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戦艦大和の引き揚げ計画

戦艦大和の引き揚げ計画 東シナ海から、母港の呉

戦争を知らない私たちの世代は、映画やテレビなどでしか知らない連合艦隊の象徴ともいえる「戦艦大和」の引き揚げと聞くと、否が応でも好奇心が高ぶる。
しかし、引き揚げることがいいのかどうか、私にはわからない。
ずいぶん昔にテレビのドキュメンタリー番組で観たことがあるが、沈没した大和発見当初にも引き揚げの計画があったらしい。
しかしそのときは、莫大な経費が掛かるということと、何より遺族や関係者の方々から、「大和は戦死者たちが眠る海の墓標であり、彼らとともに海底で静かに眠っているのだから、そっとしておいてほしい。」という声が少なくなく、一部の遺品のみの引き揚げに留めたとか・・・。
戦後60年以上経った現在、また引き揚げ計画が浮上するというのは、大和乗員の遺族や関係者の方々が少なくなったということなのだろう。

船全体の引き揚げには数百億の経費が掛かるという。
このまま海中に放置しておけば、やがて海の藻屑と消えるのだろう。
後世に語り継ぐためにも、引き揚げて保管するという計画も理解できないではないが、関ヶ原の合戦や応仁の乱とは違う。まだ64年しか経っていない。
せめて遺族の方々が生きておられる間は、今のままにしておけないものだろうか?

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以下、記事本文引用
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戦艦大和の引き揚げ計画 東シナ海から、母港の呉
 64年前の太平洋戦争末期、東シナ海で沈没した戦艦大和の主砲などを引き揚げる構想が、母港の広島県呉市で持ち上がっている。過去2回の潜水調査でラッパや食器など約100点が回収されたが、船体の一部が引き揚げられれば初めて。戦争の悲惨さを後世に伝え、地域活性化にもつなげようと呉商工会議所が計画。沈没した4月7日に呉市海事歴史科学館なども加わって実行委員会を立ち上げ、数年中の着手を目指す。

by sakanoueno-kumo | 2009-01-31 22:16 | 歴史考察 | Comments(0)  

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