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女子高生ナックルボーラー吉田

Excite エキサイト : スポーツニュース

テレビ・ラジオ等でもかなり話題を集めているようです。
関西独立リーグの広告塔になりそうですね。
実際の実力はどうか楽しみです。
わたしは、休日に小学生相手に少年野球の指導者をしています。
子供が少ない昨今、どこのチームも昔に比べて人数が少なくなり、女の子がレギュラーで試合に出場している場合も珍しくありません。
試合に出られれば楽しくなり、当然上達もします。
これから先、こういう女の子がたくさん出てきても不思議ではないでしょうね。
でも、中学以降、女の子が野球を続けるにはあまりにも受け皿が少ないのが現状です。
ソフトボール部に入るか、野球をやめてしまうか・・・。
野球を続けたい女の子にすれば、諦めざるを得ない場合が多く、かわいそうですね。
吉田さんの今後の活躍次第では、そんな女の子たちの道が新しく出来るかもしれません。

頑張ってほしいですね。

以下、記事本文引用
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女子高生ナックルボーラー吉田_e0158128_15482717.jpg 来年4月に開幕する関西独立リーグのドラフト会議が16日、大阪市内で行われ、吉田えり投手(16=川崎北2年)が神戸に7位で指名された。今月下旬に仮契約を交わす予定で、男子プロと一緒にプレーする史上初の女子プロ野球選手が誕生する。年明けには神戸に移住し、転校も検討。サイドスローから繰り出す水原勇気ばりの「魔球ナックル」が野球界の常識を覆す。

 歴史に名を刻んだ女子高生は茶髪にブレザー、ひざがのぞくスカートの制服姿で会見場に現れた。テレビカメラ6台、無数のフラッシュ攻勢に吉田は「凄くうれしい。びっくりした。とても緊張して頭が真っ白です」と日焼けした顔をほころばせた。

 ナックルが指名の決め手となった。今月2日からの関西独立Lトライアウトで1次、2次を女子で唯一突破。実戦形式の最終選考では1回を無安打無失点に抑えた。ただキャピキャピぶりは普通の16歳と一緒だ。同席した元阪神投手、神戸・中田良弘監督が「ナックルがよく落ちる。トライアウトで答えを出したので戦力になると思った」と答えると、吉田は49歳指揮官をつかまえ「ちょっとイケメンかなと思った」とデレデレ。宝物の携帯で「友達に“指名もらっちゃったよ”ってメールしました」とも話した。

 それでも野球への情熱は人一倍だ。「女の子と男の子で意識しちゃう部分もあってキャッチボールの相手がいなかった。辞めようと思ったことはあった」。だが中学3年夏に、漫画「野球狂の詩」を愛読する父・勇さん(45)からレッドソックスのベテラン右腕・ウェークフィールドのビデオを見せてもらい「ナックルで男の人を打ち取りたい」と決心。川崎北野球部には体力的な事情もあり在籍できなかったが、女子野球の道には進まず、クラブチームを経てプロ入りにたどりついた。

 全選手に一律年俸180万円を支給するチームは、環境面でも吉田に全面支援を約束した。こちらもプロ野球初の女性オーナーとなる広田和代さんは「球団職員の家に下宿させることになると思う」。神戸入りに伴い転校することになるが「単位制や通信制で高校卒業資格を取れるようにしてあげたい」と配慮する。

 入団が決定すれば2月の合同自主トレからチームに合流。「いつかはプロ(NPB)でやってみたい」。夢をあきらめなかった吉田が、小さな手で大きな夢をつかんだ。

 ◆吉田 えり(よしだ・えり)1992年(平4)1月17日、川崎市生まれの16歳。小2から野球を始める。中川西中では軟式野球部に所属し、一塁のレギュラー。川崎北に進学後、硬式クラブチーム「千葉熱血MAKING」や「西多摩倶楽部」でプレー後、現在は女子野球のクラブチーム「朝日トラスト」に所属。家族は両親と兄。1メートル55、50キロ。右投げ右打ち。

by sakanoueno-kumo | 2008-11-17 15:51 | プロ野球 | Trackback | Comments(0)  

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