紅葉が美しい篠ノ丸城跡を歩く。 その1 <もみじ山>
今回は2年前の紅葉の季節に訪れた、西播磨の篠ノ丸城です。
篠ノ丸城は播磨国守護の赤松氏庶流の宇野氏の城と伝わりますが、近年の研究で、その宇野氏滅亡直後、あの黒田官兵衛孝高が入城したのではないかとも言われている城です。

篠ノ丸城は、宍粟市山崎町の最上山北の通称「一本松」山頂に築かれた山城です。
その山麓には、兵庫県下で最も紅葉が美しいといわれる最上山公園(通称もみじ山)があります。

ここを訪れたのは令和3年(2021年)11月20日。
紅葉がいちばんきれいな時期を狙ってきました。

城跡に登る前に、まずは紅葉狩り。

説明板です。
「黒田官兵衛が最初の居城としたとされる」と書かれていますね。
補足すると、あくまで一説です。

日本のカエデ約3,000本を中心に、公園周囲には世界各国のカエデ約400本も植栽されているそうです。

日本の紅葉の名所100選にも選ばれています。

「紅葉」って書いて、「こうよう」と「もみじ」という2つの読み方がありますよね。
わたしの勝手な認識ですが、「紅葉(こうよう)」は、秋になって寒暖差が激しくなると起こる自然現象、つまり、枯れ落ちる間際の色づいた葉っぱすべてを総称した言葉で、「紅葉(もみじ)」は、赤く色づいた楓(かえで)の別称という解釈です。
ですよね?
であれば、なんで同じ漢字にしちゃったんでしょうね。
読み方が変わると意味合いも違ってくるので、使い分けが難しいですよね。
「紅葉(こうよう)」はいいとして、「もみじ」は、「紅楓」と書いた方が良かったように思うのですが・・・。


紅葉狩りに説明文は不要ですね。

もみじ山公園の案内マップです。

もみじ山からの眺望。


京都の紅葉の名所などに行くと、たしかにきれいですが、それ以上に人、人、人、人で、紅葉を観に来たのか人を見に来たのかわからないぐらいですよね。
あっちもこっちもデカい声でしゃべるお隣の外国人の方々ばかりで、ウンザリします。
その点、ここは紅葉の名所といっても、それほど人は多くなく、外国人もあまりいません。

ってことで、紅葉狩りを堪能したので、いざ山頂の城跡へ。
「その2」につづきます。
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by sakanoueno-kumo | 2024-01-30 20:45 | 兵庫の史跡・観光 | Trackback | Comments(2)