません。
中ノ丸に設置されている看板。
中ノ丸には何やら建物があり、そこに続100名城のスタンプがあります。
中ノ丸北側に、眺望が利く場所があります。
中ノ丸からの北側眺望です。
ただ、土地勘のない関西人のわたしとしては、これがどこの景色かわかりません。
中ノ丸の説明板。
本丸の次に重要な曲輪とありますね。
その中ノ丸を降りて、本丸に向かいます。
向こうに木橋が見えますね。
滝山城で最も有名なロケーションですが、長くなっちゃったので、つづきは「その3」にて。
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by sakanoueno-kumo | 2023-06-23 20:28 | 東京の史跡・観光 | Trackback | Comments(0)